2018年2月5日

クッションフロアの選び方のポイント

クッションフロアを選ぶときのポイントを、特長面から紹介しています。

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クッションフロアとは

クッションフロアとは、CFシートとも呼ばれるビニール系床シートの一種です。 クッションフロアとは戸建てやマンションなどの住宅で使用される床材の一種で、 塩化ビニル素材が用いられているためクッション性を持つのが特徴です。

主に耐水性や防汚性などに優れていたり、中にはカビを生えにくくするタイプもあるため最初は水周りのスペースでよく用いられていましたが、最近では豊かなデザイン性やその機能面から水周り以外のリビングや寝室などの床材としても用いられることが増えています。

クッションフロアの「張替え」と「重ね張り」との違い

クッションフロアにおいては、だいたい10~15年程度をさかいに張替えを行うのが一般的です。 その際に注意したいのが、「張替え」「重ね張り」の違いです。

基本的に張替えというと古いものは剥がして新しいものを張るということが浮かんできますが、クッションフロアには重ね張りの利点も存在します。

重ね張りは床材自体の厚さが増すということなのでクッション性がより高まり、強度も増し、既存のものを剥がすという工程がなくなり施工時間も短縮され、工賃も安く済みます。

これだけ聞けば重ね張りのほうがお得感がありますが、クッションフロアには重ね張りをしないほうが良い場合ももちろんあります。 それは元々のクッションフロアの状態によるものです。 たとえば元々のクッションフロアがめくれかけていたりすれば綺麗に重ね張りするのは難しくなりますし、 すでにカビが生えていたりする場合、特に水周りは張替えを選んだほうがいいでしょう。

また重ね張りはより厚さが増しますので、ドアが引っかかってしまったり、歩いていてつっかかってしまうような厚みになる場合もあり、 この場合は当然張替えとなります。 ですのでクッションフロアの張替えを考える際には専門の施工業者さんと相談しながら、 「張替え」か「重ね張り」かを取り決めていくようにしましょう。

クッションフロアのメリット・デメリット

クッションフロアのメリット・デメリットも知っておくことは、より良いクッションフロアを選ぶための大事なポイントです。

5つのメリット

  1. 他の床材に比べ価格が安い
  2. 水拭きOKだったりと掃除が楽で、使いやすい
  3. デザイン性が豊富
  4. クッション性・耐水性・防汚性があるなど魅力的な機能面
  5. 施工時間が短い

クッションフロアには消臭・滑りにくいという機能を持つペットに適したタイプや、その厚みがおよそ1.8~4.0ミリ程度があり、より厚みのあるタイプの場合は転倒時の衝撃を和らげるとし小さな子供やお年寄りのいる家庭に適したタイプもあります。 クッションフロアは、様々な機能面の期待に応えられる可能性を秘めています。

デメリット

クッションフロア最大のデメリットは「経年劣化」です。 部屋の中にある家具やインテリアなどは基本的に長い時間を見越して使い続けることができるものですが、クッションフロアにはそこまでの耐性がなく経年によりみすぼらしく劣化してきてしまいます。

必ず経年劣化による貼替えを必要とする時期が来るということを理解しておきましょう。 また全体的な雰囲気としても基本的にはシートですので、部屋の一体感や重厚感を求める人には 物足りないという面も否定できません。

クッションフロアの上手な使い方

クッションフロアはメリット・デメリットを持つ床材ですので、それらを理解した上で上手な使い方をしましょう。 たとえば水周りなどは耐水性や防汚性のあるクッションフロアで居住空間にはフローリング材などを使ったり、 小さな子供や足腰の弱っている年配者がよくいる部屋にはクッションフロアを使ったりと、その特徴を活かして利用するのがおすすめです。

各ご家庭のそれぞれの部屋に合った上手なクッションフロアの使い方ができるように、 専門の施工業者さんから的確なアドバイスを受けながら選ぶことをお勧めします。

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