2017年2月17日

ドア取付・交換の基礎知識

ドアは動かして使うため、何度も繰り返し使っていると消耗してしまい、徐々にスムーズに開閉できなくなってしまいます。玄関などは毎日開閉を繰り返すため、家の他の場所と比べても早くに交換が必要になることもあります。ここではそんなドアの交換や取り付けについて、その基礎知識を紹介します。ドアの動きが悪くなってきたなという人は、ぜひ参考にしてください。

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ドア交換・取り付けの方法

ドアの選び方や交換方法などは、どこのドアを取り付けるかによって変わってきます。
玄関と浴室では同じドアでも設置方法や役割が違いますので、選び方の詳細などは変わってきます。
とはいえ、ドアはドアですからもっとも基本となる考え方は同じです。まずはどんなドアにも共通するドア交換やドア取り付けの基礎知識について紹介します。

ドアの種類を把握しておく

ドアは大きく分けて3種類に分類することができます。それぞれの特徴について紹介します。

開き戸
開き戸は一般的な「ドア」と呼ばれるもので、押したり引いたりすることで開閉できる扉です。
開閉方向にスペースが必要ですが、種類も豊富で交換しやすいという特徴があります。

引き戸
ふすまや障子のように左右にスライドさせることで開閉するドアです。
古いタイプの家に使われていることが多いドアですが、省スペースに設置できることからあえて引き戸を選択している家もあります。

折れ戸
取っ手を押したり引いたりすることで、ドアの真ん中で折れて開閉するタイプの扉です。
浴室やクローゼットなどに使われることが多いドアですが、可動部が多いため、壊れやすいという特徴があります。

ドアの交換方法

ドアの交換方法も主なものは3種類あります。既存のドアの状態や交換の目的によって交換方法を使い分けます。

ドアのみの交換
既存のドアの外枠には問題がなく、ドアだけに問題が発生したときに行う交換方法です。
同じドアの在庫があれば、安く簡単に交換することができます。
リフォームによってドアのイメージを変えるという使い方には向きませんが、壊れたドアを使えるようにためだけであればドアのみの交換で十分です。

外枠とドアの交換
最も大掛かりな交換方法が、ドアを外枠ごと交換することです。
建物の場合は壁の一部を壊すことになるため、手間と時間がかかる作業であるため、工期が長くなり、費用も高くなってしまいます。外枠が歪んでいたり、引き戸を開き戸に交換したりするような大掛かりなリフォームのときは外枠ごと交換します。

カバー工法
新規のドア取り付けを行うときに、既存の外枠を残したまま、その上に新しい外枠を重ねて設置する工法で、大掛かりなリフォームになることを避けることができます。
工期が短く手間もかからないため、費用をあまりかけずに、見栄えを大きく変えることができるというメリットがあります。

玄関のドア交換・取り付け

玄関のドア交換やドア取り付けを行うときは、まずは何のための交換なのかを明確にしましょう。
「高齢者のために力の要らないドアに換えたい」「単純に動きが渋くなったドアを交換したい」というような具体的な交換理由があれば、ドア選びをスムーズに行うことができます。
反対に方向性が明確になっていないと、あれもこれも欲しくなり必要以上の費用が発生してしまいます。

目的を明確にしてドアの種類やデザインをいくつかに絞ったら、次はドアの防犯性についてチェックしましょう。
ドアの防犯性なんてどれでも同じと思うかもしれませんが、鍵ひとつとっても最新のものと古いタイプのものでは、空き巣などに狙われる確率が大きく変わります。
できるだけ、最新技術を利用したドアを選びましょう。

玄関ドアの交換や、ドア取り付けを行うときは、できるだけ2社以上に相見積もりをするようにして、技術力の高い業者を選ぶようにしましょう。
玄関リフォームを得意としている業者であれば、部材を安く仕入れることができ、それだけでもコストダウンできます。その上で、相見積もりで価格を競わせることで交換費用を抑えることができます。

浴室のドア交換・取り付け

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/776015?title=お風呂の取っ手

浴室のドアは家の中のドアでも少し特殊なドアです。
ユニットバスを採用している場合には、ドアそのものはとても入手性が良いため、外枠に問題なければドアを取り換えるだけで作業は終わります。
ドアの交換だけで使い勝手が戻るのに、ユニットバスごとの交換を勧めてくる施工業者もありので、根拠もなくユニットバスを勧めてくる施工業者には注意しましょう。

同じドアがすでに生産終了している場合や、外枠も古くなっている場合は、カバー工法での交換を検討しましょう。
浴室は内側の水が外に漏れないようにするため、外枠ごとの交換となると、かなりの大掛かりな作業になってしまいます。
カバー工法であれば、数時間の作業で新しいドアに交換することが可能です。

施工業者選びのポイントは、カバー工法を勧めてくれることと、ドアやサッシを専門的に扱っていることが挙げられます。
浴室のドアのほとんどがカバー工法で直せます。費用が高い方法で交換を勧めてくる業者は利用しないようにしましょう。
またドアやサッシを専門的に扱っていれば、ドアを安く手に入れることができるため費用を抑えやすくなります。
ドアの扱いにも慣れているため、スムーズな作業を期待できます。

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