2018年1月23日

ビルトインガスコンロを選ぶポイント

毎日の料理に欠かせないガスコンロ。ビルトインガスコンロを選ぶ4つのポイントを解説しています。

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ビルトインガスコンロの選び方

ガスコンロ

コンロといえば、お料理をする際には欠かせないもの。 毎日使うものだからこそ、購入するときにはこだわりを持って選びたいですよね。 あなたにぴったりのコンロを選んで、お料理の時間をより楽しいものにしましょう。

1. 最初に確認すべきこと!

まずは、設置したいキッチンのタイプと、ご家庭のガスの種類など、最初に確認すべきことをご紹介します。

キッチンのタイプ

キッチンの種類は、ガスコンロが独立している「流し台タイプ」とガスコンロがキッチンと一体化している「一枚天板タイプ」の2種類あります。

【一枚天板タイプ】
一枚天板タイプ

コンロ部分が独立せずキッチン台がすべて一つにつながっているタイプで、近年の製品の多くはこれにあたります。 60cmタイプ・75cmタイプの両方を選ぶことができ、オーブンとの組み合わせが可能です。

【流し台タイプ】
流し台タイプ

コンロ部分が流し台などキッチンのほかの部分から独立しているタイプです。

  • 置台の上にテーブルコンロを設置している
  • 外国製(フランス・ロジェール社など)の、オーブンとコンロが一体になっているもの

などがこれにあたります。 オーブンやキャビネットなどと組み合わせて設置することができますが、コンロのサイズは60cmのみとなります。

ガスの種類

現在家庭で使用されているガスは、都市ガスもしくはプロパンガスが主流です。 間違えると使用できないので事前にきちんと確認しておきましょう。

安全に関わる確認事項

  • 木製の戸棚などの燃えやすいものとの距離は十分にあるか?
  • 壁の内部素材は可燃性ではないか?
  • もし壁内部が可燃性の場合、防熱板の設置などの対策はしてあるか?

などの安全に関わる確認も行っておいた方がいいでしょう。

2. 天板を選ぶ

天板は調理のしやすさやキッチンの見た目に大きな影響を持っているので、各々の状況や好みに合ったものを選びましょう。

天板のサイズ

コンロのサイズには60cmタイプと75cmタイプがあります。

【60cmタイプ】
60cmタイプのガスコンロ

一枚天板タイプ・流し台タイプどちらにも取付できます。 相対的に調理スペースが広めになるので、ゆったり場所をとって調理したい方におすすめです。

【75cmタイプ】
75cmタイプのガスコンロ

バーナー同士の間隔が広くなるので、大きな鍋を使う方や、全てのバーナーを同時に使うことの多い方におすすめです。 ただし、流し台タイプのキッチンには取付できないので注意が必要です。

天板の素材

天板の素材は主に以下のようなものがあり、それぞれ手入れのしやすさやカラーバリエーションなどに違いがあります。

【ガラストップ(クリアガラス)】
ガラストップ

強化ガラスの天板。お手入れが簡単で見た目も美しく、カラーバリエーションも豊富なので多くのモデルで採用されている。 傷がつきにくく熱に強いが、衝撃の強さによっては割れる可能性がある。

【ガラスコート】
ガラスコート

ホーローにガラスでコーティングしたもの。 ガラストップのカラーバリエーション・汚れ落ちのしやすさと、ホーローの丈夫さ・価格の安さを併せ持つ。

【ホーロー】
ホーロー

昔ながらの技術を用いており、ガラストップの普及前はこれが主流だった。 求めやすい価格と丈夫さが魅力だが、傷がつきやすく汚れが落ちやすい。 また、カラーバリエーションは基本的に黒しかないが、「プラチナカラー」という光沢感の強いバージョンがある場合も。

【アルミ/ステンレストップ】
アルミトップ

最近普及し始めている素材。アルミは汚れが付きにくく衝撃にも強い点、ステンレスは丈夫な点が売りで、いずれも個性的なビジュアルを持つ。

このほか、ホーローにフッ素コートを施し、より汚れを落ちやすくしたものなどもあります。

3. ゴトク・バーナーを選ぶ

ゴトクとは実際に鍋を置く部分を指します。 毎日使うのでことさら汚れが付きやすい部分です。 こまめに掃除ができるかよく検討しながら選んでいきましょう。

ゴトクの素材

【ステンレス製】
ステンレス製のゴトク

耐久性とデザイン性の高さが特徴だが、数回の調理でも変色する。 維持するには専用クリーナーでこまめに掃除する必要があるが、新品のような色には戻らない。

【ホーロー製】
ホーロー製のゴトク

標準的な素材で、掃除がしやすく汚れも目立たない。食洗器で洗うことができる。 ただし、強くこすると塗装が剥がれたり、経年劣化で錆びたりする。

汁受け皿の有無

【汁受け皿なし】
汁受け皿なしのゴトク

【汁受け皿あり】
汁受け皿ありのゴトク

現在メジャーなのは皿なしのタイプで、お手入れのしやすさが人気を博しています。 ありの場合のメリットは、煮こぼれした際に天板の掃除が楽になる点です。

バーナーの火力

基本的に、1台のコンロには3個のバーナーがあり、それぞれ火力や使い道に違いがあります。 火力の強い「大バーナー」を壁と遠いほうに置くようにすると火災や壁の傷みのリスクを減らせます。 また、現在では手前の二つを両方とも大バーナーとしている機種が増えています。

4. 機能をチェック!

さて、コンロを選び終わったら、グリルや自動消火などの便利な機能についてチェックしましょう。

グリル

グリル

グリルには水なし・あり、両面焼き・片面焼きがあり、それぞれ前者が現在の主流です。 水なしタイプはお手入れが楽で、調理前後の手間も省かれます。 両面焼きタイプは上下2方向から熱を加えるので、従来の片面焼きのように調理中にひっくり返す必要がありません。

また、グリルのオプション機能にも様々なものがあります。

ベストな状態で調理するためのタイマーや過熱防止機能、オート機能などは多くのモデルで搭載されています。 一部機種では、より多彩な料理が楽しめるダッチオーブンも利用できるようになっています。

さらに、グリルのサイズや仕様もいろいろなバリエーションがあります。 多くの食材を一気に調理できるワイドグリル、食材の出し入れがしやすいフルオープンタイプなどは上位機種に搭載されています。

安全機能

安全機能

うっかり火を消し忘れても自動で消してくれる消火機能や、地震を感知したときに火災を避けるため消火する機能など比較的メジャーなものの他、鍋がコンロにかかっていない時には火が付かないようにする鍋なし検知、小さい子供が誤って点火するのを防ぐチャイルドロックなどがあります。

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