外壁が劣化してきたとき、塗装業者に依頼すると費用がかかるため、「自分で塗装できないか」考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、外壁の塗装に必要な道具や塗装方法を解説していきます。
外壁塗装をDIYで行うのに必要な道具は?
外壁塗装で必要となる道具をまとめました。
ローラー
ローラーは広い面を塗るためのものと、窓枠まわりなど細かい部分用として、大・小の2サイズは必要です。
毛の長さにも種類がありますが、凹凸がある場合は毛が長いもの、平滑に塗りたい場合は毛が短いものが向いています。刷毛
ローラーでは塗りにくい細かい部分の処理のために、刷毛もあると便利です。マスキングテープと養生シート、マスカー
窓枠など塗装しない部分を塗料で汚さないよう覆うために使うのがマスキングテープと養生シートです。
マスカーと呼ばれるマスキングテープと養生シートが一体となったものもあります。皮剥き
外壁の剥がれや古い塗膜を剥がすときなどに使うヘラです。高圧洗浄機
外壁を塗装前に洗浄するために必要です。脚立や梯子
高い位置の養生や塗装のために用意しておきます。
DIYでの外壁塗装の方法・手順をご紹介
外壁塗装の方法は、外壁を洗浄した後に養生し、「下塗り」「中塗り」「上塗り」をするという手順です。
外壁塗装をする前に、まずは、外壁を高圧洗浄機を使って清掃します。その後、マスキングテープや養生シートなどで、塗装をしない部分を覆います。外壁にひび割れしている部分があるときには、シーリングなどでの補修が必要です。
つぎに、塗装の段階に入りますが、まずは、下塗り材をローラーや刷毛で塗っていきます。
そして、同様にローラーや刷毛で、仕上げ塗料を中塗りと上塗りの2回塗って完成です。
DIYでの外壁塗装の方法、使用する道具に関しては下記の記事でより詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
DIYで外壁リフォームをしよう!外壁塗装の方法をご紹介
DIYで外壁塗装を行うときの注意点
外壁塗装は一般的な家一軒を塗るのに、30人工ぐらい掛かります。職人3人で10日ほど掛かる計算です。そのため、1人で外壁を塗ろうとしたら、毎日作業をしても1カ月掛かり、慣れない人では2~3カ月程度掛かるでしょう。
また、足場を設置するには費用を要しますし、足場や梯子での作業は落下の恐れもあります。外壁塗装に掛かる時間や危険性を考えると、すべての外壁をDIYで塗り替えするのはあまりおすすめできません。DIYでの施工は、壁の一面だけなど、部分的に塗り替えたいときなどにしましょう。
外壁塗装をDIYでやるには揃える道具も多く、時間と労力を要します。仕事を持っている人が外壁すべてを自分で塗り替えるのは、現実的とはいえないでしょう。また、仕上がりの面でもプロとの差が出やすいといえます。
外壁塗装では色々と迷われることが多いと思いますが、リフォマでは外壁リフォームを行った方にアンケートを実施しましたので、経験者の意見を参考までにご覧なってはいかかでしょうか。
経験者1000人に聞いた外壁リフォームアンケート
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