家を建てたらDIYでガーデニングをしようと決めている人、たくさんいるのではないでしょうか。
洋風に花がたくさん咲いている庭や、日本庭園のような落ち着ける庭を自分の手で作りたい。
でもいざ自分で作業を使用となるとなかなか時間がとれなかったり、イメージ通りに仕上がらなかったりということがよくあります。
そんなときは造園業者にガーデニングをお願いするという方法があります。ここではそんな造園業者の選び方とそのメリットについて紹介します。
造園業者の選び方
イメージ通りの庭を作ってもらうためには、造園業者選びがとても大切です。
腕の良い造園業者でも得意不得意があり、作りたい庭の特徴に合わせて業者選びをする必要があります。
ここではまず造園業者の選び方について説明します。
造園業者の種類と得意分野を把握する
造園業者と一括りにされていますが、造園業者には植木屋さんのような昔からあるタイプや、エクステリアを専門に取り扱うタイプなど様々な業種があります。
それぞれの特徴を把握して、自分の重視するポイントに一致した造園業者を選びましょう。
- 造園会社:オールラウンドにどのような庭でも対応できる。
- 庭師・植木屋:植木の知識は高い。職人さんの腕によって仕上がりが大きく異なる
- ガーデニング会社:デザインの質が高い。作業は基本的に外注業者が行う。
- エクステリア会社:ブロックなどの外構を得意とする。植物の知識は少なめ。
ホームページで施工事例を確認する
相談をする造園業者がどのようなガーデニングを手がけてきたかを、ホームページなどで確認しましょう。
大手の造園業者はモデルガーデンなどを持っていますので、その場合は実際に足を運んで説明してもらうようにしましょう。
資格の有無を確認する
個人の庭のガーデニングをするために必要な資格はありませんが、造園には造園施工管理技士という資格があり、技術力を知るためのひとつの目安になっています。
より質の高い造園を希望するのであれば造園施工管理技士の1級を保有している人がいる造園業者に依頼しましょう。
複数の造園業者に相談し信頼できる業者を選ぶ
造園業者を選ぶときには1社だけに決めて相談するのではなく、複数の造園業者に相談をして、自分のイメージに一致し、なおかつ選定の過程で気持ち良くコミュニケーションを取ることができた造園業者を選ぶようにしましょう。
庭造りは造園業者に任せきりで行うものではなく、造園業者と一緒に作り上げていくものですので、信頼できる業者を選ぶことはとても大切なことです。
工事の流れ
それでは次に造園業者に問い合わせをしてから、ガーデニング完成までの流れを紹介します。
1.打ち合わせ
まずは簡単な打ち合わせから行いましょう。
造園業者のお店に行くスタイルと、造園業者を家に来てもらうスタイルがあります。
ガーデニングのイメージがまだ出来ていない場合は、お店にいって、様々な例を見せてもらうほうがイメージは膨らみます。
2.現地調査
実際の現場を確認してもらうことで、造園業者もデザインのイメージを膨らませやすくなります。
日当たりや土壌など現場を見なくてはわからないこともあります。打ち合わせも兼ねての現地調査ですので、必ず立ち会いで行うようにしましょう。
3.見積りと提案
現地調査のあと、造園業者は打ち合わせ内容を反映させた提案と見積りの作成を行います。
見積金額を「一式」で出してくる造園業者もいますが、何にいくら掛かるのかを明確にしてもらい、わからないことはきちんと質問しておきましょう。
4.業者選定と契約
見積りを依頼したすべての造園業者から回答があったところで、どこに依頼するかを選定しましょう。
価格もひとつの目安ですが、イメージしている庭に近い提案をしてくれていることも重視して選び、契約を行いましょう。
5.施工
契約すればあとは完成まで待つだけですが、できれば工事に立ち会って作業の確認を行いましょう。
気になることがあった場合は、その場の職人さんではなく、造園業者に連絡しましょう。
6.完成と引き渡し
作業が完成したら、仕上がりをチェックし、問題がなければ支払いを行います。
ほとんどのケースでアフターフォローなどもありますので、庭が完成した後も気になる点があれば造園業者に連絡をしましょう。
造園業者に依頼するメリット
自分でDIYしようと思えばできないこともないガーデニングですが、それをあえて造園業者に依頼するメリットはどこにあるのでしょう?
専門家だからできることも含めて、造園業者に依頼するメリットについてリストアップします。
- 仕上がりが美しい
- メンテナンスも含めて任すことができる
- DIYよりも安くできることもある
- 短期間で完成する
他にもいろいろなメリットがあるのですが、大きなメリットは上記の4点です。
言うまでもありませんが、素人が作った庭とプロが作った庭では仕上がりに差が出ます。
造園業者が作った庭は、全体のバランスが良いだけでなく、細部までこだわって作られています。
出来たばかりではわからないかもしれませんが、数年経過し庭が育ったときにその差は歴然とします。
またガーデニングは育てていくものですが、造園業者に作ってもらうことでその後のメンテナンスも依頼しやすくなります。
木が枯れてしまったときの対応なども、自分で判断できないことに対するアドバイスをもらえます。
庭造りの先生がいる状態だと思ってもらえばわかりやすいかと思います。
そして何よりも短時間で作業が終わり、造園業者は資材なども安く仕入れることができるため、トータルコストは造園業者に依頼したほうが安くなるということもあります。
どうしても自分でガーデニングをゼロから行いたいというのでなければ、コスト面も含めて造園業者に依頼するということも考えてみましょう。
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