2018年1月12日

初めての外壁塗装③ 外壁塗装における見積もりのポイントと適正価格を教えます!

外壁塗装ってなかなか高いイメージがありますよね。でも具体的にはどのくらいの金額なのか、またどんな場所をチェックすればいいのかをここでみていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

外壁塗装の見積もり事例

これまで外壁塗装を依頼したことがない人は、見積もりを出してもらっても、まずその見積の意味が分かりませんよね。ここではまず、見積もり事例を見てそれぞれの意味について紹介します。

以下に記載したのは、約45坪の住宅で外壁塗装を行ったときの見積もりです。住宅の状況によって費用は変わると思いますが、参考までにご覧ください。

外壁塗装の内訳

仮設足場

単価:600円

90,000円/150㎡

養生

単価:300円

45,000円/150㎡

高圧洗浄

単価:200円

30,000円/150㎡

下塗り

単価:800円

96,000円/120㎡

中塗り

単価:1000円

120,000円/120㎡

上塗り

単価:1000円

120,000円/120㎡

その他塗装

単価:1式

55,000円

合計

556,000円

基本的には上記のような見積もりが出てくることになります。屋根の塗装がある場合は、屋根の見積もりも追加されることになります。

「仮設足場、養生、高圧洗浄」は塗装前の下準備になり、実際の塗装は「下塗り、中塗り、上塗り」になります。「その他塗装」には軒天塗装、波風塗装など外壁周辺部分の塗装になります。

外壁塗装の適正な費用相場とは?

上記のような見積もりが出てきたときに、その金額の妥当性が分からなければ、高いのか安いのかを判断することができません。そのため、外装塗装の相場を知りたいですよね。
外壁塗装の平均額は100万〜120万円と言われています。

「あれ?じゃあ見積もり事例の金額は安すぎない?」と思うかもしれません。ここが適正な価格を出すときの難しさです。
外装塗装の費用は、塗装する面が広ければ広いほど高くなります。上の事例では120㎡となっていますが、もしこれが240㎡であれば、塗装にかかる費用は33.6万円から67.2万円になります。しかもその場合は足場が広くなるためさらに総額が高くなります。  

外装塗装の平均額が100万〜120万円と言っても、それぞれに条件が違うため出してもらった見積もりが適正価格なのかどうかは判断が難しくなるのです。

また、下準備に関しては各業者でそれほど違いはありませんが、どの塗料を使うのかで塗料の単価も大きく変わってきます。同じ塗料であっても業者によって単価は変わってきます。上記の水性セラミシリコン(エスケー化研)は単価1000円になっていますが、業者によっては2000円以上の値段がつくこともあります。

これでは外壁塗装の適正相場はまったく分かりませんよね。ですので適正相場は総額をみるのではなく、それぞれの単価について確認する必要があります。

おすすめの塗料と費用相場についてはこちらで解説しています↓
塗料職人がおすすめする外壁塗料の人気ランキングを発表!

外壁塗装の見積もりを見るときのチェックポイント

業者から見積もりをもらったら、次の3つのポイントを必ず確認してください。

外壁塗装で使用する塗料の商品名とグレードを確認

まず見積もりが出てきたら、使われる塗料の種類がきちんと記載されているかを確認してください。業者によっては「塗料」としか書かないこともあります。この場合、いくら**単価が安くてもアクリル系塗料のような質の低い塗料を使われる可能性もあります。

後からもめないためにも、塗料の商品名とグレードは明記してもらいましょう。**
また塗装回数も見積もり上に明記してもらいましょう。上記の見積もり事例のように「中塗り、上塗り」と分かれていれば問題ありませんが、「塗装」とだけ書かれている場合は確認が必要になります。 

外壁塗装の下準備にかかる費用を見る

下準備にかかる費用はどこの業者でもほとんど変わらず、下記の単価に収まっていれば問題ありません。この金額よりも高い場合は、高めの見積もりになっていますのでたの塗装業者に依頼をするか、高い理由の確認をして納得した状態で塗装作業を始めてもらいましょう。

足場の単価相場:600〜800円
養生の単価相場:300〜500円
高圧洗浄の単価相場:200〜250円

外壁塗装の詳しい費用と業者選びの注意点などはこちらで解説しています↓
外壁塗装の坪数ごとの費用相場は?塗装工事をする時に必要な知識が丸わかり!

外壁塗装の見積もりはきちんと明細をもらう

上記見積もり事例で「その他塗装」の数量が一式になっていることがあります。そのため、必ず明細を出してもらうようにしましょう。一式にするとその中身が見えにくく、適正な価格なのかを判断することができなくなってしまいます。**

一式として金額をよくわからない状態にするというのは、塗装業者に限らず金額を見えにくくするときによく使う手段になります。ごまかしが効かないようにするためにも必ず明細を出してもらってください。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介