2018年10月22日

LIXIL(リクシル)のドアは浴室にもつけられる! 浴室ドアの種類と特徴をご紹介します

ご自宅のお風呂のドアをリクシルの浴室ドアにリフォームしたい!と考えたとき、カタログを見ても種類が多すぎてどれを選んでいいのか悩んでしまうと思います。ここでは、リクシルの浴室ドアの種類とその特徴について分かりやすくご紹介しています。

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開き戸タイプ

浴室ドア

それではまず、スタンダードな開き戸タイプからご紹介します。
開き戸は開閉時にスペースが必要ですが、選択肢も多くお気に入りが見つかりやすいタイプの浴室ドアです。

ロンカラー浴室用

浴室ドア

ロンカラー浴室用は、シンプルでリーズナブルな浴室ドアです。アパートの浴室などでよく使われるタイプで、無機質でデザイン性はそれほど高くありませんが、とにかく低価格であることを重視した製品です。レバーハンドル仕様、握り玉仕様、タオル掛け付仕様の3タイプから選ぶことができ、カラーも3色まで用意されています。

浴室ドアにあまりデザイン性を求めていない方や、リフォーム予算があまりないという方に適した浴室ドアです。浴室ドアとしての役割は十分に果たしてくれますが、ガラスか樹脂パネルを別途用意しなくてはいけないため、ドア本体以外にも費用が必要になります。

本体とガラスを合わせると思ったよりも安くならないケースもありますので、注意してください。

出典:リクシル

価格:23,100円~(ガラス別途)

浴室ドアEX-A型

浴室ドア

EX-A型は、ガラス部に強化ガラスを使った浴室ドアです。ガラスの面積がとても広く、浴室内が明るくなるというメリットがあります。これだけ大きなガラスですと、小さなお子さんがいる場合は割れないか不安になりますが、強化ガラスを採用していますので、簡単に割れないように配慮されています。

換気窓を標準装備し、浴室内の湿気を逃がせる構造になっているだけでなく、静かに閉まるドアクローザを採用し、使いやすいアルミのレバーハンドルを標準仕様にするなど、高齢者への配慮もなされています。

デザイン面では、どんな空間にもマッチするホワイトカラーだけでなく、木目柄も用意されていますのでナチュラルな雰囲気を演出することもできます。機能面でもデザイン面でも妥協していないため価格は高めですが、浴室ドアにこだわりがある方はにおすすめしたい製品です。

出典:リクシル

価格:134,000円~

浴室ドアWD型

浴室ドア

EX-A型よりも、さらに大きく開口部を取ったドアが浴室ドアWD型です。こちらは強化ガラスではなく樹脂パネルを使っていますので、価格がかなり抑えられています。お手入れのしやすさを追求したドアで、カビが発生しにくいパッキンを採用しています。

さらに、安全性も高く浴室内で人が倒れたときなど、浴室ドアを簡単に取り外せる構造になっています。チャイルドロックもオプションで選べますので、高齢者や小さなお子さんと一緒に暮らしている家の浴室ドアに適しています。

出典:リクシル

価格:48,800円~

中折れタイプ

浴室ドア

浴室の周囲に十分なスペースがない場合に適しているのが、中折タイプです。リクシルでは中折タイプにはどのような製品がラインナップされているのか見ていきましょう。

浴室中折れドアSF型

浴室ドア

浴室中折れドアSF型はシンプルなデザインの浴室ドアで、低価格でありながら、清掃性と安全性の高さを重視した製品です。タオル掛にも使える把手を採用するなど、機能性も重視されていますので、とても使い勝手の浴室ドアに仕上がっています。

カラーはホワイト、ブロンズ、シルバーの3種類用意され、いずれもガラスではなく割れにくく低価格な樹脂パネルを使用しています。外観上の魅力は高いとはいえませんが、浴室ドアに必要な機能は備わっていますので、低価格で中折れドアにリフォームしたいという人におすすめの浴室ドアです。

出典:リクシル

価格:33,300円~

浴室中折ドアWF型

浴室ドア

浴室中折ドアWF型は開閉のしやすさとデザイン性の高さが特徴の浴室ドアです。大型ハンドルを採用したことで、中折れドアの「開閉しにくい」という問題が解決され、さらにガラスではなく樹脂パネルを使うことで、高齢者でも安全にドアを開けられるようになっています。

大きく開口部をとっているためデザイン性も高く、浴室内にしっかりと採光できるのが浴室中折ドアWF型の魅力でもあります。もちろん機能面では他の浴室ドアと同等のスペックを兼ね備えていますので、お手入れもしやすく、長く使うことのできる浴室ドアになっています。

価格はやや高めに設定されていますが、デザイン入の樹脂パネルを用意するなど、見た目にもこだわっている浴室ドアです。安っぽい浴室ドアでは満足できないという方は、浴室中折ドアWF型も選択肢のひとつに入れておきましょう。

出典:リクシル

価格:59,000円~

引き戸タイプ

浴室ドア

引き戸タイプの浴室ドアが採用されることは多いわけではありませんが、他の浴室ドアにはないメリットがあります。リクシルの引き戸タイプ浴室ドアを設置すると、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

BF浴室3枚引戸

浴室ドア

BF浴室3枚引戸は狭いものでも人が出入りできる有効開口が653mmがあるので、ゆとりをもって浴室の行き来ができる浴室ドアです。最大1m以上の広い開口を備えているモデルもあり、浴室と脱衣室の段差が3mmしかありませんので、車椅子での出入りも可能になっています。

樹脂パネルを使っていますので、重量も軽く割れてしまう危険性もありません。さらに、指挟み防止機構がありますので、障子と障子の間に指が挟まらないような配慮もされています。このように安全性を第一に考えているのがBF浴室3枚引戸の特徴になります。

また、大型のハンドルを採用して開閉をしやすくしたり、浴室内に湿気がたまらないように換気ガラリをつけたりするなどの機能性も兼ね備えています。安全性も機能性も高い浴室ドアですので、将来のために家をバリアフリー対応にしたいと考えている方におすすめの製品です。

出典:リクシル

価格:68,000円~

浴室引戸

浴室ドア

浴室引戸は低価格でシンプルな浴室ドアです。片引き戸と引違い戸の2種類が用意され、片引き戸はさらに、浴室側に設置する内引き型と脱衣室側に設置する外引き型に分類できます。いずれも耐食性・水密性・気密性に優れています。

ロンカラー浴室用と同じくガラスや樹脂パネルは別途用意しなくてはいけませんが、内引き型用で定価が1セット6,600~9,100円ですので、BF浴室3枚引戸よりも安価に取り付けできます。またオプションで換気ガラリも取付できる仕様になっています。

出典:リクシル

価格:27,500円~(ガラス別途)

まとめ

浴室ドアは部屋やトイレなどのドアと違って、凝ったデザインのものはあまりありません。水に濡れる部分ですので、耐久性やお手入れのしやすさ、そして安全性がとても重要になってくることもあり、どうしてもシンプルな形状になってしまいます。

デザイン性を重視したいのであれば、木目柄がある浴室ドアEX-A型がおすすめですが、強化ガラスを使用していますので価格がかなり高く設定されています。予算に余裕がない場合は、樹脂パネルを使ったお手頃な価格の浴室ドアをおすすめします。

ただし、リクシルの浴室ドアを実際に購入するときには割引価格で購入できますので、定価ほどは費用はかからないことがあります。割引率はリフォーム会社によって違いますので、正確な金額を知りたい場合には、リフォーム費用と合わせて工務店に見積依頼してみてください。

工務店ごとに仕入れ値が違いますので、1社だけでなく2~3社程度には見積依頼して、安価で丁寧にリフォームしてくれるところを見つけるようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。