2017年2月9日

ウッドデッキの基礎知識

ウッドデッキを取付けると、家族の団欒や趣味の場所として楽しむことができるようになります。また洗濯物を干したりと家事の面でも活用することができます。 ウッドデッキを取付けるにあたって知っておきたい、ウッドデッキのメンテナンス方法や注意点などをご紹介します。

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ウッドデッキとは

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/632742?title=%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97&selected_size=s

ウッドデッキは、主にリビングなどの延長として取付けられることが多い木製のテラスです。室内との段差がないため、リビングからそのまま往来ができるということもウッドデッキの大きな特徴の一つと言えるでしょう。さらにウッドデッキに屋根を取付けると雨除けにもなり、用途が広がります。

最近では耐候性などが優れたウッドデッキも登場し、従来に比べメンテナンスもほとんど必要がないなど、手軽に取り入れることができるようになってきています。またマンションのベランダなどに敷き詰めてウッドデッキをつくることができる「ウッドパネル」も人気のようです。

ウッドデッキの素材

ウッドデッキに使用される材質には、大きく分けると「天然木」「人工素材」のものがあります。そして天然木には、特徴やメンテナンスがそれぞれ異なる「ハードウッド」「ソフトウッド」の二種類があります。天然木それぞれのもつ色や肌触りなど、自分好みの木材から選ぶことができます。また人工素材についても「樹脂木」「人工木」といった種類があり、天然木同様に色なども豊富に揃っていてバラエティーに富んでいます。

ウッドデッキのタイプ・フェンス(柵)のタイプ

ウッドデッキのタイプにも様々な形状や取付け方法があります。主なウッドデッキのタイプには、「フラットウッドデッキ」「ガーデンウッドデッキ」「ベランダウッドデッキ」「マンションウッドデッキ」といったものがあります。またフェンスのタイプにも「クロス」「縦桟」「横桟」「ラチスクローズ」といった様々なタイプがあります。

それぞれのタイプでは使い勝手や見た目も異なるので、各ご家庭に合った使いやすいものを取付けることがポイントです。

ウッドデッキのメンテナンス

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/160395?title=%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%80%90%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD02%E3%80%91&selected_size=s

ウッドデッキのメンテナンスは、使用されているウッドデッキ素材によってメンテナンス方法やメンテナンスの有無、頻度などが大きく異なってきます。どの素材にも共通するメンテナンスは、日ごろからウッドデッキに溜まった砂を取り除いたり、特に天然木の場合ですが、植木鉢などを置いている場合にはこまめに置き場所を変えるなどしておきましょう。これにより、ウッドデッキが腐食することを防ぐことができます。

天然木のメンテナンスと耐用年数

ハードウッド
天然木の「ハードウッド」の場合は、耐用年数が約15年と耐久性が高いという特徴があります。そのためほとんどメンテナンスは必要ありませんが、ウッドデッキは日光や雨風の影響を受けると色褪せてしまったり、経年劣化によりささくれができてしまうことがあります。

このような症状や汚れが目立ってきたという場合は、「ペイント」や「オイルステイン」などといった着色剤で再塗装すると良いでしょう。定期的に塗装メンテナンスをすることで、見た目も良くなり耐久性もアップさせることができます。塗装の際は木の色や素材、塗料の成分などを考慮して適切な塗料を選ぶことが大切です。

ソフトウッド
天然木の「ソフトウッド」は、木そのものが柔らかく、虫に食われたり水が浸透して腐りやすい素材です。耐用年数は約3年となりハードウッドに比べると耐久性が劣るため、定期的なメンテナンスがとても大切になってきます。ソフトウッドの場合は、防虫防腐剤塗料を2年に1回のペースで塗布するのが理想的なメンテナンスになります。

人工素材のメンテナンスと耐用年数

人工素材のウッドデッキは、耐候性や耐久性、耐水性、耐不朽性に優れた素材なので、天然木と比べるとかなりメンテナンスは楽になります。しかし、汚れやシミが付いてしまったり、カビが発生してしまうことがあります。汚れやシミが付いてしまった場合は、布やデッキブラシで水洗いすると良いでしょう。

また頑固な汚れには高圧洗浄機で洗浄すると、手間をかけずに汚れを落とすことができます。そしてカビが発生した場合には、「次亜鉛酸素ナトリウム」(カビキラーなど)でカビを落としましょう。

ウッドデッキの注意点

ウッドデッキを取付ける際の注意点の1つとして、特に天然木の「ソフトウッド」の場合はシロアリ被害に注意が必要になります。またマンションなどにウッドパネルを敷き詰詰める場合にも、規約違反にならないように注意する必要があります。もう1つは、マンションのベランダにウッドデッキを取り付ける際は管理規約や使用細則を確認するといったことです。

シロアリ被害

シロアリの被害に一番遭いやすい材質は、柔らかく虫に食われやすいという特徴を持つ天然木の「ソフトウッド」になります。特にウッドデッキが取り付けられている場所が日陰になったり、地面が湿っている場所になるとシロアリが好む環境になってしまいます。

シロアリの被害を防ぐためには、2年に1度のペースで防虫防腐剤を塗布して、しっかりとしたメンテナンスを行っておくことが大切です。またウッドデッキを設置する基礎部分をコンクリートにするなどしておくと、なお良いでしょう。

マンションの管理規約・使用細則

ウッドデッキ(ウッドパネル)をマンションのベランダに取付ける場合には、マンションの管理規約や使用細則を確認しておく必要があります。マンションでは、ベランダなどは共用部分になっていることが多く、制約がある場合があります。管理規約を確認せずにリフォームをすると、規約違反となってしまうことがあるので注意しておきましょう。

また取付けが可能な場合でも排水溝を避けて取り付けたり、退去するときにはウッドパネルをすぐに取り外せるように取付けておくことも必要も必要になるでしょう。

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