2018年11月30日

蝶番の調整(修理)の目安をお教えします!費用や種類についても解説

蝶番とは、棚や靴箱などの扉部分に使われる金具であり、扉の開閉にとても重要な役割を持ちます。現在ご使用されている身近な食器棚や玄関の扉に不具合を感じる場合、蝶番に問題がある可能性があります。 扉は一日に何度も開閉する場所でもあり、不具合が起きるとストレスになりますよね。 ここでは、蝶番の種類や状態によって起きる扉の不具合や、対応策をご紹介していきます。

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蝶番とは?


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蝶番とは、棚と扉の継ぎ目に使われる金具で、開閉の際に必要になります。
形が蝶に似ていることが語源ですが、建築業界では当て字の「丁番」と書くことが多くなっています。
読み方は「ちょうつがい」が正式ですが、現在では「ちょうばん」と読むのが一般的です。

蝶番は「蝶番片」と呼ばれる中心部分と、その両側にネジを固定する羽のような金属板からできています。

蝶番の修理や調整が必要な症状


出典:pixabay

蝶番の修理や調整が必要になるのは、主に次の3つのような症状が現れたときです。

症状別の対処方法もご紹介していますので、参考にしてみてください。

扉がぐらぐらする

ご家庭の家具やドアの不具合で良く起こるのが、扉のぐらつきです。

特に食器棚や家電ボード、リビングドアなどは、扉を開け閉めする回数が多くなるため、長く使用するにつれて、蝶番のねじがゆるくなり、扉がぐらぐらしてくることがあります。 その他には、ねじ穴がゆるくなったことが原因で起こることも多いです。

このような状態のまま使用すると、使い勝手も悪くなります。そして扉が外れて落下し、床が傷ついたり、足の上に落ちてきてケガをしてしまう恐れもあるので、早急に対処しましょう。

大抵の場合は、扉の前後を調節するねじをきつく締め直すことで不具合は解消されます。 しかし、不具合が何度も起こる場合は、蝶番自体を交換しなければならいことがあります。

ちなみに、蝶番には、扉の左右を調節するためのねじもあります。このねじを締めたりゆるめたりして、扉を左右に動かすことができるようになります。

ただし、その際、扉の前後を調節するねじを少しゆるめておくことを忘れないでください。

※蝶番の種類によって、扉の前後、左右を調節するネジの位置は異なりますので、取扱い説明書を見て確認してください。

扉の開閉時に「ギーギー」と音がする

扉は頻回に開閉する場所なので、蝶番への負担は大きくかかります。
開閉するたびに「ギーギー」と引きずるような音が聞こえるときは、蝶番の潤滑性が劣化している症状です。

放置すると扉の開閉ができなくなる可能性がありますので、早めに対応しましょう。

対応策の手順は以下の通りです。

  • 蝶番に潤滑剤を塗布する
  • 蝶番のネジを締め直す

使用する潤滑剤は、ノズルのついたスプレータイプが良いでしょう。
まずは、蝶番のつなぎ目部分に潤滑剤をスプレーします。
その後、潤滑剤が馴染むまで扉の開閉を何度か行います。

次に、蝶番のネジを締め直します。
締め直しの際は、扉が傾いていないか確認する必要があります。
傾いているようなら、定位置に戻してからネジを締めます。

扉が閉まらない、床を擦っている

扉がきちんと閉まらない、開閉時に床を擦っている場合は、扉の建て付けが悪くなっている症状です。
扉だけなく床にまで損傷を伴う可能性があるため、早めの対応策を施しましょう。

対応策は以下の通りです。

蝶番の位置を調整し直す

扉の状態に応じた蝶番の調整が必要になります。
扉が閉まりきらないのであれば、蝶番が前後のどちらかにずれているということです。
蝶番を前後で調整して直します。

床を擦る場合は、蝶番がずれて扉が下がっているということですので、蝶番を上下で調整します。

その他、蝶番片が折れ曲がっていたり、羽の金属板が割れるなどの劣化が見られる場合には、蝶番自体の交換が必要です。
交換の際は、市販のものを購入し、ご自身で取り付けし直すこともできます。

しかし同じ型の蝶番が見つからなかったり、玄関扉のような重い扉の作業は、破損や危険が生じる可能性がありますので、専門業者に依頼しましょう。

DIYで蝶番の修理・調整するときの道具

蝶番の修理や調整は、ご自身がDIYで行うことも可能ですが、その際、必要になる道具をそろえておかないと作業ができません。

ここでは、新しい蝶番に交換するときや、蝶番のねじ穴が緩くなったときに必要なる道具と、作業ポイントを簡単にご紹介します。

【基本の道具】

・手回しドライバー(プラス)

・金づち

・カッターナイフ

・補修用の埋め木または、ねじパテ(古いネジ穴を埋めるため)

※埋め木は、割りばしでも代用できますが、穴の大きさに合わせて削る必要があります

・キリ

・木工用ボンド

・紙やすり

・マットなどの敷物(作業中、床に傷がつかないようにするため)

【作業ポイント】

1.必要な道具がそろっているか確認し、床にマットなどを敷き、床を保護します。

2.手回しドライバーでねじをゆるめて、扉を取り外します。リビングドアなど大きな扉の場合は、1人で作業するのは危険ですので、必ず2人以上で行ってください。

3.ねじ穴に接着剤を付けた埋め木を差し込みます。埋め木の先端が余分に出ているときは、カッターで削り落とします。(ねじパテの場合は、パテで穴をふさぎます)

4.埋まったねじ穴にキリで穴を開けて、蝶番を取付けます。

5.扉を取付けます。

6.扉がスムーズに開閉しないときは、上下左右方向の調整ねじを調整し、ゆがみなどを直して全体のバランスを整えます。

蝶番の修理を業者に依頼したときの費用

蝶番の修理を業者に依頼した時にかかる費用は、7,000円~15,000円くらいを目安にしておくと良いでしょう。

費用の中には、蝶番本体価格(種類によって異なります)、作業費、出張費などが含まれています。

業者によって作業費や出張費は異なるので、複数の業者に見積りを依頼して、しっかり比較検討してください。

また、依頼の際、どのような不具合があるのか、蝶番のメーカーや品番を調べておきましょう。

そうすることで、業者が見積りを作成しやすくなり、修理もスムーズに行ってもらえます。

蝶番の修理や調整をする前に、種類を知ろう

蝶番には、形状や大きさが異なる様々な種類があり、使用場所、用途、扉の材質などに合わせ、適切なものを取付ける必要があります。

建具や家具に適していない蝶番を取付けてしまうと、破損したり、思わぬ事故につながる可能性もあります。

現在、ご自宅の家具やドアに取付けられているものが、どのような蝶番なのかを知っておくと、安全に使用できることはもちろん、ご自身で修理をするときや、業者に依頼するときにも役立ちます。

以下は、主な蝶番の種類ですので、参考にしてみてください。

平型蝶番

平型蝶番は、スタンダードな蝶番で、蝶番片から羽の金属板が平らにでているものです。

2枚の金属板を1本の回転軸に連結させ、その軸を中心に左右に金属板が開くタイプです。

取付ける壁と、扉の間に隙間が空いてしまうことが欠点ですが、建具と扉を削るなどの加工を施すと、隙間をなくすことが可能です。

屏風蝶番

屏風蝶番は左右に180度ずつ開く構造で、折り畳みが必要なパーテーションなどに使用されます。

抜き差し蝶番

抜き差し蝶番は、平型蝶番に形が似ていますが、軸とプレートが分かれているので、取付け後も、蝶番片の取り外しができます。

またメンテナンスや掃除がしやすいというメリットがあります。

ただし、2枚のプレートは、左用、右用があるため、左右を間違えずに取付けなければなりません。

スライド蝶番

スライド蝶番には、専用の工具を用い、扉に穴を開けて埋め込むタイプと、ネジを用いて止めるタイプの2種類があります。

また、ばねの力で扉が閉まる「キャッチ付き」、扉がゆっくり閉まる「ダンパー付き」といった、扉を閉める際にあると便利な機能付きのものを取付けることもできます。

開閉の角度を固定させたいものに使用され、システムキッチンや下駄箱、洗面台などに多く用いられます。

扉を開けた時に、軸が移動するため扉の脱着が可能です。

蝶番は、扉の内部に取付けるので、扉がきちんと閉まった状態になり、隙間もなく見た目がスッキリとした印象になります。

アングル蝶番

アングル蝶番は、扉を大きく開けたい場所に適しています。 スライド蝶番同様に、扉を閉じたときに蝶番が見えない構造になっているため、家具やタンスなどに用いられます。

家具の修理や、DIYで手作り家具の製作用に用いられることが多く、サイズが豊富に揃っています。

ガラス蝶番

ガラス扉やアクリル扉専用の蝶番です。

ガラスを挟み込んで設置するものと、ガラスに穴を開けて設置するものの2種類に分かれます。 ガラスの厚さに合わせて、適切な蝶番を選ばなければなりません。

場所別で見る蝶番の違い

pixabay

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蝶番の種類は、取り付ける場所で判断できます。
下記を参考に、蝶番の違いを 見ていきましょう。

パーテーションの蝶番

パーテーションは間仕切りとして使用されているものですので、自在に折り畳みができる「屏風蝶番」が適しています。

開きすぎても、開かな過ぎても使いづらいパーテーションですが、屏風蝶番を用いることで左右に180度ずつ開くようになります。

玄関扉の蝶番

防犯上の問題もあり、重厚な作りになっている玄関扉には「抜き差し蝶番」が適しています。
蝶番片の取り外しが可能な「抜き差し蝶番」を使用することで、取り付けも取り外しもしやすくなります。

ただし、重い玄関扉を支える必要がありますので、重量対応の蝶番を選ぶ必要があります。

(「抜き差し蝶番」以外の蝶番を使用する場合、取り付けや取り外しの際、重い玄関扉を支えながら蝶番を外す作業が必要となり危険です。)

収納棚の蝶番

システムキッチンや洗面台の収納扉には、「スライド蝶番」がよく使用されています。
開閉の角度を固定させることができるため、扉の開きすぎを防止します。

システムキッチンや洗面台の収納扉は、頻繁に開閉されるため、蝶番がもっとも支障をきたしやすい場所でもあります。

スライド蝶番が使用される場所は、使用頻度が高い部分が多いので、特に意識して定期的なメンテナンスが必要になります。

まとめ

ドアや戸棚など、扉を開閉するものには、必ず、「蝶番」が取り付けられています。 蝶番は、いわば、「扉の要」ともいうべき、大切な部品です。

そのため、少しでも不具合があると、扉がスムーズに動かなくなったり、ドアや家具自体にキズが付いてしまうこともあります。 そして、扉が外れてしまい破損したり、使用中にけがをしてしまう恐れもあり、大変危険です。

蝶番の不具合は、ご自身で直すことも可能ですが、必要な道具を揃えなければなりません。そして蝶番の種類をきちんと把握し、使用場所や用途、扉の材質などに合わせて、適切なものを選んでください。

もし、作業に自信のない方や不慣れな方は、業者に修理を依頼されることをおすすめします。

その際、どんな不具合があるのか、蝶番の型番やメーカーを事前に調べておくと、業者にもスムーズに修理の依頼ができます。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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