2019年5月27日

ガスコンロを交換する前に確認すべきことは? DIYや交換の費用も解説

ガスコンロの交換は、経験がある方でしたらスムーズにできると思いますが、初めての方は確認事項が多いため完工までに時間がかかることがあります。確認事項を怠ると、交換できないものを購入してしまうかもしれません。この記事では、ガスコンロで交換する際に確認すべきことを解説しています。

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ガスコンロを交換するときに確認すること

ガスコンロ 交換

ガスコンロには種類やサイズがあるため、安易に交換してしまうのはおすすめできません。安価でガスコンロを購入したけれど、自宅のキッチンに設置できなかったとなると、費用が無駄になってしまいますよね。

ガスコンロを交換するときは、必ず以下のことを確認してください。

  • ガスコンロのタイプ
  • ガスコンロのサイズ
  • ガスの種類
  • ガスコンロのメーカー
  • ガスオーブンの有無

それぞれ何について確認すべきなのか、各章で詳しく解説していきます。

ガスコンロのタイプ

ガスコンロは「据え置き型」と「ビルトイン型」の2種類に分かれます。
据え置き型とビルトイン型では、価格、機能などが異なるため、それぞれの特徴について知っておくと交換の際にも役立つでしょう。

据え置き型(ガステーブル)

据え置き型 出典:ノーリツ

据え置き型は、キッチンのガス台の上に設置し、ゴムホースでガスの元栓と接続して使用します
家電量販店などでも購入可能で、重さも10kg前後ですので自宅に持ち帰ることができます。据え置き型はご自分でも取り付けや交換も行えます。

コンロ数は2口のものが主流で、最近の据え置き型は自動消火機能が搭載されているものが多く、万が一火を消し忘れても火災にならないように、安全に配慮された設計になっています。

ビルトイン型

ビルトインコンロ

ビルトイン型は、システムキッチン内に組み込むように設置して使用します。据え置き型と比べると見た目がすっきりしますし、ガス台とコンロの間に隙間がないため、野菜の切れ端、お米などが入り込んでしまうこともありません。

コンロ数は2口、または3口のものがあります。搭載されている機能は各メーカーによって様々ですが、メニューによって温度や火力を調節する自動温度調節機能や、自動火力調節機能など挙げられます。

ガスコンロのサイズ

据え置き1

据え置き2 出典:harman

据え置き型の場合は、「標準幅の59cm」と「コンパクト幅の56cm」の2種類があります。 あらかじめガス台の幅を採寸して、収まるサイズのコンロを設置しなくてはいけません。

ビルトイン型の場合は、本体の幅がどのメーカーも60cm幅で製造されていますので、サイズで迷うことはありませんが、キッチンのワークトップ(天板)のサイズは、「60cm」と「75cm」の2種類があります。サイズの違いはバーナーの間隔によるもので、60cm幅のコンロは75cm幅のコンロに比べると、バーナーの間隔が広く設計されています。

コンロ数が2口あるものは、強火力バーナーと標準バーナーが左右に1口ずつ、3口のものはさらに弱火バーナーが搭載されています。 メーカーによっては、左右のバーナーでそれぞれ火力調整ができる商品もありますが、多くのガスコンロは、左右のどちらを強火力バーナーにするか選ぶことができます。

ガスコンロは壁と15cm以上離すように、法律によって定められていますし、強力火バーナーをキッチンの壁と反対の位置にすることにより、火災だけでなく壁が傷むのを防ぐことも可能です。

ガスの種類

ガスコンロ

ガスコンロに使用されるガスは、都市ガス(12A・13Aなど)とプロパンガス(LPG)の2種類が挙げられます。

ガスコンロには適切なガスが決まっているため、都市ガス用のガスコンロには当然都市ガスを、プロパンガス用のものはプロパンガスを使用します。 同じガスだからといって兼用することはできません。

誤って異なるガスを使用してしまうと、不完全燃焼や火災の危険性が高まるため、間違えないようにしてください。引っ越しなどでガスが変更になった場合、メーカーによってはガスの種類に合うように、ガスコンロを改造してくれることもあるようです。

ガスコンロのメーカー

ガスコンロはリンナイやパロマなどのメーカーがあります。交換を考えている方の中には、今はリンナイのビルトインガスコンロを使用しているけれど、交換を機にパロマの商品にしたい、という方もいらっしゃると思います。

ガスオーブンを使用しているときは、コンロとオーブンが同じメーカーのものを使用しなくてはいけません。詳しくは次章で説明しますが、メーカーごとにガス管の形が異なるため接続できなくなるためです。

ガスオーブンを使用しておらず、ビルトインガスコンロのみ交換する場合でも、メーカーが異なると交換できないケースもあります。購入する前に設置できるかの確認しておくことが大切です。

ガスオーブンの有無

ビルトインオーブン

出典:東京ガス

上でも軽く触れましたが、ビルトインコンロの下にガスオーブンがあるキッチンでは、ガス配管で繋がっているため、オーブンのことも考えなくてはいけません。

同じメーカーの商品であれば、交換をしても問題なくガス管を接続できますが、ビルトインガスコンロを違うメーカーにすると、上手く接続できないことがあります。ガス漏れなどが起こると大変ですので、オーブンと同じメーカーに交換してください。

ただし、ビルトインコンロの下にオーブンがなく、収納スペースになっているというキッチンや、ガスオーブンはあるけれど撤去して収納庫にする場合は、どのメーカーのビルトインコンロでも交換が可能です。

上記以外にも気をつけることがある

「ガスコンロを交換するだけなのに、こんなに確認することが多いの?」と思った方もいるかもしれませんが、間違ったものを購入してしまうと無駄に費用がかかってしまいますし、安全に使用するためにもきちんと確認しましょう。

上記以外にも気をつけることがいくつかありますので、据え置き型とビルトイン型それぞれに解説していきます。

据え置き型(ガステーブル)

【元栓の型】

ガスの元栓には「ホースエンド型」と「コンセント型」の2種類があります。 それぞれのタイプで取り付け方法が異なるだけでなく、コンセント型はホースの他にバンドやソケットが必要になります。

【ゴム管の口径と劣化状態】

ガスコンロのゴム管はホームセンターなどで購入できますが、ゴム管の口径のサイズを間違えないよう注意しましょう。

また、ゴム管が劣化している場合は、ガス漏れなどの危険性が高くなるため、新しいものに買い替える必要があります。 一般的には、都市ガス専用のゴム管は「ベージュ(古いものは水色)」、プロパンガス専用のゴム管は「オレンジ色」となっていますので、ガスの種別に合ったゴム管を購入してください。

ビルトイン型

【ガスコンロの高さ】

ガスコンロの高さは、下がキャビネットの場合の扉の上部から、ガスコンロのワークトップまで採寸します。下がガスオーブンの場合は、オーブンの上部からワークトップまで測ります。

下部フィラー 出典:リンナイ

新しいガスコンロがこの部分に入らないときは、キャビネット自体を交換することなります。逆に、新しいガスコンロの高さが低く、キャビネットとガスコンロの間に隙間ができてしまうのであれば、隙間を埋める下部フィラーの取付けが必須です。

交換する前と後でサイズが変わらなければ問題ありませんが、サイズが変わる場合はこのような調整が必要になる、ということを覚えておきましょう。サイズが合わないことがないように、ガスコンロの購入前に必ず高さを測っておいてください。

自分でガスコンロを交換するときの注意点

ビルトインガスコンロ 交換

ガスコンロを交換する際、業者に依頼すると費用がかかってしまいますし、自分の好きな時間に行いたいなどの理由に、DIYで行う方がいらっしゃいます。

据え置き型のガスコンロであれば、ご自分で交換することはさほど難しいことではありませんが、ビルトインコンロの場合はガス配管の接続もあるので、業者に依頼することをおすすめします。

ここでは、ご自分でガスコンロを設置する場合の注意点について詳しく解説していきます。

据え置き型(ガステーブル)の場合

【注意点1:ガスの元栓を閉める】

取付作業を開始する前に、必ずガスの元栓を閉めてから作業を始めて下さい。 元栓を閉めずに作業をすると、ガスが漏れることがあるため非常に危険です。

【注意点2:ゴム管の長さ】

元栓とガスコンロを繋ぐ、ゴム管の長さにも注意が必要です。 ゴム管が長すぎるとゴム管が曲がった状態になりますし、ゴム管にも負担がかかり劣化を早めてしまいます。 長すぎるときは、ハサミで切ってゴム管の長さを調節しましょう。

一方、長さに余裕がなくてゴム管はすぐに抜けてしまう、というケースもあります。その場合は、ガス漏れの危険性が高くなるので、ゴム管の長さをすぐに適切なものに変えてください

【注意点3:】接続確認とガス漏れ確認

元栓とガスコンロのゴム管が、しっかりと接続されているかも必ず確認します。 接続後、ガス栓を開いてガスホースに石鹸水をかけると、ガス漏れの有無を確認することができます。

ガスが漏れていると、石鹸水がシャボン玉のように膨れてきます。もしも、泡がシャボン玉のように膨らんだ場合は、直ちに使用を停止してガスホースを交換をしなくてはいけません。

ビルトイン型の場合

【注意点1:ガス管の交換は自分では行わない】

前項でも触れましたが、ビルトインガスコンロの交換はガス管を取り扱うため、資格がある方でないと作業できません。 そのため、ビルトインガスコンロの交換までは自分で行っても問題ありませんが、ガス配管の接続だけは必ず専門の業者に依頼してください。

【注意点2:キッチンまわりを片付けておく】

ビルトインガスコンロの交換する工期は、ご自宅のキッチンの状態にもよりますが半日から1日程度かかります。工事の間は当然キッチンを使用できませんので、できるなら早く終わってほしいですよね。

業者に交換作業をスムーズに行ってもらうためには、ガスコンロの周りはもちろん、キッチンの周囲に置いている調味料や調理器具なども、一時的に他の場所に移動させておきましょう。

ガスコンロを交換するときの費用相場

ビルトインガスコンロ 交換

ビルトインコンロは最も安いもので3万円前後、機能が充実したグレードの高いものでは15万円前後ですので、1万~4万円前後で購入できる据え置き型(ガステーブル)のガスコンロに比べると、価格が高くなる傾向にあります。

業者に交換を依頼すると、工事費用が別途8000円~2万円程度かかることになりますので、5万~20万円前後が費用相場といえるでしょう。

しかし、ビルトインオーブンとコンロが一体となっている商品や、ビルトインオーブンの撤去後に収納庫にリフォームする場合など、工事内容によって工事費用は変わってきますので、あくまで目安とお考えください。

以下の記事では、ビルトインコンロの交換費用についてより詳しく掲載していますので、ぜひご参照ください。
ビルトインガスコンロを交換する費用相場は? 業者とコンロ選びのコツ

ガスコンロでおすすめのメーカーをご紹介

ガスコンロの大手のメーカーは、リンナイ、ノーリツ、パロマとありますが、それぞれに特徴やこだわりが異なりますので、購入するときに迷われる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ガスコンロの人気メーカーの特徴とこだわりをご紹介します。

2016年なので少し古い記事にはなりますが、大手ガスコンロメーカーの特徴を分かりやすく解説していますので、もしよければご参照ください。
ガスコンロ利用者1000人の本音!【ガスコンロのメーカー満足度2016年度版ランキング】
ビルトインガスコンロのメーカー比較

Rinnai(リンナイ)

リフォマが行ったアンケートでは、リンナイの満足度が総合的に1番高いという結果でした。掃除のしやすさや価格での満足度が特に高く、グリル機能も充実しているので本格的に料理を楽しむ方に人気があるメーカーです。

リンナイ

出典:リンナイ

掃除のしやすさでは、リンナイ独自の天板構造で熱を分散、放熱することにより、バーナー周りの温度を抑えて焦げつきにくくしています。煮こぼれや噴きこぼれても、軽く拭くだけでキレイになるような工夫がされています。

Noritsu(ノーリツ)

ノーリツのガスコンロは性能や安全性の観点から、ご自身に合ったものを選択できます。据え置き型のガスコンロも多機能なものから、最低限の機能しかついていないシンプルな商品など、幅広く取り揃えられています。

ノーリツ 出典:パロマ

さらに、グッドデザイン賞を獲得したことあるノーリツのビルトインガスコンロは、リフォマの行ったアンケートでもデザイン性で高い評価を受けています。

Paloma(パロマ)

パロマのガスコンロは使いやすさにこだわっているため、グリルを立ったまま引き出すことができたり、使用頻度の高いコンロのつまみを立ったままでも操作できるなど、細やかな気配りがされています。

パロマ 出典:パロマ

他にも、両面焼きグリルや片面焼きグリルなどグリルの種類が非常に豊富です。商品のシリーズによってグリルの特長も異なりますので、ご自宅に合ったものを選びましょう。

ガスコンロの交換を業者に依頼するときのポイント

ビルトインガスコンロ 交換

据え置き型(ガステーブル)はご自分でも交換できますが、交換作業が不安だという方は業者に依頼したほが確実でしょう。

一方、ビルトイン型の交換はガス管の接続、設置前後のガス漏洩チェックなど有資格者にしかできない作業があります。 資格のない方が作業を行うと大変危険ですので、決して自分で作業を行ったりせずに、必ず業者に依頼してください。

業者に交換だけを依頼する

ガスコンロの交換ができる業者には、ガス供給会社が指定する業者や、ガス機器などを取り扱っている大手メーカーなどが挙げられます。

ガスコンロの大手メーカーでは、本体価格と工事費込みのセット価格で販売されているものが多く、購入と工事を一括で済ませることができますが、本体価格が高めに設定されていることがあります。

設置費を抑えたい方は、家電量販店やホームセンターに依頼しましょう。専属の業者に取付けてもらうことが可能ですし、本体価格も値引きされているので比較的安価で設置できます。

さらに、インターネットで購入して交換だけ業者に依頼するのもおすすめです。業者の中には安価な価格で、本体販売と交換工事を行っているところがありますが、安易に依頼せずに工事内容に問題がないか確認してから依頼してください。

アフターフォローがある業者にする

業者に依頼して特に問題が発生しないのが一番ですが、業者も人間ですので絶対にミスがないわけではありません。

さらに、業者のミスではなくガスコンロ自体に不具合が発生することもあります。業者によって対応する条件はあると思いますが、できるだけアフターフォローがあるところに依頼してください。

アフターフォローは無料で行ってくれる業者もあれば、3年までは無料で10年以上の場合は有料、など料金設定が異なりますので確認してから契約するとよいでしょう。

まとめ

ガスコンロの交換

「据え置き型」、「ビルトイン型」ともにガスコンロを交換する際、ガスコンロのサイズ、メーカー、ガスの種類、ガスオーブンなど、あらかじめ確認しておきましょう。 そうすることで、キッチンにピッタリと収まるガスコンロを選ぶことができ、交換作業もスムーズに行うことができます。

また、交換する場合はそれぞれの注意点を踏まえて作業します。 ただし、ビルトインガスコンロについては、ガス管の接続が発生するため必ず業者に依頼をしてください。
業者に依頼をする際は、2~4社程度から見積りを取って比較検討し、信頼できるところに依頼しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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