外壁塗装でみんなが選ぶ塗料はどれ？
外壁塗装に使用される塗料は種類が多いため、どの塗料を使っていいか迷う方も多いと思います。ここでは、多くの人に選ばれた人気の塗料を紹介していきます。
外壁塗装で最も使われている塗料はシリコン系塗料
塗料の種類はいくつかありますが、現在主流になっているのはシリコン系塗料になります。耐久年数が13年程度とそこそこ長く、フッ素系塗料に次いでコストパフォーマンスの高い塗料です。
1回の塗装にかかる費用はフッ素系塗料の8割程度ですので、1回1回に発生する費用が高すぎないと行こともシリコン系塗料が選ばれている理由です。
シリコン系塗料の主流となる液型は？
シリコン系塗料ならなんでもいいわけではありません。シリコン系塗料には3種類の塗料があります。
- 水性1液型：大手メーカーが採用している塗料で、環境への負荷が小さい
- 溶剤1液型：塗料店で扱っている一般的な塗料で、現在の主流となっている
- 溶剤2液型：プロが使うシリコン系塗料のハイグレード仕様
シリコン系塗料の3種類の中で、よく選ばれるのが溶剤1液型ですが、水性1液型も価格が安いため、あえて水性1液型を選ぶ人もいます。標準よりもちょっとでも質を高めようとする人が溶剤2液型を選んでいます。
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外壁塗装で人気の色と色選びのポイント
業者さんに「色はどうしましょう？」と聞かれて、まさか「お任せします」とは言えませんよね。外壁塗装は家のイメージをガラッと変えるチャンスでもありますから、いま流行りの色を取り入れて、古い家を少しでも新しく見せたいところです。
みんながどんな色を選んでいるのか、そして色を選ぶときのポイントについて紹介します。
圧倒的に人気なのはベージュ系
外壁塗装のカラーで一番人気が高いのはベージュです。住宅地を歩いてみると白っぽい色が多いのに気づくと思います。よく見るとそれらはほとんど白ではなく、黄色がかった白、ベージュ系の塗料で塗られています。
ベージュ系が選ばれるのは「無難であること」「ほっとする」という点にあります。色選びで失敗してしまって、周りの家から浮いた感じにしたくない。そんな心理が働くため、強いこだわりがない場合はベージュ系を選ぶことがほとんどのようです。
外壁塗装での色の選び方
いきなり好みの色を決めて「この色で塗ってください」という人もいますが、ほとんどの人は「周辺との調和」を意識して塗装の色を決めています。向こう三軒両隣の家を見て、最も調和しやすい色を選ぶと街並み全体で考えた時に居心地のいい空間を演出することができます。
周りの家だけなく風景も考慮して、木の多い地域であれば、緑やブラウンが映えるナチュラルな薄めの色を選ぶようにしています。基本は周辺との調和を第一に考え、その上で主張しない色を業者さんと話し合って決めることが一般的な色選びの方法になります。
外壁塗装にかけるみんなの予算は?
実は最も気になっているのは、他の方が外壁塗装に使う予算ではないでしょうか。家の大きさや使う塗料によって違うのは分かっていても、それでも塗装にお金をかけすぎていないか、もしくは安っぽい塗料を選んでしまっていないのか気になりますよね。
みんなが外壁塗装にどれくらいの予算を用意しているのか紹介します。
外壁塗装の予算はおおよそ100万円
2013年の調査では外壁塗装工事にかかった費用で81万〜120万円が47.3%となっています。平均でみると100万円がひとつの目安となっています。
100万円で縛ってしまうと、塗料のグレードを下げる必要性がありますので、予算としては150万円用意していることが多いようで、100万円を目標として100万〜120万円以内に落としこむというケースが多く見られます。
あまり安いと二度塗りが必要な箇所が一度塗りにされたりすることもあります。安いに越したことはないのですが、少しでも安くというよりは、少しでも質の高い作業をしてもらい外壁塗装を長持ちさせたい。そう考える人が増えています。
外壁塗装の費用と業者選びの注意点などはこちらで解説しています↓
外壁塗装の坪数ごとの費用相場は？塗装工事をする時に必要な知識が丸わかり！
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