2018年1月16日

TOTO(トートー)のセミオーダー洗面化粧台、「システム・Jシリーズ」の特徴

TOTOの洗面化粧台「システム・Jシリーズ」は、家族構成やライフスタイルに合わせ、洗面化粧台の各アイテムを自由に組み合わせることができるセミオーダーメイドタイプの洗面化粧台です。インテリア性だけでなく、機能性も充実した「システム・Jシリーズ」の価格、特徴についてご紹介します。

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「システム・Jシリーズ」とは

出典:catalabo.org

TOTOの洗面化粧台「システム・Jシリーズ」は、カウンター、洗面ボウル、鏡、キャビネットといった洗面化粧台の基本アイテムを自由に組み合わせ、オリジナルの洗面化粧台にカスタマイズすることができるセミオーダータイプの洗面化粧台です。

洗面化粧台の間口は1mm単位でのサイズオーダーが可能です。
各ご家庭の洗面スペースにピッタリと収まるため、既成の洗面化粧台では難しいような、壁から壁までぴったりとフィットさせることもできます。オーダーメイドや備え付けのような印象に仕上げることができるため、重厚感やラグジュアリー感を与えます。

また多様化するライフスタイル別に用意された洗面化粧台の基本アイテムは、ご家庭のご家族状況に合わせて最適なものをお選びいただけます。

「システム・Jシリーズ」の価格

「システム・Jシリーズ」の【キャビネットタイプ】、【足元オープンタイプ】のおすすめセットプランを元に見た価格は以下の通りです。

※組み合わせるキャビネットやオプションなどにより価格が変わります。 なお、価格は税抜価格となっています。

「キャビネットタイプ」の間口ごとの費用

間口1350mm+18mm

569,000円

間口1800mm

593,400円

間口2400mm+18mm

827,000円

間口1500mm+18mm

864,700円

「足元オープンタイプ」の間口ごとの費用

間口1500mm

624,800円

間口1650mm

392,100円

間口1650mm+18mm

661,050円

間口2000mm

600,150円

参考:TOTO Webカタログ

「システムJシリーズ」の特徴

TOTOの洗面化粧台「システム・Jシリーズ」の一番の魅力は、洗面化粧台の基本アイテムを自由にカスタマイズし、オリジナルの洗面化粧台として設けることができる点です。

足元オープンタイプなら椅子が収納できるため、お化粧もできるようドレッサータイプに仕上がりますし、キャビネットタイプなら大容量の収納が確保できるため、家族の多いご家庭でもすっきりとお使いいただけます。
また、ホテルのような洗練された印象に仕上げたり、洗面ボウルを2つ設けて数人で使えるようにもできます。

キャビネットの間口は750~3150mmまで1mm単位でサイズオーダーでき、様々なご家庭により良い形で対応します。
ご家族状況や使用用途、好みのデザインで理想通りの洗面化粧台が設けられることは、暮らしを豊かにするでしょう。

ライフスタイル別で選ぶ洗面化粧台

「システム・Jシリーズ」でつくる、ライフスタイル別のおすすめプランをご紹介しますので参考にしてみてください。

プラン1:メイクができる洗面化粧台

洗面室でドレッサーのように座ってメイクをしたいという方におすすめなのは、カウンターの足元部分に椅子が収納できる「足元オープンタイプ」です。
ドライエリアとウエットエリアを分けることもでき、ゆっくり椅子に座って身支度ができます。

プラン2:二つの洗面ボウルがある洗面化粧台

朝の身支度をスムーズにしたいという方におすすめなのは、カウンターに二つの洗面ボウルが設けたタイプです。
二人同時に洗面化粧台を使用することができるので、慌ただしい朝も家族が洗面所で混雑することなく、スムーズに支度ができます。

出典:catalabo.org

プラン3:収納力のある洗面化粧台

洗面化粧台の収納を充実させたいという方におすすめなのは、収納力のあるキャビネットタイプのカウンターに加え、洗面化粧台の上部や左右に収納キャビネットを組み合わせたタイプです。

洗面用具やストック品などさまざまなものを収納しておくことができるので、洗面室がすっきりと片付きます。

プラン4:生活感を感じさせない洗面化粧台

生活感を感じさせないホテルのような洗面化粧台を取付けたいという方は、シンプルな色の各アイテムを組み合わせて、スタイリッシュでおしゃれな洗面化粧台にカスタマイズすることもできます。
高級感のある洗面化粧台は、一日の始まりと終わりを心地良くしてくれます。

選べる洗面化粧台の基本アイテムについて

選べる洗面化粧台の各アイテムについてご紹介します。
各アイテムごとにそれぞれ選択肢が豊富にありますので、ご家庭にぴったりなものを選びましょう。

カウンターまわり(カウンター・洗面ボウル・水栓金具)

カウンターまわりでは、透明感があり上質な洗面空間を演出する「システム・J クリスタルシリーズ」と、カラーバリエーションが豊富な人工大理石が特徴の「システム・J シリーズ」の2種類から選ぶことができます。

洗面ボウルはシリーズごとにやや扱いに差がありますが、カウンターと洗面ボウルが一体となった洗面ボウル一体型と、様々な形状の洗面ボウルとの組み合わせが可能なストレート型のどちらかから選びます。

また、カウンターカラーは「システム・J クリスタルシリーズ」では2色から、「システム・J シリーズ」では5シリーズ全13種類から好みに合わせて選ぶことができます。

水栓金具は、水とお湯を使い分け、お湯の無駄遣いを防ぐとともに操作が簡単なシングルレバー混合栓(エコシングル水栓)、洗髪にも便利なシャワー水栓の付いたシャンプー水栓の2種類から選ぶことができます。

カウンター下タイプ(フロアキャビネット)

カウンターのタイプには、カウンター下にニースペースのある足元オープンタイプと収納力が十分に確保されたキャビネットタイプの2つのタイプが用意されています。

基本となる洗面下の「洗面器用フロアキャビネット」に加え、様々な幅や収納タイプの異なるフロアキャビネットが組み合わせられます。

洗面器用フロアキャビネットは、2枚扉タイプや2段引き出しタイプ(ストックカーゴ)、2枚扉に2段引き出しを組み合わせたものがあります。
また、フロアキャビネットには、引出しタイプや扉タイプのキャビネットに加え、ボトル類の収納に適したスライドラックタイプ、洗濯ものの仮置きとして使いやすい網カゴタイプ、引き出すとスツールになるスツール用フロアキャビネットなど種類が豊富です。

カウンター上(鏡・サイドキャビネット)

鏡は「三面鏡」「二面鏡」「一面鏡」の3つのタイプから選ぶことができます。

「三面鏡」には間口調整タイプ全面収納タイプの2種類があり、どちらも両開きが可能なスウイング三面鏡です。両サイドの鏡裏には収納を設けているため、小物類もすっきりと収まります。 全面収納タイプは袖鏡を手前に引き出せるので、メイクやコンタクトレンズの装着が楽な姿勢で行えます。

「二面鏡」は両開きが可能な袖鏡付きのスウイングタイプで、袖鏡裏は収納スぺ―スになっています。

「一面鏡」には、鏡を手前に引き上げ、好きな位置で手元鏡として使用することができるスウイング一面鏡と、間口に合わせて鏡のサイズをカスタマイズすることができるフリーサイズ一面鏡が用意されています。

また、間口サイズ300mmのサイドキャビネットは「タオル収納タイプ」や「コンセント付の扉タイプ」など使い勝手に応じて5つのタイプから選ぶことができます。
カウンターに設置ができるサイドキャビネットは、300mmとコンパクトですが、すぐに手が届く使い勝手の良さが魅力です。

トールキャビネット(フロアキャビネット・ミドルキャビネット)

ミドルキャビネットには、扉のない「オープンタイプ」、扉付きの「扉タイプ」の他、「引き出しタイプ」と3タイプが用意され、幅は150mm、300mm、450mmから選ぶことができます。

トールキャビネットは、フロアキャビネットとミドルキャビネットの2つを組み合わせて作るため、上部と下部でお好きな組み合わせでカスタマイズできます。

ウォールキャビネット・隙間調整部材・カラー(カウンター・扉)

ウォールキャビネットは、デッドスペースになりやすい洗面化粧台上部を有効活用できます。
蛍光灯埋め込みタイプのウォールキャビネットや、高い位置に収納しているものを楽に取り出すことができるクイック昇降ウォールキャビネット、暖房機能や涼風機能、マイナスイオンドライヤー機能のある快適涼暖ウォールキャビネットなど、機能性にこだわったラインナップが魅力です。

デッドスペースを活かした収納にさらに機能面を持たせたウォールキャビネットは、他ブランドではなかなか見られません。

また上部や両サイドにできた隙間を埋める隅間調整部材を取付けると、隙間やキャビネット上部にたまりやすいホコリを防ぎ、見た目もすっきりとして美しい洗面化粧台になります。

その他、カウンターと扉のカラーは、様々な色の組合せで洗面室の雰囲気に合う洗面化粧台へとカスタマイズすることができます。

まとめ

TOTOの洗面化粧台「システム・Jシリーズ」は、各アイテムのデザインや色などがあらかじめ決められている既成の洗面化粧台とは違い、各アイテムを個別に選んでオリジナルの洗面化粧台にカスタマイズすることができるセミオーダーの洗面化粧台です。

「システム・Jシリーズ」はカウンタータイプや収納タイプだけでなく、洗面ボウル、鏡、水栓金具まで全て選んで取付けることができるため、既成の洗面化粧台では実現が難しい各ご家庭の希望する洗面化粧台を実現することが可能です。

収納力があるオリジナルの洗面化粧台の取付けを希望されているご家庭は、TOTOの洗面化粧台「システム・Jシリーズ」を検討されてみてはいかがでしょうか。

TOTOのシステム・Jシリーズ以外の洗面化粧台については下記にまとめていますので、洗面化粧台を選ぶ際の参考になさってください。

また、こちらのページでは洗面所リフォームの施工事例やその他お役立ち情報をまとめています。 洗面所リフォームをご検討の方はぜひ参考にしてください。

洗面所 リフォームのお役立ち情報まとめ

洗面所リフォームと併せて、お風呂のリフォームを検討している方はこちらのページも参考にしてください。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。