2016年9月23日

外壁の防塵塗装をする方は知っておきたい豆知識! メリットと工事方法も解説します

防塵塗装は床の粉塵を防ぐために行うものですが、外壁へ施工するケースもあります。ただし、外壁用の防塵塗料は限られているのが実情です。

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防塵塗装は、もともと工場などの床で施工されていたものですが、外壁にも取り入れられはじめています。
外壁へ防塵塗装するメリットや防塵塗装の方法についてまとめました。

防塵塗装とは?

外部は土埃や粉塵といわれる細かい塵が舞っていますが、外壁に付着すると劣化が進んでしまいます。そこで、塗装によって土埃や粉塵が外壁に付着するのを防ぐのが、外壁の防塵塗装です。

防塵塗装は、もともとは工場の機械室など精密な機器を扱うところをはじめ、倉庫の床、駐車場などで施工されていました。昨今では、これまでよりも低価格帯の防塵塗料が展開されてきたため、住宅の外壁にも防塵塗装が行われるようになってきたのです。

外壁塗装を防塵塗装にするメリット

外壁に防塵塗装を行うことで、外壁に粉塵がつきにくいだけではなく、耐摩耗性が向上して傷がつきにくくなり、経年劣化が進みにくくなるなど、耐久性もアップします。

また、美観的な面では、汚れがつきにくくなり、高圧洗浄機のような強い水圧を用いなくても清掃がしやすくなることもメリットです。防塵塗装自体の費用は掛かりますが、メンテナンス費用や手間を抑えることができて、長い目で考えると費用面でもメリットがあります。

外壁塗装にはどんな種類の塗料があるの?

防塵塗装はもともと床に施工されているものですので、一般的に「防塵塗装用」と打ち出されている塗料は床用です。

防塵塗料は、大きく分けて「水系防塵塗料」と「溶剤系防塵塗料」があり、「水系防塵塗料」の方が取り扱いはしやすいですが、「溶剤系防塵塗料」の方が耐久性は高いです。ただし、床用として販売されている防塵塗料を外壁に使用すると、メーカー保証は受けられないため注意が必要です。

コンクリートやモルタルの外壁に使える防塵塗料には、強化防塵養生剤があります。
クリアな仕上がりのため、質感を損なわずに粉塵を防げます。

また、外壁塗装には様々な塗料があります。こちらの記事では塗装の機能や耐用年数について詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
外壁塗装に使われる塗料の種類とグレードを分かりやすく紹介します

外壁に防塵塗装を使用するときの注意点

床用の防塵塗料を外壁に使用する場合、既存塗料の塗膜の上には塗れない商品が多く、一度塗膜を剥がしてから塗装することになります。ただし、弱溶剤ウレタン系床用塗料の中には、上塗りに適した商品もあります。

コンクリートやモルタルの外壁に強化防塵養生剤を施工する場合には、まず表面の汚れをポリッシャーで洗浄する作業が必要です。その後、スプレーやモップなどで塗っていき、自然乾燥させるだけで防塵機能が備わった外壁になります。

外壁への防塵塗装によって、粉塵を防ぐことができますが、外壁に使用できるものは限られていますので注意しましょう。
汚れ防止の観点から検討している場合には、光触媒塗料なども検討することをおすすめします。

外壁塗装では色々と迷われることが多いと思います。リフォマでは外壁リフォームを行った方にアンケートを実施しましたので、経験者の意見を参考までにご覧なってはいかかでしょうか。
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