2016年11月4日

外屋の根材ってどんな種類があるの?種類と特徴を分かりやすく解説

住宅に使われる屋根材は、窯業系屋根材、アスファルト系屋根材、金属系屋根材という種類に分類され、特徴などには違いがあります。

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外屋に使用される屋根材をご紹介します

住まいを紫外線や風雨などから守る屋根材は、デザイン面だけではなく、メンテナンス性など、素材による特徴の違いも踏まえたうえで選びたいものです。そこで、住宅の屋根材の主な種類について解説していきます。

窯業系屋根材

窯業系屋根材には、粘土系の瓦とセメント系のスレートがあります。粘土瓦は日本に昔からある瓦で、粘土を成型して釉薬をかけて高温で焼いたものです。重量があるため耐震性能上は不利ですが、塗装によるメンテナンスが不要です。
スレートはセメントに合成繊維を混ぜて薄い板状にしたもので、現在では新築住宅の屋根材の主流となっています。天然のスレートを模してつくられていることから、化粧スレートとも呼ばれています。軽量で耐震性能が有利となりますが、割れやすいことが難点です。スレートは、美観と機能を維持するために、定期的な塗装が必要です。

アスファルト系屋根材

アスファルト系屋根材には、ガラス繊維を基材としてアスファルトを染み込ませ、表面に彩色砂を張り付けたアスファルトシングルといわれる屋根材があります。アスファルトシングルは、日本ではマンションの屋根で使われていることはあるものの、戸建て住宅では使われていることは少ないですが、アメリカでは普及している屋根材です。
軽量で柔らかくて施工性がよく、既存の屋根材の上にかぶせて施工するカバー工法にも向いています。アスファルトシングルは低価格なことも魅力ですが、日本ではまだ施工実績のある会社が少ないことが懸念される点です。

金属系屋根材

金属屋根では、かつてはトタン屋根の家も多かったですが、最近ではガルバリウム鋼板が使われることが増えています。トタンとは、亜鉛をめっきした鋼板をいい、安価なことから普及し、軽いので耐震性にも優れています。しかし、錆やすく塗り替えが必要で、雨音が伝わりやすいといったデメリットがあるため、最近では減りました。ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛、シリコンでめっきしたアルミ亜鉛合金メッキ鋼板をいいます。
軽量でトタンよりも錆びにくく、塗装のメンテナンスも基本的には不要で、カバー工法にも向いています。ただし、凹みやすく、絶対に錆びないとはいえず、塗装が必要となった場合には、密着しにくいため、ガルバリウム鋼板への塗装実績のある施工業者への依頼が望ましいです。

屋根材は住まいに合ったデザインのものを選ぶことも大切ですが、機能面での特徴の違いも重視しましょう。カバー工法で施工する場合には、屋根材によって向き不向きがあります。

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