2022年11月18日

ドアの蝶番を交換する場合の費用相場は? 修理にかかる費用も解説

蝶番は、室内や玄関のドア、キッチンの戸棚のドアなど様々な場所で使われています。 ネジで固定しているものがほとんどですが、ネジの緩みや、外部から力がかかることによって、ドアが閉まらなくなってしまうことがあります。 そんな場合は調整するのではなく、交換リフォームをおすすめします。 ここでは蝶番交換リフォームにどれくらいの費用がかかるのかについて、費用を抑えるポイントと共にご紹介します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

蝶番交換リフォームの費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 蝶番交換リフォーム を行う場合の概算費用です。

蝶番の修理・調整(室内ドア、棚、玄関ドアなど)
20,000円〜40,000円
棚の蝶番交換
20,000円〜40,000円
室内ドアの蝶番交換
30,000円〜50,000円
玄関ドアの蝶番交換
40,000円〜60,000円

蝶番の不具合を放置するとどうなるか

蝶番

蝶番とは棚と扉の継ぎ目に使われる金具です。 開き戸にはほぼ確実に使われています。 蝶番は「軸」または「ピン」と呼ばれる中心部分と、その両側にネジを固定する羽のような金属板からできています。

蝶番は金属製ですので、使用頻度が高い扉や棚は金属疲労で不具合が生じます。 蝶番のねじが緩んだりすると扉にぐらつきが生じます。ねじを締めなおしても、ねじ穴自体に原因がある場合は何度も再発します。

蝶番から異音がする理由

蝶番から「ギーギー」と音がすることがあります。 これは蝶番の潤滑性が悪くなっているために起きます。 放置すると固まってしまい開け閉めができなくなる恐れがあります。

これらのようなトラブルを放っておくと突然扉が外れたりするので、蝶番が不具合が生じたときは出来るだけ早めの対策をとりましょう。

蝶番の修理方法

①蝶番の調整

蝶番の修理方法

上にも書いた通り、蝶番は「軸」と金属板でできています。 この金属板と戸を繋げるネジの部分は開け閉めを何度も繰り返すと徐々に劣化して緩んでいきます。 この緩みを直したり、ネジ穴の部分に不具合があった場合にその部分を補修したりするのが蝶番の調整です。

【業者依頼時】
蝶番の修理・調整(室内ドア、棚、玄関ドアなど)の相場:20,000円~40,000円

②蝶番の交換

蝶番の修理方法

いくら調整しても蝶番が緩んでしまったり、蝶番の金属が劣化してガタつくような場合は、蝶番そのものの交換を行う必要があります。 玄関ドアと室内ドアでは扉自体の材質が異なるので、費用は変わってきますが、3万円~6万円程度かかります。

【業者依頼時】
室内ドアの蝶番交換の相場:30,000円~50,000円

【実例別】蝶番交換にかかる費用

それでは実例から、実際にどれくらいの費用がかかったのかを見ていきましょう。 ここでは玄関扉の蝶番交換についてその実例を上げてご紹介します。

玄関扉の蝶番を交換した場合の費用

交換費用にかかる費用(材料費+工事費)

蝶番本体

10,000円(5,000円×2個)

基本料金

22,000円

出張費

6,000円

費用総額:税抜38,000円

玄関扉は重さもあるため、どうしても費用が高めになります。 また、玄関扉の蝶番の数が多ければ多いほどリフォーム価格はアップします。 玄関扉の場合は、外枠が変形している可能性もあり、その場合はとても高額なリフォーム費用が発生します。

【業者依頼時】
玄関ドアの蝶番交換の相場:40,000円~60,000円

蝶番交換の費用を抑えるポイント

蝶番交換 たかが金具の一つの蝶番ですが、交換にはそれなりの費用がかかってきます。 ここではそんな蝶番交換の費用を抑えるためのポイントをいくつかご紹介します。

①近所の施工業者に依頼する

蝶番交換の費用を高くする要因のひとつが出張費です。 できるだけ近所の施工業者に依頼するようにしましょう。

30kmも離れた場所から作業に来てもらう場合と、車で数分のところから作業に来てもらう場合では出張費が数万円違うというようなこともあります。 業者であれば蝶番交換はどこでもできますので、できるだけ家の近くに事務所のある施工業者を選びましょう。

②蝶番に違和感を感じたらすぐに交換する

蝶番の動きが悪くなってきたら、すぐに交換をしましょう。 交換を先送りしていると、ドア本体に大きな負荷がかかってしまい、そのまま修復不可能な状態になってしまうことがあります。 その場合、ドア本体の交換をしなくてはいけなくなりますので、数十万円の費用が発生します。

蝶番だけであれば数万で済んだところを必要以上の費用をかけなくては修繕できなくなりますので、蝶番は早めの交換を心がけましょう。

③蝶番交換をDIYしない

蝶番くらい…と考え、DIYで蝶番交換を行う人がいます。 この場合は蝶番代金しか掛かりませんので、蝶番交換リフォームの費用を大幅に減らすことができます。 ところが、蝶番の交換は私たちが思っている以上に高い技術が必要で、安易に設置してもすぐに故障したり、調整が必要になってしまいます。

DIYで蝶番を取り付けた結果、数カ月後に開閉ができなくなったというのは実際に発生しています。 目先のコストダウンを考えて費用を抑えた結果、結局施工業者に依頼をすることになって、安物買いの銭失いになる可能性もあります。 よほど作業に自信があるのでなければ、多少費用が発生しても、腕のいい施工業者に作業依頼をするようにしてください。

まとめ

蝶番のトラブルは、ドアに関するトラブルの中でもかなりよくあることの一つです。 「ただ音が鳴っているだけだから大丈夫」と思って、放置していると、開閉自体が困難になったり、急にドアが落ちてくるという最悪の事態が起きる可能性があります。

蝶番にトラブルがある場合は、修理や交換といった対処が必要になるので、早めにプロに相談したほうが安心です。

蝶番交換リフォームの費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 蝶番交換リフォーム を行う場合の概算費用です。

蝶番の修理・調整(室内ドア、棚、玄関ドアなど)
20,000円〜40,000円
棚の蝶番交換
20,000円〜40,000円
室内ドアの蝶番交換
30,000円〜50,000円
玄関ドアの蝶番交換
40,000円〜60,000円

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介
監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。