2018年5月28日

飲食店の看板を設置する前の確認事項

飲食店の看板は集客につながるものであることが重要ですが、ただ目立つだけのデザインではどのようなお店なのか知ってもらえず、集客は難しいでしょう。看板のデザインを考える際には何に注意すべきか、費用はどのような点で変わるのかをご紹介します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

飲食店の看板設置にかかる費用の種類

飲食店の看板

看板の設置には看板本体の価格の他、広告面の制作費や取り付け費がかかります。本体の価格は看板の種類や大きさ、デザインに使用する材質や加工方法などで費用が異なります。

取り付け費は設置にかかる時間や人数、場所などで変わってきます。看板は種類やデザインで価格が大きく異なるため、費用相場を求めることは難しいといえます。飲食店で設置する看板は安くても10万円からというケースが多いようですが、まずは業者に設置したい看板のイメージや場所を伝えた上で、見積もりを出してもらいましょう。

飲食店の看板の目的

看板を制作する前に、看板の目的を知っておくとデザインする上で役立ちます。
飲食店に限らず、どの業種でも設置する目的の一つは集客です。

看板の中には、目立つことを重視しているものや、店内の雰囲気が分からないものがありますが、このような看板は魅力的とは言えず集客は難しいでしょう。看板には様々な種類がありますので、デザインや設置方法を上手に組み合わせることで効率良く宣伝を行えます。

メイン看板でお店の存在を知ってもらい、入り口付近の置き看板で提供している商品やサービスを提示するのがおすすめです。

また、飲食店では広告の掲載やクーポン配布が時折行われますが、これらは宣伝を行うたびに費用が発生します。看板は一度設置してしまえば、メンテナンス以外の費用は発生しません。メンテナンスも頻繁に行うものではないため、最初に集客できる看板を制作・設置できれば、費用対効果の優れた宣伝方法になります。

飲食店の集客につながる看板にする

飲食店の看板はお店の雰囲気などを伝え、集客につなげることが目的です。コストをかけた意味のある看板を制作するために重要なポイントがあります。

遠くからでもお店を認知してもらえるデザイン

自店を知らない方にもお店があることを気づいてもらうためには、過度にならない程度に目に留まるデザインでなければいけません。車で来店されるお客様が多い場合は最低50m先から、徒歩で来店されるお客様が多い場合は最低30m先からでも見える看板を制作する必要があります。

しかし、せっかく遠くから見える看板ができても、周辺に電柱や競合店の看板などで隠れてしまっては、費用が無駄になってしまいます。様々な方向からお店の看板が見える設置場所を選びましょう。

風景に同化したり他店と似たデザインにしない

看板に気づいてもらうためには、周囲の建物や店舗との差別化が重要です。同じ色を使用した建物や看板が多い地域で、ご自身の看板にも同色を多く使用してしまうと、目立たなくなってしまいます。看板にはお店のイメージカラーを使用するケースが多いですが、競合店の多い地域では似たような色合いの看板ばかりになることは珍しくありません。

そこで、イメージカラーを使用する割合を変えたり、開店前の飲食店であればイメージカラーを変えるといった方法もあります。

ご自身の飲食店の特徴がすぐに分かるデザイン

宣伝文句が多い看板のほうがお客様は惹かれるのでは? と考える方もいるかもしれませんが、情報を盛り込み過ぎると看板と距離がある、または歩きながらでは全て把握するのは困難です。

かといって、店名だけでは料理のジャンルやどのようなメニューがあるのか想像できず、お客様は入店を躊躇してしまいます。看板にはお店の売りやこだわりを一言載せるのがよいでしょう。看板からお店の特徴が分かることで他店との違いをアピールでき、ご自身のお店に興味を持ってもらいやすくなります。

照明を取り入れる

夜間営業をする飲食店では、看板の設置と同時に照明の設置が不可欠です。暗くて看板が見えないと、お店があることに気づいてもらえません。もしくは、初めてお店に来たお客様が、このお店で合っているのだろうか。と不安になってしまいます。

人間は暗い所よりも明るい所のほうが落ち着くことから、店頭を明るくすることでお客様に安心して来店していただけます。深夜でも明るい24時間営業のお店はこの理由を利用しています。

ただし、バーような店舗では雰囲気を作るために、わざと明るくしないほうが良いケースもあります。看板のみに照明を当てたり、入口を全体的に明るくするなど、照明には様々な使い方がありますので、お店の雰囲気も考慮しながら看板に使用する照明を考えてみましょう。

まとめ

飲食店の看板の目的や費用の考え方、集客につながる看板を決めるポイントをご紹介しました。看板はデザインや大きさで費用が異なります。できる限り費用を抑えるためには予め業者に確認した上で、自店のジャンルと強みの分かるデザインを考えることが大切です。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介