2016年9月23日

外壁塗装が剥がれる原因と対応方法をお教えします

塗装剥離とは施工不良が原因で、塗装が剥がれてしまうことをいい、外壁塗装でも起こります。塗装剥離は施工業者の知識や経験不足、材料費の削減によることが多いです。

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外壁塗装をした後、2~3年以内で塗装剥離が起こってしまったとき、何が原因なのでしょうか。
塗装剥離とは何か、塗装剥離が起こる原因や対応策などについて解説していきます。

外壁の塗装剥離とは?

塗装剥離とは、施工不良によって、塗装が剥がれてくる現象をいいます。
外壁は紫外線や風雨にさらされるため、長期間経過すると塗膜が剥がれていきますが、ここではそうした経年劣化によるものは除きます。

たとえば、ウレタン塗料は10年ほど持ちますが、施工不良による塗装剥離は2~3年後に突然起こることが多いです。
さらに、塗装が剥がれはじめると、雨水が侵入することでどんどん剥がれてしまうため、対策を講じることが必要です。

外壁塗装が剥離する原因

外壁の塗装剥離はどういった施工不良が原因で起こるのでしょうか。

塗装剥離を招く施工不良の多くは、下塗り材に関連するものです。
下塗り材にはシーラーフィラープライマーなどの種類があり、下地の状態に合わせて選ぶ必要があります。
たとえば、下地が吸収しやすい状態のときにシーラーを塗っても、シーラーもその後に塗る仕上げ塗料も吸い込まれてしまいます。

そんなときは、粘度の高いフィラーを使用するのが適切です。また、下塗り材や塗料を規定の量より多い水で薄めると、十分な膜厚が確保できなくなります。あるいは、そもそも下塗り前に、外壁の高圧洗浄や塗膜の削り落とし、ひび割れの補修といった下地処理が不十分なことも原因となります。

施工不良は塗装の施工業者の経験や知識不足、あるいは、材料費を浮かせようとする行為によって起こるのです。

外壁塗装の工事内容、費用に関しては下記の記事で詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
外壁塗装の坪数ごとの費用相場は?塗装工事をする時に必要な知識が丸わかり!

外壁塗装の剥離が起こったときの対策

では、塗装剥離が起きたときには、どのように対応すればよいのでしょうか。

外壁塗装の保証期間を定めている施工業者もあれば、保証に関する規定を設けていない施工業者もあります。保証期間を設けている場合も施工業者によって期間は異なりますが、メーカーの期待耐用年数より短く設定され、ウレタン塗料5年、シリコン7年とされることが一般的です。

保証期間が定められていない場合は、再施工を依頼するためには、施工不良であることを施工業者に認めさせる必要があります。
施工不良かどうか、素人では判別がつきにくいですので、塗装剥離が広範囲に及び、施工業者側が認めない場合には、建築士などの専門家に意見を聞く、消費者生活センターに相談するといった方法も検討してみましょう。

塗装剥離は放置すると広がってしまい、雨水が侵入するリスクが生じますので、塗装を一度剥がしてやり直すことが必要です。

外壁の塗装で、施工不良による塗装剥離を避けるためには、施工業者選び方が肝心です。
安さだけで施工業者を選ばず、経験が豊富で信頼できる会社を利用することが大切です。

外壁塗装では色々と迷われることが多いと思います。リフォマでは外壁リフォームを行った方にアンケートを実施しましたので、経験者の意見を参考までにご覧なってはいかかでしょうか。
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