2016年11月4日

モルタルの外壁にヒビが入った!ひび割れ補修はどうすればいい?

モルタル外壁は地震などでひび割れが起きやすい壁材ですが、ひび割れの程度によっては補修が不要であり、クラックの大きさによって補修の方法が異なります。

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モルタル外壁はひび割れができやすい性質がありますが、ひび割れ補修はどのように行うのでしょうか。補修の必要のないひび割れもあります。モルタル外壁のひび割れの種類や、ひび割れ補修の方法についてまとめました。

モルタルの外壁にヒビ!原因は何?

サイディング外壁と比較して、モルタル外壁はひび割れを生じやすいです。モルタル外壁のひび割れの原因は、主に自然条件によるものです。モルタル外壁は太陽からの紫外線や風雨を受けて、次第に塗膜が劣化していくと、水や空気を通しやすい状態となり、気温の影響で塗膜が収縮することで、ひび割れが生じます。

また、地震や自動車の往来によって建物が揺れたりゆがみが生じたりして、外壁自体にヒビが入ることもひび割れの原因です。住まいを建てたときに、モルタルを乾燥させる工程で、外壁にひび割れが生じることもあります。

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モルタル外壁の補修方法

モルタル外壁のひび割れは大きさから、幅0.3mm以下で深さ4mm以下の「ヘアークラック」と、幅0.3mm以上で深さ4mm以上の「構造クラック」に分けることができます。 「ヘアークラック」は表面のみにひび割れが生じているため、建物の構造への影響はなく、ひび割れ補修を行う必要はありません。外壁塗装をする際に、弾性のあるフィラーなどを下塗り材として使用すれば十分です。

「構造クラック」は放置すると構造に関わる部分にまで雨水が浸透してしまい、建物の強度にも影響するためひび割れ補修が必要です。ひび割れの大きさによって補修方法は異なり、0.7㎜未満の場合にはそのままシーリング材で埋めます。0.7㎜を超える場合には、V字にみぞを掘って、プライマーを塗った後にシーリングを埋める、「Vカットシーリング法」が採用されることが多いです。

モルタルの外壁をひび割れさせない方法

モルタル外壁でひび割れを生じにくくする方法として、弾性塗料の使用が挙げられます。弾性塗料はひび割れに追従する性質を持っているため、外壁自体にひび割れが生じても、塗膜面が破れにくいです。ひび割れを補修した際にも弾性塗料を使用できます。 ただし、弾性塗料はモルタル外壁には向いていますが、窯業系サイディングには適さないので、注意が必要です。

窯業系サイディングには蓄熱性があるため、弾性塗料を使用すると、塗膜面に膨れや剥がれが生じてしまうことがあります。 モルタル外壁はひび割れが生じやすいため、外壁の塗り替え工事では弾性塗料を選ぶと、塗膜面を維持しやすいです。構造クラックができているときは、速やかに補修工事を依頼しましょう。

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