2016年11月8日

屋根をきれいにする3つの方法!塗り替え・葺き替え・重ね葺きの違い

屋根をきれいにする方法には、主に塗り替え工事と葺き替え工事、重ね葺き工事があり、屋根材や下地材の状態などを考慮して選びます。

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屋根材は紫外線や雨、雪などの自然の影響を受けて、次第に劣化していきます。屋根をきれいにする方法として、塗り替え工事と葺き替え工事、重ね葺き工事が挙げられますが、屋根材の状態によって選べる工事に違いがあります。

屋根の塗り替え工事とは

屋根の塗り替え工事は、スレート屋根やトタン屋根などの金属屋根で行われます。下地材に傷みがなく、屋根材もさほど傷みがない場合に用いられる工事です。塗り替え工事の流れは、スレート屋根の場合は高圧洗浄してコケや汚れを落とし、補修や下地処理を行った後に、下塗りや上塗りという工程です。トタン屋根の場合は、高圧洗浄ではなく、ケレンといわれる錆などを落とす作業の後、塗装の工程となります。

屋根の塗り替え工事は、 新築後10年を目安に塗り替え工事を行いますが、使用する塗料によって、次の塗り替えまでの耐久年数は異なります。塗り替え工事を行っておくことで、屋根をきれいに保つとともに、屋根材の機能を維持することが可能です。

屋根の葺き替え工事とは

屋根の葺き替え工事は、既存の屋根材や下地材を剥がした後に、下地材や防水シート、新たな屋根材を施工していく方法で、老朽化した屋根に向いた工事です。屋根材に反りや割れが生じた頃が葺き替えのタイミングで、スレート屋根では築25年くらいが目安となります。既存の屋根材よりも軽いものを選んで、耐震性能を向上させることも可能です。
屋根材によって、雨漏りを防ぐために必要な勾配が異なるため、屋根の勾配によっては向いていない屋根材もあります。 なお、屋根の葺き替え工事では、解体でホコリが舞ったり、音の問題が生じたりするため、近隣への配慮が必要です。

屋根の重ね葺き工事とは

屋根の重ね葺きは既存の屋根材のうえに、防水シートを敷いて、新しい屋根材で覆う施工方法で、カバー工法とも呼ばれています。屋根材は傷んでいても、下地材は傷んでいない場合に施工が可能です。ただし、屋根が重くなり、耐震性能上は不利となるため、重ね葺き用の軽い屋根材を選びます。 重ね葺きは古い屋根材を撤去しないため、解体や処分の手間が掛からず、葺き替えよりも工期が短く、費用も抑えられることがメリットです。廃材が出ないことから、地球にやさしい方法といえるでしょう。

塗り替え工事と葺き替え工事、重ね葺き工事の中から、住まいの屋根の状態に合った工事方法を選びましょう。スレート屋根や金属屋根の場合には、塗り替え工事を定期的に行っておくことで、屋根を長期間きれいに保つことができます。

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