2016年11月1日

外壁塗装でシリコン塗料を使ったときの効果は? メリット・デメリットもご紹介

外壁塗料で使われる塗料の中で、シリコン塗料はフッ素塗料の次に効果的ですが、価格と耐久性などの機能面のバランスが優れているとされています。

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シリコン塗料はコストパフォーマンスに優れるとして、外壁塗装で使われることが多いですが、どんな特徴があるのでしょうか。
シリコン塗料を外壁塗装で使う場合のメリットやデメリット、注意点などについて解説していきます。

外壁塗装におけるシリコン塗料とは?

シリコン塗料とは、シリコン系の合成樹脂を主成分とした塗料をいいます。一般的に外壁塗装に使われる塗料はほかに、アクリル塗料やウレタン塗料、フッ素塗料があります。シリコン塗料はフッ素塗料の次に高価ですが、塗料は価格が高いほど耐久性が高い傾向があり、耐久年数は12年~15年です。**

シリコン塗料は費用対効果に優れているとされ、最近では外壁塗装で使われる塗料の主流となっています。**ただし、シリコン塗料の中にはシリコンの含有率が低く、性能が低い商品もありますので注意が必要です。

外壁塗装でシリコン塗料を使用したときのメリット

シリコン塗料はフッ素塗料ほどの耐久性はないものの、アクリル塗料やウレタン塗料よりも長持ちするため、外壁の塗り替えのメンテナンス回数を減らせることがメリットです。価格が多少高くでも、塗り替えの回数を減らせれば、長い目でみると価格面でも有利となるケースがあります。

シリコン塗料は透湿性が高いのが特徴で、湿気の多い日本の風土にも合った塗料です。シリコン塗料は600℃の熱にも耐えられるほど耐熱性が高く、耐候性にも優れ、汚れがつきにくいこともメリットに挙げられます。シリコン塗料の仕上がりはツヤがありますが、長期間光沢を維持しやすいです。

シリコン塗料は、こうした機能と価格のバランスが優れているとされています。

外壁塗装でシリコン塗料を使用したときのデメリット

一方でシリコン塗料のデメリットとして、付着しにくいことが挙げられます。シーラーやフィラーで適切な処理を行えば、付着しにくさは問題にはなりませんが、重ね塗りはしにくいです。低粘度で顔料が沈殿しにくいため、頻繁に攪拌を行うことも必要です。シリコン塗料は扱いやすい塗料とはいえず、DIYには向いていません。また、追従性に欠けるため、地震などで塗装した建材にひび割れが起きた際には、塗膜が破れやすいです。さらに、シリコン塗料はコストパフォーマンスに優れていますが、アクリル塗料やウレタン塗料より高いこともデメリットともいえます。また、シリコン塗料は汚れにくいとはいっても、光触媒塗料ほどの効果はありません。

シリコン塗料は価格と塗り替え頻度を考慮すると、バランスのよい塗料です。外壁塗装で塗料を選ぶ際には、価格面だけではなく、機能面や耐久性も考慮して選びとよいでしょう。

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