2022年12月16日

床暖房の取付・修理の費用相場とポイント

床暖房の取付・修理の金額・費用・価格・相場の目安をご紹介しています。 豊富な施工事例と価格相場を参考に、リフォマなら、床暖房新設・交換のリフォーム・修繕に対応できる、施工事例豊富な地域工務店を簡単に探して見積を依頼できます。 「地域最安値」で床暖房の取付・修理しましょう。

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床暖房の取付・修理の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 床暖房の取付・修理 を行う場合の概算費用です。

電気式床暖房取付
300,000円〜600,000円
温水式床暖房取付
600,000円〜800,000円
ボイラー交換
200,000円〜300,000円

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床暖房取付・修理のポイント

床暖房取付

床暖房は冬場の足場を暖かくするためのリフォームで、床下に温水を流したり、床下をヒーターで暖めたりすることで、冬でも床の冷たさを感じることができずに暮らすことができるようになります。 現在の床材を取り除いて新規で施工することもできますし、現在の床材をそのまま利用して施工することもできます。 エアコンなどと違い風を送ることがないため、ホコリ等が部屋を舞わないというメリットがあるリフォームです。

床暖房には大きく2種類ある

床暖房取付

床暖房は電気式温水式の大きく2種類に分けられます。

電気式には蓄熱材を使う方式と、使わない方式があります。 電気式は施工が比較的簡単で、メンテナンスがほとんど必要ないというメリットがあります。 立ち上がりも早く、すぐに暖かくなるということも魅力の一つですが、時間あたりにかかる光熱費は温水式より高めです。

温水式は電気・ガス・石油などで沸かした湯を、床下のパイプに循環させて温める方式です。 電位式より立ち上げ時間が早く、光熱費が安くつきます。

床暖房を取り付ける方法について

床暖房

施工方法には既存の床材を剥がして張る方法と、剥がさずに上からヒーターと専用フローリングを重ね張りする方法があります。 重ね張りは、騒音やホコリによる室内の汚れがほとんどない上、工期も短く済むので住みながらの床暖房後付けリフォームもできます。 ただし、既存の下地板及び床組に劣化などの問題があれば、床下地材の交換または補修が必要となるので、既存のフローリング材も剥がす必要があるなど、状況によって施工方法を選択することが大切です。

温水式が効果になる理由

温水式はこれらに加えて、温水を作り出す熱源機の設置と、熱源機と床材を繋ぐ配管工事も必要となるため、工事が大掛かりになり、初期費用が高くなります。 また、通常1年に1回、ガスボイラーの点検や、床下配管内の不凍液の交換など、メンテナンスが必要です。 ※電気式はメンテナンスが比較的楽です。

温水式の最大のメリットは光熱費が安く済むということでしょう。

電気式か、温水式かを選択する際には、床暖房を設置する規模と生活スタイルで決めると良いでしょう。 例えば、複数の部屋や、1部屋でも20畳以上の広い部屋に施工する場合、つけっぱなしにする時間が長い場合は温水式。 1~2部屋のみに施工する場合や、朝夕程度の利用の場合は電気式といった感じで選択することをお勧めします。

床暖房の敷設は、床全体ではなく部分的にするのが一般的で、室内全体を床暖房で暖めるには、床面積の70%程度が適切とされています。

床暖房を設置する前に家具の配置を決めておくと良い

また、ソファーやベッド、大きな家具などの下には床暖房は必要ないので、事前に家具の配置が決まっている場合は、光熱費を抑えるためにもそれらの下には敷設しないことをお勧めします。 床暖房敷設面積が床面積の50%であっても、上手な配置計画であれば十分な暖房効果が得られると言われています。

部屋によっては全体を暖めるまでの必要もない場合もあるでしょう。 例えばキッチンにはシンクの前だけに敷設といったこともできます。 ただし、断熱材や防湿層を適切に敷いておかないと暖房効果が下がってしまうので施工前にきちんと確認しておく必要があります。 各ご家庭のニーズに合った床暖房の取付がより良い形で実現できるように、複数の業者さんに相談して見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

床暖房の取付・修理の費用相場

ここで床暖房にかかる費用について見ていきましょう。 電気式と温水式で値段が変わります。 なお施工期間の目安は部屋の広さにもよりますが、3~5日程度です。

床暖房の取付にかかる値段(本体価格+作業費)

電気式床暖房取付(8畳)

30〜60万円

温水式床暖房取付(8畳)

60〜80万円

ボイラー交換

20〜30万円

※価格の変動幅は床暖房の本体価格によるものです。

床暖房の取付・修理で費用を抑えるポイント

床暖房取付

床暖房の費用を考えるときには、その工リフォーム費用だけではなくランニングコストも考える必要があります。 例えばリフォーム費用が安い電気ヒーター式の床暖房を導入した場合は、電気代がかかるため、ランニングコストが高くなってしまいます。 反対にリフォーム費用が高い温水式の床暖房を選んだ場合は、ランニングコストを抑えることができます。 目先の費用を安く抑えたいのか、それとも将来的に発生する費用を抑えたいのかを決めるようにしましょう。

また電気ヒーター式でも温水式でも、従来の床材を剥がさずにその上から施工する重ね張り工法を採用することで、費用を抑えることができます。 前提として下地がしっかりしていることが求められますが、床材や下地に問題がない場合、廃棄物も出ず、作業時間も短くなる重ね張りを採用することで、工事費用は大きく抑えることができます。

業者選びにも注意

そしてもうひとつ、床暖房の取付・修理では業者選びも費用を抑えるためには重要になります。 床暖房はメーカーによって価格が違いますし、取り付けを行う業者によっても価格が違います。 何も考えずに近所の業者に依頼するという方法もありますが、費用を抑えたいのであれば、2,3社に見積り依頼をして、コミュニケーションを取りながら業者を選ぶようにしてください。

床暖房の取付・修理を選ぶポイントと注意点

床暖房 床暖房のリフォームを行うときに気をつけたいのが、床暖房の取付作業が2,3日はかかるということです。 多くの場合が、リビングのような生活の中心となる場所をリフォームすることになりますので、生活が不便になることもあります。

床暖房の工事を依頼するときは、家族の生活リズムを考えて、床暖房の取付をしている部屋を使わなくていいように準備するようにしましょう。

床暖房の取付・修理の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 床暖房の取付・修理 を行う場合の概算費用です。

電気式床暖房取付
300,000円〜600,000円
温水式床暖房取付
600,000円〜800,000円
ボイラー交換
200,000円〜300,000円

まずは相談から

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いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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床暖房取付、修理のお役立ちコラム

Q.床暖房取付の際の注意点って?

床暖房は加温熱源によって大きく2種類に分けられ、電気式と温水式があります。

電気式は施工が比較的簡単で初期費用が安いというメリットがありますが、光熱費は温水式よりも高くつきます。 一方、温水式は床材の施工以外にも、温水を作り出す熱源機の設置と、熱源機と床材を繋ぐ配管工事も必要となるため、初期費用が高くなりますが、光熱費は安く済みます。

つけっぱなしにする時間が長かったり、家の複数の部屋など広い範囲を床暖房にする場合は温水式、朝夕程度の利用であったり、1~2部屋だけの設置であれば電気式というふうに、まずは各ご家庭での床暖房使用プランを考えてから選ぶようにしましょう。

床材については、床暖房に適した、耐熱性があって熱を伝えやすいものを使用する必要があります。 一般的なフローリングは、熱に弱いことが多く、熱を加えると反りや割れが発生したり、床に隙間があいたりする場合があるので注意しましょう。 畳やタイル、コルク等も床暖房に適した素材と言えるので、場所によって検討に入れるのも良い手です。

また、床暖房の上に木製品を直接置いてしまうと、木製品を置いた個所に熱がこもり、木製品に変形やひずみが生じたり、床材が変色してしまう場合があります。 特に高価な家具や、精巧な調度品などは注意が必要です。 木製品は直接置かず、下に板などを1枚敷くようにしましょう。 絨毯や厚いカーペット、座布団なども熱がこもりやすいので、床暖房を利用する際には、これらの使用はなるべく控えましょう。

監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。