2016年9月20日

キッチンに食洗機があると便利?外置きと埋め込み型の価格比較

食洗機(食器洗い機)にはシステムキッチンに取り付ける埋め込み型(ビルトイン型)と、キッチンシンクの上などに置いて使用する外置きのものがあります。 それぞれの食洗機のメリットやデメリット、また使い勝手や価格について比較をしてみました。 これから食洗機を導入したいと検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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食洗機って本当に便利?

食洗機を導入するにあたって一番気になるところは、食洗機はあったほうが便利なのか。ということではないでしょうか。 そこで食洗機の特長や食洗機の便利なところについてご紹介していきます。

食洗機の特長

<特長1~高い洗浄力と除菌効果~>

食洗機は、手洗いでは洗えない高温のお湯落ちにくい油汚れなどをすっきりと落とすことができます。 そして、強力水流が食器の隅々まで届いて汚れもしっかり洗い流します。 また高温のお湯で洗浄するので除菌効果も期待でき、衛生面でも安心です。

<特徴2~専用洗剤でより高い洗浄効果>

食洗機の洗剤の成分には手洗い用の食器洗剤には含まれていない汚れを分解する酵素やガラス食器などのくもりを取る成分などが含まれているので、さらに効果的に食器を洗浄することができます。

<特徴3~節水ができる~>

手洗いで食器を洗う場合は、水を流しながら洗ってすすいでいるので思っている以上に水を使っています。それに対し食洗機で食器を洗う場合は、庫内で水を効率よく循環させることができるので少ない水で食器を洗うことができます。

<特徴4~深夜電力を使用して電気代を節約~>

就寝前に予約運転を設定しておけば、深夜電力を使用でき電気代も節約することができます。

<特徴5~静音設計で運転音も静か>

食洗機の運転音は、図書館の中にいるのと同じくらいのレベルの音なのでとても静かで、 夜間に使用しても運転音も気になりません。

食洗機のココが便利!

<家事の時短になる>

食洗機を利用することで一番便利なところは、手洗いで食器を洗う手間が省けるということではないでしょうか。 乾燥機付きの食洗機であれば食器洗いから乾燥まですべてを自動で行ってくれるので忙しい主婦にとっては家事の時短にもなり、とても助かります。

<操作・お手入れも簡単>

操作やお手入れに手間がかかってしまっては、毎日使用するのは避けてしまいがちになりますが、食洗機の操作は洗剤をセットして洗浄コースを選ぶだけなのでとても簡単です。 毎日のお手入れは「残菜フィルター」を掃除しておくだけです。 また定期的なお手入れとしては、食洗機の機能に搭載されている「お手入れコース」で庫内の洗浄をしておきます。これにより庫内をきれいに保つことができます。

<汚れや食器に合わせて選べる洗浄コース>

汚れの程度や洗う食器に合わせて洗浄コースを選ぶことができます。 例えば、油汚れやガンコな汚れには「パワフルコース」。熱に弱いプラスチック製容器の洗浄には「低温ソフトコース」などといった洗浄コースが搭載されている食洗機もあります。

外置きと埋め込み型のメリット・デメリット

実際に食洗機を導入するにあたり、外置きと埋め込み型のどちらを選ぶべきか迷ってしまうこともあるかと思います。 ここからは外置き、埋め込み型それぞれの食洗機のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

外置き食洗機とは

外置きの食洗機は、キッチンの空いたスペースやシンクの上に置いて使用するコンパクトな食洗機です。 搭載されている機能には、洗浄に乾燥機能が付いているものと、乾燥機能が付いていない洗浄のみの機能のものがあります。 また、キッチンのインテリアにも合うようなデザインや色が揃っています。

外置き食洗機の設置について

外置きの食洗機は、賃貸住宅のキッチンにも取り付けることが可能で万が一、引っ越しなどで取り外す必要が出てきた際にも簡単に取り外すことができます。 その設置に伴う工事は、現在使用している蛇口に「分岐水栓」を取り付けて付属の給水ホースをつなぐだけです。 この工事は自分で行うことも可能ですが、難しい場合は業者に依頼をしましょう。 また分岐水栓は様々な蛇口に対応していますので、事前にご家庭の蛇口を確認しておくと安心です。

外置き食洗機のメリット

<メリット1~狭いキッチンでも設置できる~>
外置き食洗機は、キッチンシンクの上や空いているスペースに置いて使用しますので埋め込み型に比べて手軽に設置することができます。 その設置方法も専用部材を利用して縦向きや横向きにして設置できる他、出窓の上などにも設置することができるので狭いキッチンにも対応可能です。

<メリット2~自分で設置・取り外しが可能~>
設置の際には、食洗機に水を給水するための「分岐水栓」を設置するだけの簡単な作業なので自分で設置したり、取り外すことも可能です。

<メリット3~コンパクトでもたくさんの食器が洗える~>
外置き食洗機は、コンパクトでありながらも埋め込み型食洗機と同じ量の食器を洗うことができます。

<メリット4~家族の人数によってサイズを選ぶことができる>
外置き食洗機には、ファミリー向け、少人数の家族向けのものがありますので、それぞれのご家庭に合ったサイズの食洗機を選ぶことができます。

外置き食洗機のデメリット

<デメリット1~設置には工夫が必要~>

外置き食洗機を設置する向きなどによっては食器が入れにくいなどといったことが出てきますので、設置する場所には工夫が必要になってきます。

<デメリット2~運転音が気になる場合がある~>
運転音は図書館レベルの静かな音ですが、設置している場所がシンクの上などの場合は振動が伝わりやすいので、運転音が気になってしまう場合があります。

埋め込み型食洗機とは

埋め込み型の食洗機は、システムキッチンに取り付けられている食洗機です。

埋め込み型食洗機の設置について

埋め込み型の食洗機は、システムキッチンに後から取り付けることも可能です。 この場合は、キッチンカウンターの下やシンク下のキャビネットを取り外して設置します。 食洗機を新規に設置する場合は、水道工事(給水管・排水管)や電気工事を行う必要がありますので、専門業者に工事を依頼するようにしましょう。

埋め込み型食洗機のメリット

<メリット1~設置スペースも取らず見た目もすっきり~>
埋め込み型食洗機は、キッチンのカウンター下に設置するのでキッチンの見た目もすっきりとしています。

<メリット2~キッチンリフォームにも対応~>
前述のように、既存のシステムキッチンの収納部分に食洗機を新たに組み込むことが可能です。

<メリット3~食器のセットや取り出しが楽々~>
埋め込み型食洗機を使用する際は、収納キャビネットのように引き出し式になっているので楽な姿勢で食器をセットしたり取り出したりすることができます。

埋め込み型食洗機のデメリット

<デメリット1~収納スペースの減少~>
キッチンのカウンター下に設置する為、収納スペースが少なくなってしまいます。

<デメリット2~設置の条件がある~>
設置の際にはキッチンカウンターの奥行や幅などによる設置条件が発生します。

<デメリット3~設置に伴う工事の発生~>
新たに食洗機を設置する場合は、水道工事や電気工事を行う必要があります。

外置きと埋め込み型の価格比較 ~ キッチン食洗機 ~

外置きと埋め込み型のそれぞれの食洗機の価格や設置に必要な費用について比較をしてみました。 購入の際の参考にしてみてください。

外置き食洗機の価格

外置き食洗機の価格は、食器を洗える容量や搭載されている機能によって若干の違いが出てきますが、価格は3~7万円前後のものが多いようです。 そして設置の際に必要になってくる「分岐水栓」の費用は1~2万円程度です。

埋め込み型食洗機の価格

埋め込み型食洗機の価格は6~14万円前後のものが多いようです。 キッチンリフォームで新規に設置をする場合は水道工事・電気工事が必要になってきます。 その工事にかかる費用は、10~20万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

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