2017年7月7日

オール電化のシステムキッチンにしたい方必見! 工事のポイントもご紹介

システムキッチンをオール電化にするメリットとデメリットについてご紹介しています。ガスを使わないオール電化の家は、近未来ぽっくてかっこいいですよね。この記事では、そうならないためにもオール電化の基礎的な知識と、キッチンをオール電化にするメリットとデメリットを解説していますので、検討の際のご参考ください。

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オール電化とは

オール電化とは、これまでガスを使って行っていた調理時の加熱や、入浴時の給湯などをすべて電気で行うことを言います。電気エネルギーを使用することに加え、太陽光発電システムなどを組み合わせて、自然の力から電気を得るスタイルが一般的です。
オール電化住宅と普通の住宅の違いは以下の3点があげられます。

・太陽光で電気を作る
・大気の熱を利用してお湯を作る
・火を使わずに調理をする

オール電化にすると、電力会社からの電力供給に頼ることなく生活を送ることができるという点が大きな魅力の一つです。
万が一災害発生時に電気供給が途絶えたとしても、発電された電気を貯めておくことができるため、停電時にも普段通りの生活を送ることができます。
さらにガスを使わないため、緊急時にはガス漏れなどを気にする必要もありません。

また、太陽光発電システムで作った電気のうち、使わずに余った電力を電力会社に買取をしてもらうこともできるので、結果的に光熱費を大幅に削減することができます。

キッチンをオール電化にするメリット・デメリット

オール電化にすることで、最も影響を受けるのがキッチンです。お風呂はガスから電気になってもそれほど生活に影響はでませんが、キッチンは、調理方法や調理器具などが変わることもあります。
ここでは、キッチンをオール電化にすることで発生するメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット

・火を使わないから火災が発生しにくい
・調理器具のメンテナンスが楽になる
・ガス代が不要になり光熱費が削減できる
・キッチンが暑くならない

キッチンをオール電化にしたときメリットの多くは、キッチンから火がなくなることによるものです。
火がないことで火災は起きにくくなりますし、鍋が焦げ付くこともありません。暑さでキッチンでの作業が辛くなる真夏であっても、火による直接的な暑さがないため快適に調理ができます。

ガス台は凹凸が多く掃除が面倒でしたが、フラットなIHとなるため掃除の手間も格段に省けるというメリットがあります。毎日使用する主婦にとっては、日頃のお手入れが簡単でキレイが保ちやすいというのはとても嬉しいですよね。

また、エコキュートや太陽光発電システムを組み合わせることで、光熱費が下がるというメリットもあります。

デメリット

・調理器具を買い換えなくてはいけないこともある
・導入費用が高い
・直火での調理ができない

一番大きなデメリットは初期費用の高さかもしれません。オール電化にしたくても、予算の都合で諦められる方もいらっしゃるでしょう。
またIHにすることで、これまで使っていた調理器具が使えなくなることもあります。IH対応の鍋を用意しなくてはなりませんので、お気に入りの調理器具を買い替えなくてはならないこともあります。

料理がお好きな方にとっては直火での調理ができないこともデメリットの一つとなります。

ガスコンロとIHクッキングヒーターの違い

ガスコンロとIHクッキングヒーターの最大の違いは、IHは金属の鍋しか使えないということです。IHは電磁波を使って加熱をしますので、土鍋などの電気を通さない非金属で作られた調理器具は使うことができません。

また毎日のお手入れの面では、凹凸が多く頑固な汚れがこびりつきやすいガスコンロと比べ、IHは非常にお手入れが簡単です。加熱調理の際は、油が飛び散ったり吹きこぼれがあったり、どうしても汚れやすくなりますよね。ガスコンロでは分解をして、一つずつこびりついた頑固な汚れをたわしなどで落とすのが一般的ですが、IHではサッと一拭きで汚れを簡単に落とすことができます。
また、ガスとは違い天板が加熱されることがありませんので、天板に調味料を置いて調理することもできます。

慣れないうちは戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてしまえばIHの方が調理もお手入れも簡単です。しかし料理にこだわりがあり、直火での調理が欠かせないという方の場合には不向きと言えます。

オール電化にするためにかかる費用と必要な工事

光熱費の節約もできるオール電化ですが、オール電化に変更するにはお金がかかります。 実際オール電化に変更する際、どの程度の費用が掛かるのでしょうか。

〈オール電化にするためにかかる費用〉
IHクッキングヒーター:20万~40万円
エコキュート:40万~60万円
太陽光発電システム+オール電化:200万円以上

IHクッキングヒーターやエコキュートだけのリフォームであれば60万~100万円の予算で交換することができます。これに太陽光発電システムを付け加えると、さらに100万円以上の費用が発生します。

光熱費を下げることが目的なのであれば、IHクッキングヒーターだけでなく太陽光発でシステムを含めたオール電化がおすすめです。IHクッキングヒーターの導入だけでは、光熱費を下げることはできませんので気を付けましょう。
予算が厳しいという場合は、将来的に太陽光発電システムを導入する前提で、IHクッキングヒーターとエコキュートだけの工事を検討してみましょう。

まとめ

オール電化にするための工事費用は決して安いとは言えませんが、快適さや長いスパンでの光熱費の節約になることを考えれば、ただ高いというものではありません。 災害時も火災になりにくいという点や、電力供給に頼らずに生活ができるという点でも安心できることはたくさんあります。

一方、デメリットとなりうることもありますので、よく考えて検討しましょう。

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