2017年2月16日

カーポートのメンテナンスの方法

カーポートを取付けると天候が悪い日の車の乗り降りがスムースにできたり、車の汚れが軽減するなどのメリットがあります。カーポートに必要なメンテナンスや、メンテナンスの際の注意点についてご紹介します。

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カーポートとは

カーポートは、車を駐車するために設けられる車庫で、屋根と柱で構成された簡易的なものになります。

・カーポートの種類
カーポートの種類は形状によって大きく二つのタイプに分かれます。
一つは「片側タイプ」といって柱が片側だけについている形状のものです。
そしてもう一つは、屋根の四隅に柱がついている形状の「両脚支持タイプ」というものです。
カーポートを取付けるスペースなどによって適切なものを選ぶようにすると良いでしょう。

・カーポートの材質
カーポートの屋根に使用されている素材は主に、「ポリカーボネート」「スチール」「アルミ」などがあります。
それぞれの材質では特徴も異なり、ポリカーボネートは軽い素材なので、取り扱いがしやすいという特徴があります。
またスチールは丈夫な素材なので、台風などの影響を受けにくい他、積雪の多い地域でも多く取り入れられています。

アルミは、スチールと同様に丈夫な素材で錆にも強いという特徴があるので、沿岸地域での取付けにも適しています。
カーポートの材質選びは、住環境などに適したものを取付けるようにすると、メンテナンス等もしやすく長く使用することができるでしょう。

カーポートとガレージの違いについて

カーポートとガレージは一見同じようなものと思われがちですが、基本的な造りなどが異なるため全く違うものになります。
カーポートとガレージの違いには、どのようなものがあるのでしょうか。

・構造の違い
「カーポート」は先述のとり、屋根と柱で構成された簡易的なものになりますが、「ガレージ」は住宅とガレージが一体となっていて、壁とシャッターなどですべてを囲うことができるものになります。
単に車を駐車するというだけでなく、メンテナンスども行うことができる空間です。

・建築基準法の違い
カーポートとガレージのもう一つの大きな違いは、建築基準法により建築物として取り扱われるのかということです。
「ガレージ」は建築基準法により建築物の一部とみなされるので、固定資産税の対象となります。

カーポートのメリット

カーポートの主なメリットには、雨や雪の日などの天候が悪い日でも、ストレスなく車の乗り降りができるということが挙げられます。
また、雨や鳥の糞、砂埃などによる車の汚れを防いでくれ、ワックスや洗車などを頻繁に行わなくても済みます。

その他には冬場にフロントガラスに霜が降りることも防いでくれ、朝の出勤時にも霜取りで慌てることもありません。

メンテナンスの方法

カーポートも月日と共に、次第に汚れが目立ってくるようになります。
カーポートの汚れで特に気になってくるのが、屋根に溜まった砂や汚れなのではないでしょか。
カーポートは様々な原因により汚れてしまいます。

カーポートが汚れる原因

雨水
カーポートの屋根が汚れる一番の原因は、雨による汚れでしょう。
雨水は空気中の汚れも含んでいるため、屋根も汚れてしまいます。
また雨水が溜まってしまい、苔が付着してしまうこともあります。

泥や砂、鳥の糞
強風により泥や砂が舞い上がり、カーポートの屋根に堆積していきます。
また鳥の糞なども付着することがあります。

木の葉
冬の季節は木の葉がカーポートの屋根に落ちてくることも多く、そのまま堆積してしまいます。
また強風などにより、小枝なども飛ばされてくる可能性もあります。

お手入れの仕方

以下はカーポートの基本的なお手入れの仕方になります。
定期的にお手入れをしておくことで、見た目も良いというだけでなく、カーポートの耐用年数も長くなります。

・カーポートの屋根の汚れ
最初に水を含ませたスポンジなどで汚れている部分を軽くこすります。
汚れが落ちにくい場合には、スポンジに少量の中性洗剤を含ませてみると良いでしょう。
汚れが落ちたら、水で濡らした雑巾などで軽く拭き取っておきましょう。
また可能であれば、水でさっと洗い流しておくと良いでしょう。

・雨どいの掃除
カーポートには雨どいがついているので、雨どいの掃除もしておきましょう。
ほとんどの場合、カーポートの雨どいは、パイプ部分が簡単に取り外せるようになっているので、中に詰まっている木の葉やゴミなどをきれいに取り除くことができます。

メンテナンスをする際の注意点

屋根の上に乗らない

カーポートの屋根は、強風などに抵抗できるある程度の強度はありますが、人が乗れるほどの強度はないので注意しておきましょう。
屋根の上の掃除は、地面が安定した場所で脚立を使用し、十分に気をつけながら作業しましょう。
決して屋根の上に乗って作業をするというようなことがないようにしてください。

掃除道具や洗剤に注意

屋根の素材はキズも付きやすい素材になるので、硬いブラシは使用せずに柔らかいスポンジや雑巾などを使用するようにしましょう。
また使用する洗剤にも注意が必要です。
酸性やアルカリ性洗剤を使用するとアルミ製のものなどは錆びてしまうことがあるので、必ず中性洗剤を使用するようにして下さい。

破損の程度によっては業者に依頼しましょう

屋根を掃除している際に、屋根の一部が破損しているのに気づくことがあるかもしれません。
破損の程度によっては、自分で補修することができる場合もありますが、屋根の上でもあるため、作業すると危険を伴うこともあります。
自分で補修することが難しい場合は、無理をせずに業者に依頼するようにしましょう。

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