2017年12月12日

キッチン収納リフォームについて

キッチン収納のリフォームの際には、ご自身にとって使い勝手の良いと思う工事を行うだけでなく、リフォーム後に収納場所や収納スペース内の有効活用を考えることが大切です。キッチン収納リフォームの内容や費用、リフォーム前後の注意点を見ていきましょう。

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キッチン収納リフォームの工事内容と費用

キッチン収納の利便性を高めるリフォームの内容と費用について見ていきましょう。

  • 吊戸棚を昇降式にする:10~30万円
  • 床下収納を設置する:10~30万円
  • システム収納ユニットを設置する:10~50万円

吊戸棚を昇降式にする

キッチン上部の収納スペースは何が収納してあるのか分かりにくかったり手が届きにくいため、使われなくなることも多いです。 そこで、昇降式にリフォームすることで、使いたい時に吊戸棚を手の届く高さまで下せる*ため、使い勝手が良くなります。 昇降式の吊戸棚は手動タイプと電動タイプがあり、電動タイプの方が価格は高いです。

床下収納を設置する

床下収納は限られたスペースを有効活用できるとして、キッチン収納で人気のリフォームです。 床下収納は床に専用のボックスをはめて設置するため、床下にある程度のスペースが必要です。

床下に水道管やガス管が通っているとボックスが収められなくなるため、床下の状態をあらかじめ業者に調査してもらいましょう。 床下収納の工事費用は、容量とボックスの素材で異なります。

システム収納ユニットを設置する

収納ユニットの容量によって費用は異なります。容量が大きいと設置の手間がかかるため、工事費が高額になります。

キッチン収納リフォームの注意点

せっかくキッチン収納リフォームを行っても、収納スペースを活用できなければもったいないです。キッチンの利便性を高めるために注意すべきことを見ていきましょう。

高い所にある収納スペースは出し入れに手間がかかる

キッチンの上部にも収納スペースがあれば空間を有効活用できると考え、高い所にも収納スペースを作りたいという意見は多いです。しかし、使ってみると取り出すのに手間がかかり、使い勝手が良くないという方も多いです。

キッチンの収納スペースは、小さい動作で出し入れを行える所に設けることが理想ですが、物が多い方は空間を有効活用して収納スペースを増やしたいでしょう。身長に近い高さの吊戸棚の設置を考えるかもしれませんが、身長の高さに近い吊戸棚は調理中は作業しにくいと感じます。

出し入れがしやすく調理もしやすい吊戸棚を設置するためには、手動か電動で使いたい時に棚を下ろせるものを選びましょう。手動を選ぶ場合は、簡単に下ろせるかなど操作性を必ず確認しましょう。

奥行きの深すぎる収納は不要なものを増やす

リフォームを機に収納容量を増やす方は多いですが、容量が大きいとあらゆるものをしまい込んでしまい、何が収納してあるのか分からなくなることもしばしばです。 ご自身の収納したいものに合うサイズを選び、何が収納してあるのか常に把握できることが使い勝手の良い収納には大切です。

開き扉は動線を邪魔する

調理中は簡単に物を出せるように扉を開けたままにしておきたいものですが、開き扉ですと動線をふさいでしまい、キッチン内の移動を不便に感じます。 キッチン収納の扉は引き戸か折れ戸にすることで、動線をふさぐことなく扉を開けたままにできます。

キッチン収納リフォーム後に収納スペースを使いこなすコツ

キッチン収納のリフォームを行ったら、収納の仕方も工夫すると、より使い勝手の良い収納スペースになります。使い勝手の良い収納のコツをご紹介します。

調理家電の収納スペースを確保する

調理家電の中には使用頻度の高い物も低いものもあります。 使用頻度の低い物は、吊戸棚の中やキャビネットやクローゼットの奥など、取り出すのが面倒な所にしまったままになり、使おうと思った時にどこにしまったか分からないということも多いです。

そこで、壁面収納を活用するなど、目のつく所に調理家電の収納スペースを確保することで、探す手間がかからず、使用頻度を増やすきっかけにもなります。

使用頻度の高いものは高い所にも低い所にも収納しない

一般的に出し入れのしやすい高さは、腰から目の高さだと言われています。ここから外れた収納スペースは出し入れに手間がかかり、使われなくなることが多いです。そこで、使用頻度の高いものは手の届く高さに収納しましょう。

食品のストックスペースは中身を見やすくする

最近は長期保存可能な食品が増えてきているため、ストック品が大量にあるという方は多いのではないでしょうか。 どこに収納すべきか分からず、バラバラに収納していたから全てを収納できる大きなスペースを作りたいという方は多いですが、容量が大きすぎても、整理整頓できないくらいにつめ込む原因になります。奥行が45cm以上の場合、網棚やカゴを取り付けて、中を見渡しやすく、奥の物は取り出しやすくしましょう。

まとめ

キッチン収納リフォームの内容と費用、リフォーム前後の注意点をご紹介しました。キッチン収納リフォームは、収納スペースの容量で費用が異なります。容量が大きい方が様々な物を収納出来て便利に思われますが、物をしまい込んで使いこなせない可能性もあります。使用頻度に合わせて収納場所を考えたり、カゴを使って仕分けるなど、収納スペース内の工夫も大切です。ご自身の収納したい物に合うキッチン収納を作るリフォームを行いましょう。

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