普通のフェンスと目隠し用フェンスの違い
住宅のフェンスには、
- 道路や隣の家との境目を明確にする役割
- 不審者が侵入にしにくいようにする役割
- 道路や周囲からの視線を遮る役割
の大きく3つの役割があります。 通常のフェンスは「道路や隣の家との境目を明確にする役割」に重きをおいているので、上の写真のようにフェンスの中がどうなっているか、外から簡単に見えてしまいます。
先の3つの役割の中で、「道路や周囲からの視線を遮る役割」に特化したものが、目隠しフェンスと呼ばれます。
目隠しフェンス設置の費用相場
フェンスの取付費用は、施工自体にかかる「支柱工事の費用+組立費用」と「フェンスの本体費用」が組み合わさっています。 アルミのような金属製のフェンスと木を使うものでは、それぞれ異なった費用相場になります。
金属製フェンス (高さ1m・長さ1mあたり)
支柱工事の費用+組立費用
10,000円〜20,000円
フェンスの本体費用
5,000円〜6,000円
総額
15,000円〜26,000円
木製フェンス (高さ1m・長さ1mあたり)
支柱工事の費用+組立費用
5,000円〜6,000円
フェンスの本体費用
20,000円〜30,000円
総額
25,000円〜36,000円
既存のフェンス解体・処分費用として、30,000円~100,000円程度が金額が上乗せされることもあります。
工事にかかる総額は、周囲どれぐらいの長さを囲いたいのかにもよって変わってきます。 通常、家のフェンスで覆う場合は20mぐらいになることが多いので総額35万~70万円程度が目安となります。
まずは相談から
目隠し用フェンスは高さが重要
周り視線をシャットアウトできるフェンス後の後付け工事で、最も注意しておきたいことがフェンスの高さです。
目隠しフェンスと通常のフェンスの大きな違いがフェンスの高さです。 地面からフェンスの上の部分までの高さが、約180cm程度あると、外の人からの視線を遮ることができると言われています。
ですが、この理想的な高さは、家で暮す家族の身長や住宅や庭でどのような体勢で過ごすことが多いかによって上下します。 身長が高い家族がいる場合などは、フェンスを180㎝よりも高くすることで外と目が合うという事態は防ぐことができます。
フェンスの高さを高くしすぎると日当たりや風通しが悪くなったり、人によっては圧迫感を覚えるという方もいるので注意が必要です。
▼参考記事▼
フェンスの施工の流れ
フェンスの素材で雰囲気が変わる
目隠しフェンスは素材によって雰囲気がかなり変わります。 家や近所の景観を守る意味でも、素材ごとにどんな雰囲気が出るのかについて見てみましょう。
目隠しフェンスの代表的な素材が以下の通りです。
アルミ・スチール製
アルミやスチールには色味がないので、比較的どのような家でもマッチするのが特徴です。 耐久性に優れています。
木製
木製はナチュラルでカントリーな雰囲気にしたい場合におすすめです。 アルミ・スチール製よりは圧迫感を覚えにくいのも特長です。 ハードウッド(イペ、サイプレス、ウリンなど)と呼ばれる密度が高い木で作ると耐久性もいいのでメンテナンスも楽になります。
庭の一部のみを目隠ししたいという方には、木製のラティスフェンスを設置することもおすすめです。
人工木製
人工木は、木粉と樹脂を合わせたものです。水を吸わないので、腐食の心配がないのが特徴です。 木製同様、ナチュラルでカントリーな雰囲気にぴったりです。
目隠しフェンスの施工事例
【事例1】フェンスの取付事例(約18万円)
住宅におしゃれな木製のフェンスを
- BEFORE
- AFTER
【事例2】フェンスの取付事例(約150万円)
平塚市 目隠しフェンス エクステリア
- BEFORE
- AFTER
まとめ
目隠し用のフェンスは、ご近所、通行人からの目線を遮って、プライベートなおうち時間を守るのに便利な外構です。 フェンスがない状態からでも後付けできます。
どんな素材を使ったフェンスを設置するのかによって家の雰囲気を大きく左右します。 高さは180㎝以上がおすすめですが、高すぎると圧迫感が出るので家に合ったフェンスは専門の業者と相談しながら決めていくことをおすすめします。
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