2018年10月22日

室内ドアを引き戸にするリフォームの基礎知識と価格相場

室内をバリアフリー対応させるために、開き戸を引き戸にリフォームするケースが増えています。ところが、バリアフリーに適している以外にもメリットがあることはあまり知られていません。ここではそんな室内ドアを引き戸にするリフォームについて、引き戸の種類ごとの価格相場や、費用を抑えるポイントやDIYについての知識もご紹介します。

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室内で使用できる引き戸の種類をご紹介

出展:photoAC

それではまず、引き戸にはどんな種類があるのかを見ていきましょう。意外とたくさんの種類の引き戸がありますので、最適な種類を選ぶためにもそれぞれの特徴をしっかりと把握しておきましょう。

片引き戸

片引き戸は、1枚の扉をスライドさせて開閉するタイプの引き戸です。最近は開いたときの扉の収納スペースをコンパクトにするため、1枚ではなく2~3枚の扉が連動して開くタイプの片引き戸もラインナップされています。

両開き戸

2枚の扉が左右にスライドして開くタイプの開き戸です。スーパーなどの入口にある自動ドアと同じで、2枚分の開口部がありますので、引き戸を全開にすると大きな荷物の出し入れも可能になります。ただし、設置するには左右に大きなスペースが必要です。

引き込み戸

引き込み戸のスライド構造は片引き戸と同じですが、片引き戸は開いたときに扉がそのまま見えているのに対して、引き込み戸は戸袋に収納されますので、扉を完全に隠すことができます。片引き戸では扉の家具を置けませんが、引き込み戸の場合は戸袋になっていますので、その前の空間を自由に使うことができます。

引き分け戸

引き分け戸は両開き戸の別名で、両者に違いはありません。業者によって呼び方が違いますが、同じ意味ですので気にする必要はありません。

引き違い戸

引き違い戸は2枚の扉に対して2本のレールがある扉で、古い家ですと押し入れなどによく使われています。それぞれが独立して動きますので、ドアの左右どちらからでも出入りでき、さらには扉の左右の壁面を自由に使うことができるというメリットがあります。

引き戸のレールがあるものとないものがある

バリアフリーを考えている人に意識してもらいたいのが、引き戸のレールの存在です。引き戸だからレールがあって当然だと思うかもしれませんが、最近は扉を天井側で吊るレールのない上吊りタイプの引き戸が増えています。

敷居やレールというのはつまづきの原因にもなり、車椅子でも乗り越えるのに力がいるため不便です。しかもゴミが溜まりやすいというデメリットもあります。上吊りタイプはコストが高く室内の保温効果が低いというデメリットもありますが、それ以上に室内空間を快適にしてくれます。

バリアフリーのために引き戸にするという場合は、使い勝手のいい上吊りの引き戸も含めて検討してみましょう。

室内のドアを引き戸にしたときのメリット

バリアフリーのために室内のドアを引き戸にする家が増えていますが、実は他にもメリットが多いのが引き戸です。どのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

部屋が広く見える

開き戸を引き戸にリフォームして、最初に感じるのは「空間が広い」ということです。扉の面積だけならどちらも変わりませんが、引き戸は常時オープンにしておけますので、すべての部屋がつながっているように演出できます。

来客があったときや、個室で集中したいときにはもちろん閉めて使えます。その時々の状況に合わせて空間をつなげたり、切り取ったりできるのが引き戸の魅力です。ただし、開き戸をそのまま引き戸に変えるだけでは、引き戸の効果を最大限に活かしきれているとは言えません。

間取りも含めてリフォームすると、より効果的に部屋を広く見せることができます。もし予算に余裕があるのであれば、より部屋が広く見える間取り変更リフォームを、一緒に行うことをおすすめします。

出入りが簡単になる

開き戸の場合、ドアを開閉するためにドアの前もしくは後ろのスペースが必要になります。このため、車椅子で出入りしようとすると、開閉時にわずらわしさが出てしまいます。廊下が狭い場合などは、身動きが取れなくなることもあります。

これを開き戸にすれば、ドアの前に立って横にスライドさせるだけですので、部屋の出入りでストレスを感じることがなくなります。力のない高齢者や小さなお子さんでも簡単に開閉できますし、そもそも引き戸を開けっ放しにもしておけるので、室内での移動を安全に行なえます。

風通しがよくなる

開き戸を使った家の場合、ドアを閉めているのがデフォルトですので、どうしても室内を空気が流れないようになっています。ところが、引き戸の場合はドアを開けておくのがデフォルトですので、南北の部屋で窓を開ければ、自然の風が室内を通り抜けてくれます。

もちろん開き戸でも同じことができますが、開き戸はその構造上、風によって勝手に閉じてしまう可能性があります。引き戸であれば、風でドアが閉まるということはまずありません。風を取り込むことで室内空間の空気が常にフレッシュな状態になりますので、室内をいつも居心地のいい空間にできるのも引き戸の大きなメリットのひとつです。

室内ドアを引き戸にしたときの費用相場

引き戸のメリットは分かっても、リフォームに使える予算には限りがありますので、気になるのはその費用相場ですよね。費用相場は扉の種類によって違いますので、引き戸の種類ごとにどれくらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。

引き戸の種類費用相場
片引き戸(ドア枠流用)8万~11万円
片引き戸(ドア枠新規)20万~30万円
引き込み戸30万~35万円
両開き戸25万~40万円
引き違い戸25万~40万円

既存のドア枠を流用して開き戸を引き戸にする場合は、既存のドアの撤去と新しいドアの設置だけですので、リフォーム費用も安く抑えることができます。ただし、ドア幅が狭い場合は車椅子が自由に出入りできないことも考えられます。

使い勝手だけを考えて、開き戸を引き戸にする場合はそれでも問題ありませんが、バリアフリーをしたいのであれば、使用するシーンをよく考えてどの種類の引き戸にするのか決めるようにしましょう。

また部屋の構造上、自分の希望する引き戸にできない可能性があることも頭に入れておきましょう。最初から引き戸の種類を決めるのではなく、リフォーム会社に予算も含めて相談しながら、どのタイプの引き戸にするのかを決めるようにしましょう。

室内のドアを引き戸にするリフォームはDIYでもできるの?

室内ドアを引き戸にするのに30万円くらいかかるとなると、DIYでリフォームしたほうが安上がりのように思えますよね。インターネットで調べると、自分で引き戸を作ったという人の情報などを見ることも出来ます。

ホームセンターやネットショップを使えば、引き戸の材料は2~3万円で揃えることができます。ドアそのものを自分で作ってしまえば、さらに費用を抑えることもできます。リフォーム会社に依頼する場合の1/10くらいの費用だと思うと、多少見た目が悪くてもDIYのほうが魅力ですよね。

でも、実際に自分でリフォームするのはかなり難易度が高い方法です。家の内装をすべてDIYで作りましたというような人でもない限り、設置しても使い勝手の悪さが気になるような仕上がりにしかなりません。

スライドさせるのにもガタついたり、ドア枠との間に大きな隙間ができたりと、思うような引き戸にならないケースがほとんどです。DIYが絶対に無理というわけではありませんが、見た目や使いやすさを求めるなら、多少費用は高くてもリフォーム会社に施工してもらいましょう。

室内ドアを引き戸にリフォームする際の業者選び

室内ドアを引き戸にするリフォームは、業者にしてみればそれほど難易度が高い作業ではありません。家を建ててくれたハウスメーカーや工務店に依頼すれば、断られることもありませんし、安心して任せることができます。

ただし、ハウスメーカーは下請けに丸投げするだけですので、どうしてもリフォーム費用が高くなります。とはいえ、名前も聞いたこともないようなリフォーム会社ですと、追加費用を請求されるなど、詐欺まがいの行為をされるようなケースもあります。

そのようなトラブルにも合わず、しかも費用も抑えてリフォームするには、下記のポイントを意識してください。

  • 実績のある業者をリストアップする
  • 複数の業者に見積依頼をする
  • 価格だけで決めずに応対の良さ、信頼できるかどうかを重視して選ぶ

まず、重要なのは実績があるということです。地元で何十年も続いていたり、ホームページで手がけた内容を公開していたりするようなリフォーム会社や工務店を3~4社くらいリストアップしましょう。その業者に対して相見積もりであることを伝えた上で、見積依頼してください。

大事なのは見積金額だけで決めないということです。相談したときの応対なども含めて、この人たちなら任せられると思えた業者の中で、予算に見合った提案をしてくれたところを選べば、トラブルにあうこともなく、なおかつ予算オーバーにならずにリフォームできます。

まとめ

長く同じ家で暮らしていると、あらゆることがあたり前になってしまい、ドアのリフォームをするときも、開き戸なら開き戸に交換するという選択をしてしまいがちです。でも、その家で暮らしている人たちのライフスタイルは常に変化していますし、建具も年々進化しています。

引き戸と聞くと、古い家に使われている扉をイメージしがちですが、最近ではバリアフリーのためになくてはならないアイテムになっています。とても使い勝手がよく、室内空間を自由に使えることができるなど、開き戸にはない魅力が引き戸にはあります。

防音性や気密性という意味では開き戸には劣りますが、室内を心地よい空間にしたり、ストレスのない開閉ができたりという点では引き戸に軍配が上がります。開き戸からのリフォームの場合、やや高額な費用が必要になりますが、それに見合うだけの快適さを得られます。

バリアフリー対応はもちろんのこと、日々の生活でストレスをできるだけ減らしたいという人は、ぜひ引き戸へのリフォームも検討してみましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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