2017年11月13日

洗面化粧台のリフォーム

洗面化粧台は使用頻度が多い分、痛みや劣化が気になる部分でもあります。また、洗面台自体の不具合や劣化意外にも、もっと効率よく限られたスペースを活用するためにリフォームが検討されることの多い部分でもあります。洗面化粧台のリフォームを考える際、どの程度の費用が必要となり、どの程度の範囲に影響するのでしょうか。ここでは洗面化粧台の種類や費用、リフォームのポイントなどを施工事例と共にご紹介します。

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出典:pixabay.com

洗面化粧台とは

「洗面化粧台」とは、洗面台にドレッサーの機能が備わったものを指します。
ドレッサーとは、化粧品などを収納する引き出しや鏡が備わった化粧箪笥のことであり、鏡台とも呼ばれています。

洗面化粧台の種類には、鏡・収納・照明・水栓が一体になっている「ユニット型」と、カウンターに洗面台を設置し、用途に合わせて収納機能を追加していく「システムタイプ」があります。

最近では、使いやすさを追及し、蛇口がシャワータイプになっているものが多く見受けられます。
シャワータイプであれば、洗面所で軽い洗髪などまで行うことも可能です。

誕生の歴史

ドレッサーの歴史は古く、歌舞伎役者の舞台前の身支度などに利用されてきました。
また、昭和時代には嫁入り道具の一つとして、母から娘へ引き継がれる伝統的なものとしても普及しました。

現在では男女問わず家族全員が使うことを考えて開発され、様々な用途に使いやすいよう洗面化粧台が誕生しました。
洗面化粧台であれば化粧だけではなく、洗面、歯磨き、髭剃りなどの身支度を一か所で済ませることが可能です。

さらに収納という便利な機能が加わっていることで、家族全員が身支度に必要な道具をまとめて置くことができます。
時代の変化とともにニーズが変わったことで、収納以外の優れた機能も続々と誕生しています。

グレードの種類

洗面化粧台を販売している主要メーカーは「LIXIL」「TOTO」です。
両社ともにキッチンやトイレなど、暮らしの水回り商品の開発に強く、洗面化粧台もその一つです。

各メーカーは機能性が抜群なだけでなく素材や美観にこだわったハイグレードな商品と、一般家庭でもリフォームしやすいスタンダードな商品を取り揃えています。

洗面化粧台の費用相場

洗面化粧台設置・リフォームの一般的な相場は、商品の本体価格と設置費用を合わせて15万円~35万円程度です。
各メーカーの商品グレードや、リフォームの条件によっても施工価格は大きく変化します。

グレードでの費用の違い

各メーカーが販売している洗面化粧台で、グレードによって費用にどの程度の差があるのか見ていきましょう。

ハイグレードタイプの洗面化粧台

  • Panasonic L-CLASSシリーズ / ラシス : ¥1,166,800(本体価格+キャビネット据付け)

パナソニックが誇る高級ブランドである、Lクラスシリーズの洗面化粧台です。
美観の高さが魅力で、素材には人造大理石を使用しています。

Lクラスシリーズ自体が、非常に高級仕様なので本体価格だけで60万円を超えます。
一般的な相場を遥かに上回っているので、予算に余裕があり、美観にこだわりたい方向きと言えます。

スタンダードタイプの洗面化粧台

  • LIXIL INAX / オフト :¥250,500(標準セット価格)

リクシルが販売するブランドの中でも標準的なシリーズです。
標準的なセットに、用途や家族構成に合わせて収納機能を追加していくことも可能です。
収納を追加すれば、もちろんその分費用はかさみます。

費用を抑えるポイント

洗面化粧台のリフォームで費用を抑えるポイントは、リフォーム前の状態を活かし、希望に近づけることです。

例えばリフォーム前の洗面化粧台がユニット型で、それをリフォームしたい場合は、ユニット型でサイズの同じものを選べば交換のみで済みます。
しかし、ユニット型からシステム型にしたい場合、サイズを合わせるための施工や壁の撤去作業が入る場合があります。

予算内で希望の施工が行えれば問題ないですが、サイズなどの変更が伴う場合は思わぬ費用が発生し、予算に合わせてプランを練り直す必要が出てきます。

洗面化粧台の位置変更を検討する場合も同様に注意が必要です。
洗面台の設置には水栓、配水管が不可欠ですが、移動したい場所に水栓がない場合は増設の作業が追加で必要となります。
場所によっては設置できない場合もあるので、希望のリフォームと現状にギャップがないか、専門業者としっかり相談しましょう。

施工事例

施工事例①

<Before>

<After>

<リフォマコメント>
大阪府大阪市の洗面台リフォームの事例です。
もともとの概念で言う洗面台を、収納機能を増やしたことで洗面化粧台へとリフォームしました。
浴室が隣りにあり、脱衣所としていた空間に大きな洗面台がありました。

お客様のご要望通り収納を多くするため、大きかった洗面台自体の幅を狭めることで収納スペースを確保すると共に、洗濯機の配置場所も確保しました。 十分な収納を確保したことで、一か所で身支度を済ますことができるようになるり、洗濯機が設置できたことで脱衣所としての機能も上がります。 一つのスペースが身支度・洗面・洗濯・脱衣所として使えるようにすることで、限られた空間を上手く利用し、よりスムーズな動線の確保が可能となります。

まとめ:効率の良い洗面化粧台の実現を

洗面化粧台は、一か所で洗面から身支度まで可能にする機能性が魅力です。
限られた空間を最大限有効活用することができ、家族全員にとっての使いやすさが追求されています。

入浴後のアフターケアはもちろん、朝の身支度等にも家族全員が使うことを考え、より限られたスペースを効率よく使える化粧洗面台を設置しましょう。

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