2016年9月23日

セラミック塗装は外壁塗装の中でも耐久性の高い? 外壁塗装の選び方

セラミック塗装とはセラミックが配合された塗料による塗装で、耐久性が高いといったメリットがあります。セラミック塗装に使われる塗料には目的によって種類があります。

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セラミック塗装とはセラミックが配合された塗料による塗装をいいますが、どのような特徴があるのでしょうか。セラミック塗装のメリットや塗料の種類などについて解説していきます。

セラミック塗装とは

セラミック塗装とは、セラミック塗料による塗装をいいますが、100%セラミックでできた塗料はなく、セラミックが配合された塗料が使われています。

セラミックとは、人為的な処理でつくられた無機質の焼き物で陶磁器などに使われているものです。パウダー状のセラミックが配合されている塗料もあれば、砂状のものなど、配合されるセラミックの粒子の大きさはさまざまです。セラミックが配合された塗料を使うとセラミック膜ができます。

外壁塗装で使われるセラミック塗装のメリット・デメリット

セラミック塗装のメリットは、セラミックが配合されていることで、耐久性が向上することです。

親水性が高いため、塗膜表面で水分と馴染むため汚れがつきにくい低汚染機能があることもメリットです。耐熱性や耐候性も高く、紫外線や風雨による影響を受けにくくなります。ただし、こうした耐久性や低汚染機能などは配合されるセラミックの割合によって違いがあります。

デメリットは、セラミックは固い素材のため、塗膜にひび割れが生じやすくなることです。費用面でも、他の塗料に比べて高くなるのもデメリットといえます。

セラミック塗装には種類がある

セラミック塗装に使われる塗料には種類があります。
1つ目は、「無機塗料」で、主成分である樹脂にセラミックを配合することで、耐久性や耐熱性、耐候性、低汚染機能といったセラミックの性質を活かした塗料です。

2つ目は、「遮熱塗料」や「断熱塗料」で、セラミックの微粒子を配合することで、太陽からの赤外線を反射しています。

3つ目は、意匠性を高めるために、セラミックを天然石や砂岩に似た状態に成型して混ぜて、風合いに変化をつけたものがあります。

外壁塗装の工事内容、費用に関しては下記の記事で詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
外壁塗装の坪数ごとの費用相場は?塗装工事をする時に必要な知識が丸わかり!

外壁塗装で使用できるセラミック配合塗料の選び方

セラミック塗装といっても、先に挙げた3種類ではセラミックを配合している目的に大きな違いがありますので、用途に合わせて選びましょう。

また、主成分である樹脂によって耐久年数や価格に違いがありますので、何年後に塗り替えをするかを想定することも大切です。フッ素、シリコン、ウレタンの順に耐久年数が長い反面、価格も高いです。

また、セラミックを配合することによって、高価となっています。ただし、耐久年数が長ければ、塗り替えの回数は減ることも選ぶ際の判断材料として知っておきましょう。

セラミック塗装といっても、使用される塗料には種類があります。種類によって機能面や目的に違いがあり、樹脂によって耐久性の違いもありますので、用途に合ったものを選んでいきましょう。

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外壁塗装の徹底比較・選び方
▲「何を選べばいいの?」 外壁塗装の機能比較・オススメ商品

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