2017年3月27日

カーポートの選び方を分かりやすく解説 失敗例から学ぼう!

カーポートは一度設置してしまうと、ほとんど交換することなく長く使うエクステリアのひとつです。家の外にあるため、外観にもこだわりたいところですが、予算にも限度があるでしょうから、コスト面も含めて悩みのタネは尽きません。ここではそんなカーポート選びで悩んでいる人のために、カーポートの選び方について紹介します。

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カーポート選びの失敗例

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/656504?title=バスのミニチュアカー

カーポート選びで失敗をしないために、まずはよくある失敗事例を確認しておきましょう。
そんなこと起こらないと思うようなことが実際に発生しています。
他人事と笑っていられるのは設置するまでです。
同じ失敗をしないためにも、失敗例はきちんと頭に入れておきましょう。

車のサイズに合っていないカーポートを設置

メーカーのカタログ値や販売員の言葉だけを信用して購入したら、カーポートの屋根の長さが足りず、車全体を覆わなかったというようなことがあります。
カーポートには柱があり、乗り降りのスペースを確保するために柱から距離を置いて停めたら、車がはみ出してしまうということがあります。
購入時には自分の車のサイズを伝えて、きちんとカーポート内に収まることを確認してください。

強度不足のカーポートを設置

カーポートは雨や紫外線から車を守れればいいと思っていると、実際に設置してから後悔することがあります。
それは雪と風の存在です。豪雪地帯では、雪かきをしなくても耐えられるくらい強度の高いカーポートを選び、台風がよく通過する地域では耐風速についても考慮する必要があります。

どちらも強度が高く、カーポートの価格もアップしてしまうため、「きっと大丈夫」と強度が低くて価格の安いものを選んでしまうことがあります。
あまりにも強度不足であった場合は、積もった雪でカーポートが車ごと押しつぶされることもありますので、地域の気候に合ったカーポートを選ぶようにしましょう。

駐車場の使い勝手が悪くなる

カーポートがない場合は広々とした空間に停められましたが、カーポートを設置したことで、駐車場所が固定されてしまうことがあります。
その結果として駐車場の使い勝手が悪くなることがあります。
カーポートを選ぶときには設置のシミュレーションも行って、駐車が難しくなったりしないことを確認するようにしてください。

カーポート選びの注意点

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/851552?title=積雪と冬タイヤ

カーポートを選ぶときの注意点として挙げられるのが、カーポートをどちら向きに設置にするのかということです。
すでに紹介しましたように、カーポートを選ぶときには耐風速を考慮して選ぶ必要がありますが、設置するときは風の向きや風の流れも考えなくてはいけません。
特に片持ちタイプのカーポートは価格が安いものの、風の煽りに対して十分な強度がありません。

基本的な考え方としては、強風が吹く側に柱を持っていくのですが、風の向きが一定でない場合は、どちらに設置していいのか分かりにくいかと思います。
その場合は、建物から遠い側に柱を設置して、なおかつサポートを取り付けられるカーポートを選ぶようにしましょう。
台風が頻繁にやってくる、沖縄や九州地方では両側に柱があるカーポートを選びましょう。

おすすめのカーポートの色

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/683369?title=スロープ

カーポート選びでとても大切なことは見た目です。
もちろん強度が十分にあり、駐車しやすいということが大前提ですが、それさえクリアしていれば、次に考えるべきことは、自分の家に最適な色のカーポートを選ぶことです。

直感で好きな色を選んでもいいのですが、他のエクステリアや、家の外壁を考慮して選ばないと、全体で見たときにどこかチグハグしたものになってしまいます。

一番シンプルな選び方は、家の窓サッシや玄関のドアの色に揃えることです。
シルバー系やグレー系など大まかなところで一致していれば、それほどおかしくはなりませんが、こだわりたい場合には、どのメーカーのサッシなのかを確認して、できればそのメーカーの同系色を使ったカーポートを選ぶようにしましょう。
玄関周りのエクステリアに合わせるのでも構いません。全体の調和を考えるようにしましょう。

車の色に合わせるというのも選び方のひとつです。
車が暖色系の場合はシルバ系のカーポートを選び、寒色系の場合はブラック系のカーポートを選ぶと、車を設置しているときに一体感が出て、見た目がとてもよくなります。
カーポートの色を選ぶときは、何と調和させたいのかで選ぶようにしましょう。

屋根の色を選ぶときの注意点としては、太陽光や熱線をカットしたいかどうかがポイントです。
明るいカーポートにしたい場合は、透明の屋根を選びましょう。
ただし、熱線を遮断することが難しため、夏場に車の中が蒸し風呂状態になることもあります。
汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。

特にこだわりがないのであれば、ブラウンやブルーといったよく使われる色を選ぶのが無難です。
予算に余裕がある場合は、透明でも熱線遮断効果のあるハイグレードな屋根という選択肢もあります。
せっかくカーポートを設置するのですから、夏場に車内の温度が高くなりすぎるということは避けたいところです。
安価だからといって熱線を通してしまうタイプの透明屋根を選ばないように注意してください。

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