IHクッキングヒーターの寿命はどれくらいですか?
IHクッキングヒーターの寿命ってどのくらいなんですか?5年ほど使用しているのですが、最近調子が悪く、交換時期なのかなと思っています。
2017-02-02
専門家からの回答
IHクッキングヒーターの交換時期について、お答え致します。
結論としては、IHクッキングヒーターの使用頻度によって交換時期は変動しますので、あくまで目安となりますが、
一般的なIHクッキングヒーターの耐用年数は、家族が多い(4人以上)世帯で5年前後、家族が少ない(3人以下)世帯で10年前後になります。
こちらの耐用年数は大まかな交換時期になりますので、もっと長くお使いいただける場合も多くございます。
ですので、今回は交換にすべきなのか修理で済ませるべきなのかという点をご説明します。
IHクッキングヒーターに不調があった際に、交換か修理かの判断をするのは難しいことと思います。
まずご確認頂きたいのが、メーカー保証や有料延長保証の期間内かどうかという点です。
有料延長保証が5年の場合もあるかと思いますので、保証期間内であれば修理がおすすめ。
また、度々故障するなどの問題がなく、IHクッキングヒーターの修理費が¥30,000程度で済むのならば修理をお考えになってもいいかと思います。
IHクッキングヒーターの交換時期と判断する状態としては、お使いのIHクッキングヒーターが1年に2,3回は不調になって修理に出している場合や、重度の故障で修理費用が高額になる場合です。修理費用がかさむようでしたら、交換のほうが安く済むこともあります。
今回のご質問者様は、IHクッキングヒーターの使用年数が5年ほどということなので心配する必要はありませんが、廃盤から8年ほどでメーカーの部品保管期間を過ぎてしまう場合があります。
必要な部品がないことにはIHクッキングヒーターを修理できませんので、本体ごと交換になります。
また、メーカーのホームページに記載されているIHクッキングヒーターの耐用年数が約10年となっていることからも、10年以上使用している方は交換すべきであるとお考えください。
しかし、修理ともなると、部品代+工賃+出張費で3万円以上はかかるのが相場です。
修理費を払うなら最新のIHクッキングヒーターを導入したいというお客様も多くいますので、最新のIHクッキングヒーターの性能について説明します。
10年ほど前までは発熱量が1.5〜2.5kwであったものが、現在では3.0kwが標準になっています。
火力が強くなった事により、従来のIHクッキングヒーターでは難しかった鍋振り調理が可能になったり、炒め物が作りやすくなりました。
またIHクッキングヒーターの機能面においても性能が上がっておりますので、最新の機能いくつか紹介します。
・グリル自動調理機能
グリルにお魚をセットしてボタンを押すだけで自動で両面焼き調理をしてくれる機能です。
・吹きこぼれ通知機能
IHクッキングヒーターの故障の原因になりうる、吹きこぼれを検知してお知らせしてくれます。
・自動炊飯機能
鍋にお米と水を入れてセットすれば、自動でお米を炊いてくれます。
他にもメーカー毎に多彩な機能を充実させていますので、心惹かれる機能を持った製品に交換するのもおすすめです。
IHクッキングヒーターの修理費と最新型の性能を天秤にかけて、交換ないし修理をご検討いただければと思います。
ご質問者様においては、使用頻度が高い場合の耐用年数にあたりますので、
修理のお見積を出してみて、カタログやショールームなどで最新型のIHクッキングヒーターをご覧になってはいかがでしょうか。