2016年7月13日

外壁リフォームは光触媒でお手入れが簡単になる?

夏も近づいて雨が多い時期にになると、結構色々な汚れが気になること多いですよね。実は家の壁も結構汚れていること多いのです。確かに家の中に居ることが多いので、外壁はあまり気にならないかもしれません。しかし、「外壁なんてどう掃除をすればいいの?」とお悩みの方には、光触媒がおすすめです。この記事では光触媒について分かりやすくご紹介します。

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光触媒とは

そもそも光触媒とはどんなものなの?

光触媒とは「太陽や蛍光灯などの光が当たることで触媒として働く物質。酸化チタンなど。光が当たると水や酸素と反応して活性酸素や水酸ラジカルが生成される。これらの物質は酸化力が強く、有害物質を二酸化炭素や水に分解する。また、ガラスや壁などに塗布して光を当てると超親水作用(=水が水滴にならず薄く広がる働き)が生じる。これらの作用を抗菌、脱臭、大気浄化、防塵、花粉症対策、曇り止めなどに利用する。」(デジタル大辞泉より)

とあります。 少し難しいのですが、簡単に言ってしまえば光を当てると汚れを分解してくれるって事です。
という事は家全体に塗れば雨が降るたびに綺麗になるって事ですね。

その光触媒の主な五つの効果があります。

  1. 大気浄化
  2. 脱臭
  3. 浄水
  4. 抗菌
  5. 防汚

なんと大気浄化までしてくれるという触媒なのです。
50坪でポプラの木約16本分の空気浄化効果に等しいとも言われています。
そんな光触媒にはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか??

外壁塗装で光触媒塗料を使用するメリットとデメリット

光触媒良い部分が沢山あるみたいですが、どんなメリットがあるのかまとめてみました。

外壁塗装における光触媒のメリット

  1. 汚れが非常に付きにくい汚れを分解し、雨などで洗い流す
  2. カビ・藻が発生しにくい 耐用年数が長い(20年)
  3. 空気を浄化、臭いを分解する
  4. 環境に優しい
  5. 遮熱効果

非常に汚れが付きにくく、雨などで流せるということは、汚れれば水道などでジャーっと流せば汚れを落とせるということです。高圧洗浄や洗剤を使用せず流せば手間もかからず、環境にも優しいですね。 さらに驚くべきことはこれは塗料の中でもかなり長い部類です。一般的な塗料は10数年位ですから、かなり長いですね。

外壁塗装における光触媒のデメリット

ではデメリットはどんなものがあるのでしょうか?

  1. 光が当たらない場所では機能を発揮できない
  2. 雨水が当たりにくい建物に不向き
  3. 職人の腕によって耐久年数が変わる
  4. 土砂汚れといった無機質系統の汚れには対応できない
  5. 施工や塗り替えが難しい
  6. 価格が高い
  7. サビに弱い
  8. 下地の劣化で耐久年数が縮まる

折角塗装したのに、光が当たらない場所では光触媒は効果を発揮しません。ビルの陰になっている場所などでは無意味になってしまいます。また、光が当たっても雨など水で流せない部分は汚れが落とせません。

下地の劣化はどのコーティングをしてもあり得る事ですが、施工のやり方などが大変難しく、職人の腕によって年数が前後します。悪徳施工業者などの雑な施工などに引っかからない様に慎重に業者は選びましょう。

他の塗料と比べて価格がまだまだ高いのもデメリットですが、使う場所によっては費用対効果は高いかもしれません。

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外壁塗装の徹底比較・選び方
▲「何を選べばいいの?」 外壁塗装の機能比較・オススメ商品

外壁塗装に光触媒塗料を使用したときの費用は?

価格がまだまだ高いと言われている光触媒ですが、一般的な外壁塗料と費用や性能はどれ位の差があるのでしょうか?

一般的に言われている塗料の価格(※1㎡あたり)

  • アクリル系塗料 1000〜1300円
  • ウレタン系塗料 1800〜2000円
  • シリコン系塗料 2500〜3500円
  • フッ素系塗料 3500〜4500円
  • 断熱塗料 5000〜5500円

使う塗料などにより値段は変わりますが、大体このくらいと言われています。

光触媒の価格

一般的に住宅に使われている

  • TOTOハイドロテクトカラーコートECO-SP
  • TOTOハイドロテクトカラーコートECO-EX

の2種類で比較してみたいと思います。

  • TOTOハイドロテクトカラーコートECO-SP
    A社費用 4000円/㎡ B社費用 4000円/㎡

  • TOTOハイドロテクトカラーコートECO-EX
    A社費用 5000円/㎡ B社費用 4800円/㎡

2社のみの比較ですが、他の施工業者さんも大体このくらいの価格帯の様です。
外壁面積も家により大きく異なりますが上記で計算すると…

  • 30坪の住宅 外壁130~140㎡
  • 40坪の住宅 外壁160~170㎡

が平均的なので、光触媒塗料のみの計算ですが

  • 30坪の住宅 520,000〜560,000円
  • 40坪の住宅 640,000〜680,000円
    (TOTOハイドロテクトカラーコートECO-SPを使用した計算)

この他に、足場の費用や、高圧洗浄、養生などがかかります。

外壁塗装の費用についてはこちらの記事で詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
外壁塗装の坪数ごとの費用相場は?塗装工事をする時に必要な知識が丸わかり!

まとめ

光触媒塗料は環境にも優しく、家もお手入れ要らずで長期間ピカピカという素晴らしい塗料です。
ですが価格は他の塗料より高めです。
しかし、安い塗料を何回も塗り直すより長い耐久性や掃除不要な光触媒は長い目で見ればお得かもしれません。

塗装の業者さんは金額で一概に良し悪しが決まる訳ではありません。
複数の施工業者さんを見て吟味するのが1番だと思います。 くれぐれも悪徳業者さんには引っかからない様に気をつけましょう。

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