土の庭をそのままにしておくとどうなるか
せっかく自宅に庭があるのにうまく活用できていない。 そんな土の庭をどうにかしたいと、お考えになったことはありますか?
家庭菜園・ガーデニングが趣味の方でしたら、普段から庭づくりをされているかと思いますが、そうでない方はなかなか庭の手入れに時間をかけていないと思います。 せっかく庭があるのに、雑草が伸び放題になっているという悩みを抱えている方も少なくないでしょう。
土がむき出しの状態になっている庭は放っておくと美観が損なわれるだけでなく、様々な問題を引き起こします。
雑草が生える
土の庭を手入れしないと起きる一番の問題は、なんといっても雑草が生えることです。 雑草の種は風に乗ってすぐに庭に根を下ろして、そのまま無秩序の繁殖を続けます。 庭の美観を損なう以外にも以下のようなことがあげられます。
- 花粉症をお持ちの方は症状の悪化
- ヘビやスズメバチといった害獣・害虫被害
- 隣人とのトラブル
砂ホコリが舞い上がる
乾燥した夏場に風が吹くと、砂ホコリが舞い上がります。 せっかくの晴天で洗濯物を外干ししたいという場合でも、砂が洗濯物についてしまうので、外干できないことがあります。
水たまりができる
土の庭は水はけが悪いことが多いので、雨の時、水たまりができることがよくあります。 水たまりを放置すると、湿気によってカビ・シロアリが発生し、家に被害をもたらすこともよくあります。
玄関が汚れる
雨天の日、湿った庭の土を踏んだ靴が汚れて、そのまま玄関をも汚してしまうことがよくあります。 玄関マットで汚れを落とそうとしても、泥になった汚れはなかなか落ちないものです。
土の庭の活用方法
防草土を敷く
参考:アイリスオーヤマ株式会社
「固まる土」とも呼ばれる防草土は、土を敷いて水を掛けるだけで固まり、雑草が生えてきづらくなるアイテムです。 ホームセンターで簡単に手に入るので、土の庭をDIYでなんとかしたいという方にはおすすめです。
施工ムラがでやすく、耐久性が弱いので、あくまで庭の応急処置として使用するのがおすすめです。
防草土を敷くときの費用相場(材料費+工事費):40,000~60,000円
工数:半日~1日
※10平米の場合
防草シートを敷く
防草シートは、シートの下で雑草が生えるのに必要な「日光」を遮断することによって、雑草の生育を抑える効果があります。 シートの上に落ちた雑草の種も根を張りづらいです。
防草シート単体で使われることはあまりありません。 たいていの場合、下で紹介するものと組みわせて使われます。
防草シートを敷くときの費用相場(材料費+工事費):10,000~30,000円
工数:半日
※10平米の場合
芝を植える
庭の美観を重視される方には、防草シートを敷いた上で、庭を芝生にするのもおすすめです。
この後、ご紹介するタイルやコンクリートに比べて安く施工できます。 なんといっても、寝転んだりできるのでお子様やペットの遊び場(ドッグラン)として庭を最大限に活用できます。
天然芝と人口芝がありますが、
- 天然芝は、自然な風合いが魅力だが、手入れが面倒
- 人口芝は、手入れが簡単だが、芝が寝てしまうことも
とそれぞれメリットとデメリットがあるので、何を重視するかによってどちらを選ぶか考えましょう!
芝生を敷くときの費用相場(材料費+工事費):30,000~50,000円
工数:半日~1日
※10平米の場合
砂利を敷く
砂利を敷くと、土ホコリがまったり、雨の日に水たまりができて靴が汚れてしまうということがなくなります。 砂利は踏むと「ジャリ」という音が鳴るので、外部の侵入に対する防犯効果も期待できます。
先ほどご紹介した防草シートを敷いた上で、砂利を敷くと、砂利の隙間から雑草が生えてくることもほとんど無くなるので、かなりおすすめです。
芝生を敷くときの費用相場(材料費+工事費):40,000~60,000円
工数:半日~1日
※10平米の場合
タイルを敷く
タイルを敷くと、雑草が生えづらくなるだけでなく、庭の印象がかなりすっきりとします。
土ホコリが舞う量も少なくなるので、掃除もしやすくなります。外ぼうきで掃く、ブラシでこするだけで簡単にきれいになります。
▼参考記事▼
庭にタイルを敷くメリット・デメリットと費用相場
コンクリートを敷く
手入れが簡単な庭にしたいなら、コンクリートを敷くのが一番です。 防草シートを敷いても手入れをしないと多少雑草が生えることがありますが、コンクリートを敷いてしまえばそのようなことがなくなります。
何といってもコンクリートは耐久性が強いので、ほとんど手入れをしなくてもきれいな状態を保つことが可能です。 多少、殺風景な庭になっても気にしないという方にはかなりおすすめです。
コンクリートを敷くときの費用相場(材料費+工事費):100,000~150,000円
工数:1日
※10平米の場合
土の庭対策にかかる費用相場
庭をきれいするには、その前段として「草刈り作業」、「整地作業」が要ります。 「草刈り作業」+「整地作業」+「庭の工事」=「施工費用」となります。
これに「材料費用」が加わって「工事の総額」になります。
※1平方メートル当たりの費用
材料費用 | 施工費用 | 総額 | |
---|---|---|---|
防草シート単体 | 120円~450円 | 約3000円 | 2800~4000円 |
天然芝+防草シート | 3500~6000円 | 6000~12000円 | 9500~19000円 |
人工芝+防草シート | 2000~4500円 | 6000~12000円 | 8000~15000円 |
砂利敷き | 900~2000円 | 約2000円 | 3,000円〜4,000円 |
タイル敷き | 5000~10000円 | 約10000円 | 15000~20000円 |
コンクリート敷き | 2500~4000円 | 4000~8000円 | 6500~12000円 |
庭の施工事例
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