2016年8月22日

水まわりリフォームを成功させるには?リフォーム時期、費用の相場とは

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水回りのリフォームをおこなうべき時期とは


「水回りのリフォームは見た目で判断してはいけない」とよく言われます。まだまだ現役で使えているし、使用上にも外観にも問題ないように見える水回りですが、実は目に見えない部分ですでにリフォームが必要な状態になっていることがよくあるためです。

水漏れや湿気によって、水回りの床材や土台などが腐食していることがあります。戸建ての場合は、シロアリの被害も珍しくあります。完全に腐食が進行している場合や、シロアリによって床材の強度が落ちているような場合は、リフォーム費用だけでなく、補修の費用まで発生することになります。

見た目が大丈夫だからと思って、そのままにしていると大変なことになり、最終的には出費がかさんでしまうケースが良くあります。

水回りのリフォームは20年以内に行うのがひとつの目安になります。20年以上経過していると、腐食やシロアリの問題が発生している確率が高くなりますので、15〜20年の間で、その期間に水回りのトラブルがあった場合は、水回りのリフォームの時期だと考えてください。

水回りのリフォームの費用相場とは

それでは水回りのリフォームには、一般的にいくらくらいの費用が発生するのでしょう。水回りの場所ごとのリフォーム費用について見ていきましょう。

キッチンのリフォーム

  • 50〜100万円

キッチンのリフォームでも、コンロの交換程度であれば安く行うことができますが、システムキッチンを交換する場合は、100万円以上の費用が発生することもあります。こだわりの高機能キッチンほど高くなりますので、ある程度の妥協が必要なリフォームでもあります。

浴室のリフォーム

  • 50〜100万円

ユニットバスは時期を遅らせると一番水漏れが発生しやすい場所ですので、必ず20年以内にリフォームをしたい箇所になります。ユニットバスのグレードにもよるのですが、一般的なものであれば100万円以下で交換することが出来ます。

トイレのリフォーム

  • 20〜60万円以内

トイレのリフォームは、高機能トイレを選べば選ぶほど、リフォーム費用が高くなります。シンプルな機能のトイレであれば10万円の予算で行えますが、タンクレスなどの最新モデルを選ぶと50万円以上の費用が発生します。

洗面所のリフォーム

  • 20〜30万円以内

洗面所のリフォームは基本的にこだわりすぎなければ、20万円以下でのリフォームも可能になります。ユニットタイプの洗面台で、内装のリフォームが不要な場合は、安くリフォームすることができますが、バリアフリー対応などをすると50万円近い費用になることもあります。

水回りリフォームはまとめてがお得?

水回りの寿命はほとんどがパッキン類の寿命ですので、洗面台もキッチンも浴室もトイレもそれぞれ寿命を迎えることになります。

リフォームの予算が限られている場合は、1箇所ずつ時期をずらしてリフォームするほうが良いのですが、予算に余裕がある場合は一度に済ませておいたほうが、総支払額がお得になります。

特に浴室と洗面所が隣り合わせになっているようなケースは、リフォームを同時に行わなければ、工事が二度手間になり、余計な出費が発生するケースもあります。

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