家の床として使用されるクッションフロア、その張替えのタイミングや工事期間などの基礎的な知識をご紹介します。
クッションフロアとは
クッションフロアとは、CFシートとも呼ばれるビニール系床シートの一種です。 クッションフロアは多くの機能的側面を持ち、汚れにくくする防汚性や断熱性、衝撃吸収、防音性、防水性などがあげられ、 最近では抗菌性にも優れたクッションフロアも存在します。
以前は防水性や防汚性の観点からトイレやキッチンなどの水周りに使用されるのが一般的でしたが、 最近では先ほどあげた機能的な面も含め、そのデザインの多様さから家中の様々な床材として利用されることも多くなっています。
クッションフロア張替えのタイミング
機能的なクッションフロアですが長く使用していると張替えが必要な時期がくるもので、その寿命はだいたい10~15年程度と一般的に言われています。 ただし、これは一般的な目安であり、経年劣化具合はそれぞれのご家庭によって異なります。 張替えのタイミングは、クッションフロアの状態に着目して判断しましょう。
主に、クッションフロアの状態確認のポイントは5つです。
- 変色している。
- 汚れが取れない。
- 割れている。
- 剥がれやすくなっている。
- 歩いた時に床鳴りや、音が立つ、きしむ等、違和感を感じる。
以上のような症状が出ているクッションフロアは張替え時かもしれません。
防水性や防音性などの優れた機能を持つクッションフロアですが、張替え時を見間違うとその機能が発揮できないどころか、逆に水がしみこんでカビになってしまったりと家を痛めてしまう結果につながります。 なかなか自分で判断が難しい場合もありますので、クッションフロアに違和感を感じたら専門の業者さんに相談することをお勧めします。
クッションフロアの張替え工事とは
クッションフロアの張替え工事は、施工が他の湿式工法などの床工事と比べて早く完了し、その後すぐに使用できるところがポイントです。 特に下地などに大きな改修の必要がない場合、それらの施工期間はだいたい1~2日程度で完了し、施工完了後もすぐに上を歩くことが可能です。 毎日使う場所だからこそ、張替えなどの改修が早く終わってすぐに使用できるのは嬉しいポイントです。
またクッションフロアの張替え工事方法は、今ある床にそのまま重ね張りか、現在の床をはがして新規に張り付けるかという2パターンがあります。 重ね張りの方が費用も安く済む上、工期も短く済むので、張替えの際には選びたいところですが、下地の状態によっては好ましくない場合もあります。 長く安全に使うためにもしっかりと床の状態を調査してもらい、専門の業者さんのアドバイスを聞いて判断するようにしましょう。
クッションフロアのラインナップも知っておこう!
クッションフロアを張替える際には、新しく張るクッションフロアを選ばなければいけません。 クッションフロアにはウッド風やストーン風などの柄ものから、明るい色から暗い色までと多種多彩ですので、 自分のお家にぴったりのものを探すのも楽しみの一つです。
その中でも機能面から特徴的な2つのクッションフロアをご紹介します。
ペット対応のクッションフロア
最近ではペットを飼っている方も多く、室内飼いのスタイルの方も増えています。 そんな中で困ってしまうのが、床の汚れ・傷つきやすさ・滑りやすさなどではないでしょうか。 しかしペット対応のクッションフロアは、消臭や頑丈さ、滑らないなどの機能に特化しており、飼い主とペット双方の悩みを解決してくれます。
厚手のクッションフロア
クッションフロアの厚さはだいたい1.8mmが主流であると言われていますが、中に3.5mm程度の厚さを持つものも存在します。 クッションフロアはその名前の通り、衝撃などをクッションしてくれる役割も果たしてくれますが、さらにその機能を向上させたものが厚手のクッションフロアです。
主にこういった厚手のクッションフロアは小さなお子さんがいたり、足腰が弱くなったご老人の方がいるお家などに最適で、転んだ時などの衝撃を和らげてくれるので安心です。
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