2017年2月17日

フェンスの施工の流れ

フェンスは家の敷地の境界線を明確にすることができる、とても重要なアイテムです。そんな大切なフェンスですが、あまり重要視されずに適当なものをカタログで選んで、あとは業者任せという人も少なくありません。ここではそんなフェンスの施工を満足度の高いものにするために、フェンス施工の流れと、フェンスを長持ちさせるためのメンテナンスについて紹介します。

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フェンス設置の流れ

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/777104?title=工事現場

フェンス設置はDIYでもできないことはありませんが、基礎ブロックの設置や隣の家との敷地の切り分けの問題などもあるため、費用が発生しても業者に依頼をするほうがスムーズに設置することが出来ます。
ここでは業者に依頼するところから、設置完了までの流れを紹介します。

1.施工業者への問い合わせ
まずは3,4社の施工業者へ問い合わせをすることから始めましょう。
インターネットなどで過去に施工したフェンスなどを確認して、安心して任すことができそうな施工業者を選びましょう。
ここで1社に絞ってしまうと、見積価格が高くなってしまう可能性もありますので、複数の施工業者に見積りを出してもらうようにしましょう。

2.施工現場確認と打ち合わせ
まずは施工現場の確認をしてもらいます。
どこにフェンスを設置したいのか、その場所や難易度によっても費用が変わります。
フェンスを選ぶかなどの打ち合わせも行って、施工業者が見積りを作るための情報提供を行います。

3.見積りの提示と契約
現場確認が済んだら、すべての施工業者からの見積りが出てくるのを待ちましょう。
注意したいのは値段だけで決めてしまわないことです。
ここに任せたいと思える施工業者があった場合は、予算範囲内であればその業者に依頼するというのもひとつの選択肢です。
依頼する業者を絞ったら、契約を行い施工開始になります。

4.フェンスの施工
施工は基礎ブロックを作るところから始まり、支柱を垂直に立てて、フェンスを支柱に固定するだけで完了します。
作業としてはとてもシンプルですが、強度のある基礎ブロックを作るには、熟練した職人の技が必要です。

まっすぐに支柱を立てるのも簡単ではありません。
少なくともDIYで施工したものと、職人が施工したものでは仕上がりがまったく違います。

5.施工完了
フェンスの設置が完了したら問題がないかをチェックして、修正箇所がなければそのまま施工完了となり、支払いを行います。 納得がいかない場所がある場合は、そのままにせずに修正してもらうようにしましょう。

アルミフェンスのメンテナンス

参考:https://pixabay.com/ja/フェンス-手すり-錬鉄-バリア-セキュリティ-制限-アクセス-450670/

アルミは耐久性があり錆びにくい金属とされていますが、実はアルミも鉄と同じように錆びてしまいます。
錆びが発生するスピードが鉄などよりも遅いだけで、確実にサビが発生して見た目が悪くなるため、アルミフェンスであっても日々のメンテナンスが必要です。
ここではアルミフェンスのメンテナンス方法について紹介します。

アルミのフェンスには形材のものと鋳物の2種類があります。
一般的な住宅のフェンスとして使われている素材が形材のアルミで、重厚な作りでデザイン性が高いフェンスが鋳物のアルミです。
鋳物のアルミは塗装することにより保護され、型材のアルミは防錆処理をしていますので、こちらも簡単には錆が発生しないようになっています。

ただし、雨水などによって同じ箇所に水が溜まり続けると、腐食がゆっくりと進行します。
沿岸部の塩分を含んだ空気もアルミフェンスを腐食させます。これを防ぐためには、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を使って、スポンジなどでフェンスの汚れを落とすようにしましょう。
洗剤が残るとそれも錆の原因になりますので、しっかり水洗いをしたあと、乾いた布などで水分を取り除いてください。

ウッドフェンスのメンテナンス

参考:https://pixabay.com/ja/フェンス-木材-木造-木製フェンス-1838771/

ウッドフェンスは見た目がよく、おしゃれな庭を作るのに最適な素材です。
ところがウッドフェンスは天然素材ですので、雨水や紫外線の影響をとても受けやすいという問題があります。
雨水や紫外線だけでなく砂ぼこりなどにも弱く、日常のメンテナンスを怠るとあっという間にウッドフェンスの寿命が短くなります。

ウッドフェンスを長持ちさせるためには、価格帯は高くても柔らかい木材ではなく「ハードウッド」と呼ばれる耐久性の高い木材でフェンスを作ることをおすすめします。
ハードウッドで作られたフェンスは、たまに砂ぼこりを落とす程度で十分で、汚れが目立つときはデッキブラシできれいに磨いてください。

すでにソフトウッドで作ってしまったという人は、こまめなメンテナンスを心がけてください。
砂ぼこりくらい大丈夫と思っているかもしれませんが、砂ぼこりには木材を腐食させる菌が含まれていますので、ちょっとした隙間に残った砂ぼこりも見逃さずに取り除きましょう。
それに加えて、年に数回の季節の変わり目ごとにはデッキブラシで汚れを落としましょう。

ソフトウッドを使っている場合は、さらに保護のための塗装もしておきましょう。
塗料には撥水効果があり、木材に雨水が染み込んでいくのを抑えることができます。
オイルステインを利用すれば見た目も美しくなりますので、1年から2年に1回のペースで塗装を行って、フェンスを保護するようにしましょう。

メンテナンスをする時間がまったくないという人は、人工木材がおすすめです。
以前の人工木材は明らかに人工のものとわかるものが多かったのですが、最近の人工木材は見た目もよく腐食することもないためメンテナンスも簡単です。
これからフェンスを設置するという人は、メンテナンス性も考えて人工木材の検討もしておきましょう。

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