2021年10月7日

台風などの災害から太陽光発電を守るために…

近年、太陽光発電設備は需要が高まっていますが、設置した時には考えもしなかったトラブルが生じる場合があります。それは自然災害による被害です。この記事では、自然災害によって太陽光発電設備にどのような被害が及ぶ可能性があるのか、そしてその対策について詳しく解説していきます。

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ソーラーパネルが自然災害に遭うと…

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太陽光発電の戸建住宅への普及率は2019年の段階で約9%(約270万戸)に上っています。2009年の段階では約60万戸でしか使われていなかったので、10年で4.5倍に増えたことになります。この記事をご覧になっている方にもご家庭に太陽光発電のソーラーパネルを設置している方もいらっしゃると思います。太陽光発電を家に設置するには数百万円の費用がかかります(参考:太陽光発電設置の費用相場とポイント)。ですが、設置にかかるこの初期費用は売電価格が安くなった2021年からでも一般的に10年の間で相殺できるといわれています。

政府は、2050年までに炭素の排出量と自然による吸収量の総量をイコールにする「カーボンニュートラル」の実現を掲げており、太陽光などを中心とした再生可能エネルギーの更なる普及が予想されます。

一方で、日本では地震、台風、豪雨の被害によって毎年大きな被害起きています。それらの災害は、人の命を危機に晒すだけでなく、皆さんの大切な財産である家に大変な損害を与えています。

そこで、近年目立って問題となっているのが、自然災害よるソーラーパネルの被災です。この記事では、様々な災害で太陽光発電がどのような被害を受ける可能性があるのか、そして、そのような被害を最小に抑えるための対策について詳しく解説していきます。

様々な災害で起こりうる太陽光発電の被災

①台風・豪雨による被害

毎年、夏から秋にかけて甚大な被害をもたらす台風は太陽光発電にも大きな被害を与える場合があります。

まず台風の被害で起こり得るのは、強風により吹き飛ばされた飛来物によるソーラーパネルの破損です。普段はしっかりと取り付けられる看板が飛んできたり、家の庭や道路に生えている木が倒れてきたりと、台風の強風では思わぬことが起きます。飛来物や倒木がソーラーパネルに当たった場合には、ソーラーパネルが破損するということが考えられます。

ソーラーパネルは台風によっておこる、思わぬ強風によって吹き飛ばされることもあります。

また、台風や豪雨により河川の氾濫をもたらします。低地に建てられている建物に設置されている太陽光発電は氾濫した河川による浸水の被害に遭う可能性が高いです。屋根の上のパネルというよりは、低い場所に設置されることがある接続箱やパワーコンディショナが危険です。

③地震による被害

地震そのもので太陽光発電が被害を受けることは少ないです。むしろ、停電時に活躍するなど、太陽光発電は地震自体には強い作りになっています。

しかし、地震は先にご紹介した土砂災害を誘発する可能性があり、加えて、津波によって家屋に甚大な被害をもたらすことがあります。そうなれば当然、太陽光発電も大きな被害を受けることになります。

災害で壊れた太陽光発電はとても危険です!

家の太陽光発電が災害により落下・破損したら、皆さんはどうしますか?

破片が危ないので脇によける」などを考えてしまいますよね。ですが、このようなことが起きても、絶対に手で触れないでください!

というのも、太陽光発電装備は災害などで破損、浸水の被害に遭っても光に当たれば発電するという性質を持っており、むやみに触れると感電する可能性があります。また、パネルによっては、人体に有害な物質を使用している場合があり、パネルが破損した際に有害物質が流出していることも考えられますので、むやみに近づかないでください

太陽光発電設備と災害―備えと対処法

太陽光発電設備を設置する前にできる災害への備え

①保険の加入

基本的にソーラーパネルにはメーカーの保証がついています。しかし、メーカー保証は、工事後の不良による破損や雨漏り、製造過程の不良などにしか適用できないものがほとんどです。ですので、メーカー保証で自然災害による被害はカバーできません

自然災害などに対応する火災保険によっては、太陽光発電設備の被災に対しても保証を行うものがあるので、太陽光発電を家に設置する方、現在設置している方には加入をおすすめします。

②周囲の事前調査

自然災害を防ごうと思っても、堤防が低い川のそばや、山のそばにある家は地形的にもともと被災するリスクが高いので、被災自体を防ぐ対策を講じても役に立たないことが考えられます。ですので、そのような場所にある家に太陽光発電を設置する場合は、起こりうる災害を想定してその被害を最小にするといった対策が求められます。

台風など予測できる災害への備え

③業者による点検

災害には地震など事前に来ることが予測できないものと、台風や豪雨のよう来ることが予測できるものがあります。予測できない災害への備えは、先にご紹介した保険の加入や、設置前の事前調査などできることが限られています。しかし、台風や豪雨のように発生の兆候がわかるものや、毎年発生するものに関しては、事前の対策が可能です。

対策として特に有効なのが、事前の点検です。経済産業省が「一般用太陽電池発電設備に対する台風期前の点検に係る周知について」という通知を出していることをご存じでしょうか?

この通知は台風のシーズンが来る前や、自分の住む地域に台風が来ることが予想される際に点検を行うことを推奨するもので、

  • 太陽電池発電設備が電気設備の技術基準に適合していることを確認すること。
  • 太陽電池発電設備の架台・基礎などが必要な強度を有している事を確認し、また構造、 強度に影響する接合部にゆるみや錆、破損がないことを確認すること。
  • 太陽電池パネルの架台への接合部にゆるみや錆、破損がないことを確認すること。
  • 電力ケーブルやケーブルラック取付部に、ゆるみや破損がないことを確認すること。
  • 柵やへい、遠隔監視装置などが、健全な状態に維持されていることを確認すること。
  • 太陽電池発電設備の点検後、対策の要否を判断し、必要に応じて、基礎のコンクリート の増し打ち、基礎・架台・太陽電池パネルの接合部補強などの飛散被害を防止する対策 を行うこと。
  • 水上設置型太陽電池発電設備の支持物(架台、フロート、係留索、アンカー)につい て、アンカーとの係留部やフロート間等の接合部に損傷等が無いことや、フロート等の 樹脂部材の劣化が無いことを確認すること。

という台風到来前の事前点検の指標も示しています。太陽光発電を屋根の上に置く形で設置している場合、屋根と発電設備の間に浮きやゆるみがあるとソーラーパネルの飛散や落下が起こる可能性があるのでその確認なども点検に含まれます。

実際、皆さんが屋根に上って確認するのはとても危険なので、この点検作業はプロの業者にお願いすることを強くおすすめします。本格的な台風シーズン到来の前に事前の点検は必須になるので、ぜひご検討ください!

災害への対処法

  • 被害状況の確認

  • 被災した太陽光パネルなどをプロに見てもらう

  • 太陽光パネルによる感電や漏電は要注意

実際に太陽光発電設備が被災した場合に、私たちでできることはほとんどありません。先ほどもご説明した通り破損した太陽光発電設備はとても危険なので、基本的にはプロの業者に見てもらうのを待ちましょう

私たちにできることといえば、あまり近づかないようにしながら、どのような箇所が破損または飛散したのかを遠目で確認してプロに連絡するぐらいです。

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