さまざまな電気工事の中で、最も身近なものはエアコンの取付工事ではないでしょうか。 誰にとっても関わりのあるものですが、一見すると複雑で、どのようなものがあるのか分かりづらいかもしれません。
ここでは、エアコン取付工事についての基礎知識を紹介します。正しい知識を押さえて、適切な施工を受けられるようにしましょう。
エアコン取り付け工事の基礎知識
今やどのご家庭にも設置されているエアコンですが、どこでもすぐに取り付けられるものではありません。 ここではエアコン取付の前のチェックポイントをご紹介していきますので、取付をご検討されている方はぜひ参考にしてください。
ブレーカーを確認
まずは電気容量をご確認ください。チェックする場所はご自宅にあるアンペアブレーカーです。 部屋の広さやエアコンの種類にもよりますが、一般的に30A以上の容量が必要と言われています。 アンペアブレーカーに記載してある数字を確認しましょう。
また、家庭用電源には単相100Vと単相200Vの2種類があり、リビングなどについては単相200V電源が必要になることが多いです。
アンペアブレーカーに3本線が入っていれば単相200V電源と判断できます。分かりにくい場合は管理会社に問い合わせるとよいでしょう。
室外機を設置する場所を確認
室外機の設置場所は、できるだけ室内機に近い屋外に設置することがよいとされています。
通常、①の地面置きやベランダ置きが標準の設置場所となります。 ③〜⑥への設置は特殊な工事が必要となるので追加料金が発生することが多いです。 できるだけ室内機に近い場所に室外機を設置することが好ましいとされていますが、 ①の場所が確保できない場合は専門の業者さんに相談して決めるといいでしょう。
配管穴を確認
室内機であるエアコンの近くに配管穴があるか確認しましょう。 配管穴がない場合は別途料金の工事が必要です。
②の隠ぺい用配管穴は配管の露出が少なく見た目が良くなりますが、特殊工事が必要になることが多いため工事費が割高になります。 隠ぺい用配管穴になることが多いケースとしては、外に面していない部屋や高層階でベランダのない部屋にエアコンを取り付ける場合、また室外機が離れた場所にあり、配管が廊下や他の部屋を超えている場合などは隠ぺい用配管穴になる可能性が高いです。
専用コンセントを確認
まずは専用コンセントがあるかないかを確認しましょう。 あった場合も、ご自宅の専用コンセントと取り付け予定のエアコンの機種のコンセント形状が合うかどうかが大切なポイントです。 もし合わない場合にはコンセントを交換する必要があるので別途追加料金が必要になります。
専用コンセントがない場合は、別途料金で専用のコンセント増設工事が必要になることがあります。 他のコンセントを延長して取り付ける方法もとれますが、ブレーカーが落ちる原因にもなるので専用のコンセントを増設した方が良いでしょう。
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