2018年1月12日

初めての外壁塗装② 外壁塗装のすべて前篇 外壁塗装では何をするの?

こんにちは! 初めての外壁塗装の第二弾。この記事では、工期や外壁塗装って何をするの?工事ってどんな事するの?という疑問を分かりやすく説明し、皆様の疑問を解いていきたいと思います。

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外壁塗装の行う時期はいつがいいの?

外壁面の吹付や塗装は建物の美観を保つと共に、風雨や雪、紫外線から外壁表面から保護する役割があります。建物の耐久性を保つ為にも、劣化状況に応じて塗り替えが必要です。 外壁の塗装に使う塗料のほとんどは湿度、気温の影響を大きく受けます。気温5度以下や湿度85%以上は塗料の乾燥が遅いので、避けた方が良いでしょう。

しかし、日本で気温5度以上や湿度が低い時期を選ぶのは季節を選ばざるを得ないでしょう。真夏は暑すぎて、塗料に気泡が出来てしまうことがあります。

春や秋は雨が多かったり風が強かったりすることが多いし、台風がきたりなどまとまった期間が必要な外壁塗装には厳しい気候です。天候が安定し、外壁塗装に向いている時期は晩秋から初冬ですが、この時期は非常に短いので大きい住宅には向かないでしょう。

以上のことから、日本に於いては完璧に適した時期はほぼないでしょう。気候を考慮し、春か秋の降水量の少ない時期を狙うのが理想でしょう。

また、外壁塗装に使う塗料は種類が多くて迷われると思いますが、そんなときは下記のリフォマ外壁塗装判断をご利用ください。
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外壁塗装の徹底比較・選び方
▲「何を選べばいいの?」 外壁塗装の機能比較・オススメ商品

外壁塗装にかかる期間はどれくらい?

平均的な30~40坪ほどの4LDKの家を施工した場合、職人は2~3名、工事期間は8日間~12日間で終了します。

1日目~3日目は足場を組み、外壁の洗浄、下地の調整などの下準備を行います。 4日目~6日目は塗装、7日目~9日目は屋根、10日目以降は雨戸や雨どいなどの塗装。

これは外壁と屋根、雨戸などの全ての外壁塗装を行った場合の期間です。また、天気や塗装の乾き具合などで工期が前後することもあります。

外壁塗装に使用される塗料の詳細を記事にまとめてますので、参考までにご覧ください。
床の水漏れの修理方法と料金相場

そもそも外壁塗装って何するの?

工事内容を先述の工期を例に詳しく見てみましょう。また、気を付けたいポイントも見ていきましょう。

1日目

足場を組みます。
隣家が近い場合、足場が隣家の土地にはみ出したりしていないか、塗料飛散防止シートがきちんと張られているかをチェックしましょう。この日は騒音が気になりますので、ご近所さんへの挨拶は欠かさない様にしましょう。

2日目

外壁、屋根の洗浄。
汚れが残っていると塗料がすぐにはがれてしまいます。高圧洗浄などで頑固な汚れも落とします。細かい部分はブラシなどを使い手作業で落としていきます。また、劣化具合も確認していきます。 外壁や屋根におおきなヒビ・亀裂がある場合、浸水などしないように施工業者さんと打ち合わせをしましょう。

3日目

養生・下地調整。錆止め塗料散布。
車や自転車、植木などに塗料がかからない様に養生(ビニールなどで覆って保護すること)をします。
下地調整は外壁塗装では大事な工程です。ヒビや、亀裂などを処理していきます。また研磨作業なども行います。錆止め塗料は本塗りの塗料に配合する場合もあります。

下地調整がきちんとされていないと、塗料が剥がれてきたりなどトラブルの原因となりますので打ち合わせなどはしっかりとすることをおすすめします。併せて、タイルやモルタル、サイディングボードなどで処理の方法が異なりますので、施工業者さんと確認をしましょう。

4日目

下塗り。
ここからは、外壁に塗料を塗っていきます。下塗りに使う塗料の種類は、外壁の材質に合わせたものを使います。見積り書には、シーラー、フィラー、プライマーなどと記載されていることが多いです。塗料名が書いてある場合もあります。外壁だけでなく、軒天の塗装がある場合は軒天の下塗りも一緒に行います。

匂いが発生することが多いので、洗濯物や窓の開閉には気を付けましょう。

5・6日目

中塗り・上塗り
ここから外壁に色が乗っていきます。基本は3度塗りが基本です。塗料を一回塗ったら乾かしてから、重ね塗りをしますので季節によって多少は乾燥時間が前後します。

通常は4日目:中塗り、5日目:上塗りと工程を分けて行います。まれに1日に中塗り~上塗りをやってしまう業者があるということです。でも、乾ききっていない塗料の上に塗料を重ねても塗料本来の性能が発揮されません。そのような説明をされた場合はかなり注意が必要です。

7日目~9日目

屋根の塗装。
次は屋根の塗装を行います。作業内容は外壁とほぼ同様です。使用する塗料は、屋根の種類に合わせて選択されます。

その際に縁切り作業の有無の確認をしましょう。縁切りとは、塗料を塗ったことでふさがってしまった屋根の階段状に張られた板の隙間を、道具を使い1枚1枚開けていく作業のことです。上から入って来た雨水は、この板と板の隙間から逃がす構造になっています。

この上から塗装をすると、塗料で板の隙間がふさがってしまいます。板と板の隙間がふさがったままだと雨水を逃がす場所がなくなるため屋根が腐食します。確実に縁切りが出来るタスペーサーという道具もあります。それを使用している業者だと大変安心です。

※新築からはじめて屋根塗装をする場合は縁切りが必要なことはほとんどありません。また、勾配が急な屋根もこの限りではありません。(が、安心のため全ての屋根塗装工事で縁切りをしています。という業者もあります)

塗装の乾燥度や住宅規模などにより工期は変わりますが、施工業者さんにすべて任せずに自分でもチェックすることが大事です。またトラブルを回避するためにも有効です。匂いや音が発生しますので、ご近所さんへのご挨拶も欠かさないようにしましょう。

外壁塗装の工事内容、費用に関しては下記の記事で詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
外壁塗装の坪数ごとの費用相場は?塗装工事をする時に必要な知識が丸わかり!

また、外壁塗装では色々と迷われることが多いと思いますが、リフォマでは外壁リフォームを行った方に行ったアンケートの記事がありますので、経験者の意見を参考までにご覧なってはいかかでしょうか。
経験者1000人に聞いた外壁リフォームアンケート

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