アクアファニチャーとは
洗面化粧台は高機能な商品に人気があり、メーカーも力を入れて販売しています。 ところが洗面化粧台にそれほど機能を望んでいない人たちもいます。 顔を洗えて歯を磨ければそれでいい。あとは簡単に身支度ができれば十分という人向けの洗面化粧台が「アクアファニチャー」です。
また、玄関や廊下、寝室などに洗面化粧台があると、思った以上に生活が便利になります。 アクアファニチャーはそんな2台目の洗面化粧台に適しています。 シンプルな構造ですので、価格も安く工事にもそれほど時間をかけずに設置することができます。
アクアファニチャーの本体価格
アクアファーニチャーはカウンターの種類でそれぞれ「ハンギングタイプ」「カウンタータイプ」「キャビネットタイプ」の3種類あります。
ハンギングタイプの価格
混合水栓
¥122,800〜
単水栓
¥111,200〜
カウンタータイプの価格
混合水栓
¥150,800〜
単水栓
¥139,200〜
キャビネットタイプの価格
混合水栓
¥146,400〜
単水栓
¥134,800〜
洗面ボール(幅500mm)は全て同じですが、設置方法により「ハンギングタイプ」「カウンタータイプ」「キャビネットタイプ」の3種類が用意されています。 それぞれのタイプは、水栓毎に価格が変わりますが、排水トラップの種類によっても価格が変わってきます。
排水トラップは「USトラップ」「UPトラップ」「ボトルトラップ」の3種類ありますが、「ボトルトラップ」が一番価格が高くなります。
また、「カウンタータイプ」は、カウンターの幅を650mmから900mmの間で自由に調整が可能です。
アクアファニチャーの特徴
アクアファニチャーはコンパクトさを追求した洗面化粧台です。 ただし、小さくても使い勝手が悪くならないための工夫が施されています。 設備ごとにその工夫と特徴についてご紹介します。
こちらのページではパナソニックの洗面化粧台全般の特徴を詳しく解説しているので、ご参照ください。
パナソニック(Panasonic)の洗面化粧台の特徴
コンパクトでも十分な容量の洗面ボール
洗面化粧台をコンパクトにすると、どうしても洗面ボールの大きさも小さくなり、 とても使いづらくなることがよくありますが、アクアファニチャーは十分な容量の洗面ボール(幅500mm)を持たせ、 ちょっとした洗濯物の手洗いくらいなら問題なく行うことができます。
また、形状がスクエア型でとてもシンプルですので、お手入れをしやすいという特徴もあります。
選べる3つのスタイル
アクアファニチャーは洗面ボールを壁面に直付する「ハンギングタイプ」と、洗面ボール周りに物を置くことのできる「カウンタータイプ」、 そして収納スペースを確保した「キャビネットタイプ」の3種類から選ぶことができます。洗面ボールはどれも同じですが、設置方法が異なります。
ハンギングタイプ
最小限のユニット構成で空間が広く見えるカウンタータイプ
洗面ボール周りを広く使うことができるキャビネットタイプ
洗面用品などを収納できる
インテリア性を持たせた色柄
カウンターとキャビネットの扉には、それぞれの3種類のカラーが用意されています。 いずれも主張しすぎない色合いですので、居間や玄関などに設置されていても違和感がありません。 空間全体との調和まで考えて作られているのがアクアファニチャーの特徴のひとつです。
アクアファニチャーの機能
アクアファニチャーは上記で紹介した特徴以外にも、スタイリッシュさを追求した機能がいくつか用意されています。 ここではそんな機能についてご紹介します。
サイズの違う3つのミラー
ミラーは高さが980mmのものから、490mm×490mmのスクエアサイズのものまで3種類用意されています。 ミラーは標準でなくオプションのため、玄関などにはミラーを設置しないという選択も可能です。 自分たちのスタイルに合ったミラーを選ぶことができます。
スタイリッシュなボトルトラップ
洗面ボールや水栓などはとてもスタイリッシュなのですが、 排水トラップがいまいちオシャレではないという人には、ボトルトラップタイプの排水トラップを選ぶことができます。 とてもシンプルな形状をしていますので、居間などに設置しても違和感なく、空間にフィットします。
メリット・デメリット
アクアファニチャーはシンプルな洗面化粧台です。このため他の洗面化粧台のように多機能というわけではなく、 その特性をきちんと理解した上で導入する必要があります。導入してから後悔しないために、アクアファニチャーのメリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。
メリット
- 価格が安い
- お手入れがしやすい
- コンパクトかつスタイリッシュで美しい
アクアファニチャーは多機能ではなく必要最小限の機能で小スペース用の小さな洗面化粧台ですので、 希望小売価格でも10万円台で導入できます。低価格ですので2台目の洗面化粧台としても最適です。 さらにが形状がスクエア型でコンパクトですので、洗面化粧台のスペースがあまりないような家や、 ちょっとした空きスペースにも設置可能です。
デザインがとてもシンプルになっているため、汚れも溜まりにくく、日々のお手入れがとても楽になる洗面化粧台です。
デメリット
- 多機能ではない
- 収納スペースが少ない
もし、洗面化粧台に様々な機能を持たせたいのであれば、アクアファニチャーはおすすめできません。 アクアファニチャーは小スペース用の洗面化粧台ですので、収納スペースも少なく、照明もありません。
洗面化粧台に多くの機能を求めている人の場合には、導入してから後悔する可能性がありますが、 手洗いや歯磨き、簡単な身支度を整えるといったできるだけシンプルに洗面化粧台を使う人には、アクアファニチャーはオススメの商品です。
まとめ
アクアファニチャーはコンパクトさに特化した洗面化粧台です。 メインの洗面化粧台として利用するためには、持ち物を最小限にするなど、生活そのものを見直す必要があります。 それでも、シンプルで美しい洗面化粧台を期待するなら、とてもおすすめの洗面化粧台です。
とても低価格で導入できますので、リフォームのための予算があまりない方や、2台目の洗面化粧台としてもおすすめできる商品です。 シンプルなものが好きだという人は、アクアファニチャーも導入候補のひとつとして検討しておきましょう。
パナソニックのアクアファニチャー以外の洗面化粧台については下記にまとめていますので、洗面化粧台を選ぶ際の参考になさってください。
また、こちらのページでは洗面所リフォームの施工事例やその他お役立ち情報をまとめています。 洗面所リフォームをご検討の方はぜひ参考にしてください。
洗面所リフォームと併せて、お風呂のリフォームを検討している方はこちらのページも参考にしてください。
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