2017年8月4日

食洗機を取付けは簡単? 取付ける手順を分かりやすく説明します

食洗機はその本体価格が高いだけでなく、業者に依頼すると設置のための費用が数万円かかってしまいます。ビルトインであれば、5万円以上の費用が発生することもあります。そのため、自分でなんとかして食洗機を設置しようとする人もいます。ただし、DIYでの設置にはちょっとしたコツが必要です。慣れない作業で失敗することもあります。ここではそんな食洗機の取り付け方法について、DIYでの設置方法と業者に依頼する方法の両方についてご紹介します。

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食洗機を取り付ける手順

【参考】https://www.photo-ac.com/main/detail/960547?title=食洗機の水道管と電源

食洗機を取付するときに行うことはとてもシンプルです。

1.食洗機の設置
2.給水管の接続
3.排水管の接続
4.電気配線の接続

この流れはビルトインでも据え置き型でも変わりません。ただし、ビルトインの場合には、食洗機の設置前にキャビネットの取り外しを行わなくてはいけません。

自分で取り付ける方法

それではまず、自分で食洗機を設置する方法について説明します。ビルトインと据え置き型では方法が違います。自分の設置する食洗機に合わせてチェックしてください。

ビルトインの場合

ビルトインの食洗機の設置はとても厄介です。最初にお伝えしておきますが、DIYの経験の浅い人は、無理に自分で設置しようとせずに、最初から業者に依頼するようにしましょう。
自分で作業をして上手くいかなかったときに、業者に依頼しても嫌がられますので注意してください。

ビルトインの場合は、まずキャビネットを取り外します。ねじで設置されていますので、そのねじを外すだけでキャビネットも取り除けます。

次にキッチンシンク下側にある給水配管に分岐管を追加します。その分岐管からステンレスのフレキシブル管と樹脂製の蛇腹管を使って、食洗機に配管を接続します。

難易度が高いのは排水配管です。食洗機の排水部と、既存の排水配管を接続しなくてはいけません。しかも勾配をつけなければ汚れがたまります。
排水配管を食洗機の下まで伸ばし、そこから給水配管と同じように樹脂製の蛇腹管で接続します。

あとは電源プラグをコンセントに接続すれば完了ですが、近くにコンセントがない場合は延長ケーブルなどを使って接続するようにしてください。

据え置き型の場合

据え置き型の場合はビルトインよりも簡単です。現在使っている水道の蛇口に分岐のための部品を取り付けて、その分岐部分から食洗機の給水部に接続するだけです。排水配管は基本的にはシンクに流れ出るようにしておけば問題ありません。あとはコンセントに電源プラグを差し込めば使用できます。

難しいのは蛇口に分岐を取り付けることですが、ほとんどの蛇口に適合する分岐部品が売られていますので、それを購入して設置しましょう。自分でできる自信がない場合は、友人などに依頼するか、業者にお願いしましょう。

業者に依頼する場合

据え置き型はともかく、ビルトインとなるとかなりDIYに自信がなければ自分で設置するのは避けるべきです。そうなると業者に依頼することになるのですが、基本的な考え方としては、商品購入と設置作業をセットでお願いします。これが最もトラブルなく設置する方法です。

ただし、このやり方ですと食洗機の値段も工賃も高値になり、思った以上の費用が発生する可能性があります。ネットショップなどで食洗機を購入して、取り付けだけを業者に依頼するというのが設置コストを抑えるポイントになります。

このケースでは価格を抑えることは可能ですが、業者選びがとても難しくなります。設置工事だけを請け負ってくれる業者は限られますので、インターネットなどをつかって設置業者を探してください。

設置そのものは業者にまかせてしまいましょう。もちろんその時間は家にいなくてはいけませんが、自分で何かをしなくてはいけないということはありません。

業者の選び方

徹底して安く食洗機の設置を行いたいというのでなければ、購入と工事を一括で依頼できる、次のいずれかの方法がおすすめです。

・家電量販店で購入と工事
・ホームセンターで購入と工事

工事を行うのは設備屋や職人と呼ばれる人たちですが、家電量販店やホームセンターが責任を持って行いますので、トラブルの発生も少なく、問題があったときの対応も迅速です。
特別な理由がない限り、この組み合わせで設置業者を販売店に一任しましょう。

ネットショップで食洗機だけを購入した場合は、自分で設置業者を選ばなくてはいけません。ここで注意したいのは、価格で選ぶのではなく信頼できる業者かどうかで選ぶということです。

どんな業者でも作業のミスは起こりえます。大事なことはミスが発覚したときに誠実な対応をしてもらえるかということです。

誠実な業者かどうかは、電話対応や下見のときに判断してください。設置に関するいくつかの質問をして、その回答内容だけでなく、丁寧に説明してくれるのかどうかで判断しましょう。

「アフターケアはどうなっていますか?」「見積もりと金額が変わることがありますか?」このような質問を用意しておきましょう。

まとめ

食洗機を取付する場合は、基本的に商品購入と工事を同じお店に依頼します。そうすることで、設置業者を選ぶ必要はなく、スムーズに食洗機を設置できます。

ただし、少しでも安く設置したい場合には、自分での取付という選択肢もあります。据え置き型であればそれほど難しい作業もなく自分で設置できますが、ビルトインはDIY慣れしていない人には難しいので、無理に自分で作業しないようにしましょう。

ネットショップで安い食洗機を購入する場合で、業者に設置を依頼する場合は、自分で業者を探さなくてはいけません。見積価格も重要ですが、必ず信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

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