2021年10月1日

床の水漏れの修理方法と料金相場

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キッチン床に水漏れが起きてしまった解消法 !

毎日のように水を扱う場所であるキッチン。ふとした原因から、床に水が漏れて染みてしまうなどというトラブルが起きる場合もあります。 放置するとそこからカビが繁殖し、清潔であるべきキッチンが不衛生な場所へと変わってしまいます。

キッチンの床からの水漏れの原因としては、排水管のつまりが原因による水漏れがほとんどだそうです。 可能な限り食べ残しのカスやちょっとしたゴミなどを排水管に流さないように注意しておきましょう。

ここでは、キッチン床に水漏れが起きてしまったときに、やっておきたい対策などを紹介していきたいと思います。

床に水漏れが起きる原因とは?

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床に水漏れが起きる原因として考えられるのは、シンクの下を通っている排水管のパイプに不具合がある場合です。 この部分に経年劣化や損傷があった場合には、穴が空くなど破損が発生し、そこから水が漏れ出して床まで侵食します。 また、排水管に食材のカスや脂分などが蓄積することで逆流してしまい、水漏れが発生することも考えられます。

日常生活で使用するうちに、次第に経年劣化などが進んで、管やそれに付随する部品が傷んできてしまうことが原因です。 このような場合、自分で修理ことはほとんど不可能ですので、速やかに専門業者に修理を依頼するようにしましょう。

さらに、水漏れが起こりやすい場所といえば蛇口です。蛇口からの水漏れに加えて、根元からも漏水することがあります。 その他、シンクの下や給水管、配管からも比較的漏水が多く見られるようです。キッチンは家の中でもっとも使用頻度が高いといわれており、その分トラブルが生じる確率も高くなります。

とくに水が出る蛇口は細かいパーツで構成されており、掃除やメンテナンスなどを怠ってしまうと腐食や破損の原因となります。 破損箇所をそのままにしてしまうと、床の土台にまで水がしみ込んでしまい、被害が拡大しますのでこまめなメンテナンスと共に、破損が見られた場合は速やかに対処しましょう。

シンクの下はどこの家庭でも収納場所として活用されることが多い場所ですが、収納した物が配管にぶつかることで、 水漏れに発展するケースもあるそうですので、日ごろから整頓を心がけましょう。

キッチンの水漏れを直す方法

キッチンシンクのつまりを解消するためには、以下の3つの方法を試してみるといいでしょう。 それでも不具合が直らない場合には、専門業者に依頼することをお勧めします。

①液体パイプクリーナーを使用する方法

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つまりの原因となっている脂分、食材カスを溶かして分解することでつまりを解消することができます。 そのために使用するのが「液体パイプクリーナー」。ドラッグストアやホームセンターなどで手軽に購入することができます。

排水口に流し込んで、しばらく置いておくことで手の届かない場所にあるつまりの原因を簡単に取り除くことができます。 しかし、目に見えるほどの大きな固形物に対しては溶かすことができないので、その場合には、ほかのつまり解消法を試みる必要があります。

②ラバーカップを使用する方法

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トイレのつまりを解消する時にも利用するラバーカップを使用することで、キッチンシンクのつまりを解消することができます。 そのときには、新しいラバーカップを用意するようにしてください。排水口にラバーカップを設置して、水を貯めて上下に動かします。

蛇口からの水流では流れなかった微細なつまりの原因も、ラバーカップを使用することで勢いよく水を送り込むことができるので、大抵のつまりの原因を水の勢いで取り除くことができます。

ただし、ヘアピンなどの固形物がつまっている場合には、水を流し込むことで、固形物をさらに奥まで押し込んでしまう場合もあり、つまりを悪化させて発展する可能性があります。 そのときには、専門の業者に連絡をとり、つまりを解消してもらうというもの迅速に原因を解消する手段の一つでしょう。

③専用のワイヤーを使用する方法

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自由に動かせる掃除用のワイヤーを排水口から挿入して、動かすことでつまりの原因となる脂分や食材カスなどを取り除きます。 つまっている原因となるものを直接動かして解消できることから、とても高い解消効果をもっているといわれています。

しかし、パイプ内部は光が届きにくいのでとても見えにくい状態にあります。 ここで、力を加減せずに乱暴に操作してしまうと、パイプそのものを傷つけてしまうことになりますので、使用する際には十分な注意が必要です。

④排水栓を取り替える方法

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ナットを緩めて排水栓からホースを取り外します。シンクから排水栓を取り出して新しいものと取り替えます。 この時、水がこぼれてもいいようにバケツなどを置いて作業をするといいでしょう。

⑤排水ホースを取り替える方法

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使用している排水パイプが蛇腹ホースの場合には、新しいものと取り替えることで水漏れを解消することができます。 新しい蛇腹ホースを用意するときには、排水口のサイズとホースの口径が合致するものを選ぶようにしておきましょう。 この場合、大きすぎても小さすぎても排水パイプ本来の機能を果たせなくなってしまいますので、古い蛇腹ホースをホームセンターなどに持参しておくと間違いなく購入することができます。 さらに、長さを合わせておくと確実です。

交換の手順としては、古い排水パイプのナットを緩めて接続に使用しているネジなどを取り外していきます。

蛇腹ホースは、配水管に差し込んであるだけであることが多いので、ナットを緩めれば比較的容易に取り外すことが可能です。 排水プレートの両面にシールテープを貼り付けていきます。床にぴたりと密着するように5~6箇所ほどテープを貼り付けていきましょう。

次に、新しい蛇腹ホースに排水プレートを取り付けていき、防臭エンドも付けていきます。 蛇腹ホースを配水管に差し込むときには、すき間をつくらずに差し込むようにすることが重要です。 すき間が生じると、再び水漏れが起きてしまう原因にもつながります。

排水ホースを正しい位置に設置していきます。工具などを使うとしっかりと取り付けることが可能です。 さらに、排水プレートとホースの隙間を、充てん剤を使って埋め込むことでホースの交換が完了です。

プロに依頼した場合の費用相場の目安

キッチンの床の水漏れが起きた際に、業者に対応を依頼する際の費用の目安をご紹介します。

各種交換対応と費用目安

各種交換対応と費用の目安
台所排水栓交換8,000〜11,000円
台所排水ホース交換9,000〜12,000円
フレキ管交換12,000〜15,000円
止水栓交換8,000〜11,000円
Sトラップ交換1,000〜15,000円
トラップ蛇腹交換8,000〜11,000円
パッキン交換8,000〜11,000円

予防方法と注意点

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最も注意したいのが食材カスや脂分などによるゴミの蓄積です。 水漏れの原因になることはもちろん、台所の衛生状態を害することにもつながりますので、これらを普段から流してしまわないように注意しておきましょう。

三角コーナーやネットなどを使用すればゴミを排水管に流すことを回避することができます。 常に排水口用のネットを使用するようにしておきましょう。

配管などにひび割れや穴などを発見した場合には、速やかに、シリコン・ゴム・樹脂などのシーリング材を用いて、ひび割れ部分や穴を塞ぐようにしましょう。 こうすることで、深刻な水漏れを予防することができます。

このシーリング材はホームセンターなどでも手軽に購入することができるので、使用してみてはいかがでしょうか?  ただし、あくまで応急処置になります。本格的な修理を行う前にやっておくと非常に便利です。

さらに、3か月に1度ほどの頻度で液体クリーナーなどを使用して、パイプの内部につまったカスや脂分を除去しておくと、 水漏れも予防でき、パイプ自体の寿命を延ばすことができるのでお勧めです。

また、キッチンの床の水漏れはそもそも水漏れの原因を見つけるのが難しい場合が多いので、原因がわからない場合は最初からプロにお願いすることをおすすめします。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。