2018年2月5日

アンテナ故障の原因と対策

テレビが急に映らなくなった際の対策やアンテナの故障の時の施工業者さんによる修理作業をご紹介します。

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アンテナ故障

さっきまで映っていたテレビが急に映らなくなったとき、どうすればいいのか悩みますよね。 すぐに業者さんに連絡するというのもひとつの解決方法ですが、ちょっと待って下さい。

わざわざ業者さんに依頼しなくてもすぐに直ることもありますし、自分で直せることもあります。まずは自分で出来る範囲でテレビのアンテナトラブルの対策を行いましょう。

テレビが映らなくなったら確認すること

テレビが映らなくなったときは、まず以下の作業を行ってください。

B-CASカードの再挿入を行う

B-CASカードはまれに壊れることがあります。 一度抜き差しをしても上手くいかない場合は、他の機器で使用しているB-CASカードを再挿入してみましょう。

テレビの電源の確認

停電などで、テレビの電源そのものが落ちていることがあります。 主電源が入っているか確認してください。 コンセントが緩んでいることもありますので、配線をすべて確認してください。

テレビ設定の確認

テレビ設定がアナログ放送やBS/CS放送に設定されていて、 テレビが映らないということがよくあります。 必ず「地デジ」のボタンを選びましょう。

コネクタの確認

テレビ端子に接続するケーブルがワンタッチプラグの場合、何かの拍子に緩んでしまうことがあります。プラグが緩んでいないかの確認をしてください。 BS/CSのアンテナがある場合は、そちらのケーブル接続部も緩んでいないか確認しましょう。

他のテレビを確認

家にある1台のテレビだけに発生したトラブルなのか、それとも家のすべてのテレビに発生したトラブルなのか確認してください。 もし家のテレビがすべておかしい場合は、近所の家で同様の現象がおきているか確認しましょう。 ごく稀に送信側のトラブルで電波が止まることがあります。 近所のすべてのテレビが映らないような場合は、しばらく待つか、テレビ局に問い合わせしてください。

上記の確認をして、まだテレビが映らない場合は、業者さんの力を借りなければ直らないことがほとんどです。 よほど電気トラブルに強いのでなければ、施工業者さんに相談して、テレビのトラブルを解消してもらいましょう。

アンテナ工事に必要な作業

アンテナ工事は、業者さんに依頼してもすぐに始めることは難しく、事前調査なども必要になります。 そこでここでは、アンテナのトラブルが解消するまでにアンテナ工事で行う必要のある作業の流れについてご紹介します。

現場を調査する

アンテナ設置する現場を見ないで見積もりを行うと、多くの場合、作業をしようとしたときに「話が違う」というトラブルが発生します。 時間の都合で出来ないとき以外は、出来るかぎり現場を確認してもらいましょう。

アンテナ工事開始

見積もり金額に問題がなければ、アンテナ工事を開始します。 既存のアンテナがある場合は、まずはアンテナの撤去を行い、新しいアンテナを設置します。

アンテナのレベル測定

アンテナの設置が完了したら、アンテナが正しく電波を掴んでいるか確認を行います。 電波が弱い場合は再調整を行い、それでも弱い場合は増幅器などで電波の強度を上げる必要があります。

室内配線

既存のケーブルや分配器が使える場合は、再配線をする必要はありませんが、テレビの増設などを行う場合は、増設のための配線作業を行います。 テレビ端子が古い場合は交換作業が必要になります。

アンテナ工事作業試験

テレビに正しく映像が映るか確認作業を行い、問題なれば作業は完了です。

自分でできるアンテナ工事

どんなアンテナでも自分で設置するのが不可能なほど高い技術が必要なわけではありません。 ここでは自分でもできるアンテナ工事についてご紹介します。

アンテナの方向調整

地上波デジタルアンテナの方向調整は難しくありません。 おおよその方向を合わせて、テレビの設定画面で電波の受信量を確認しながら調整すれば上手くいきます。 BS/CSアンテナの調整はシビアな調整が必要ですが、2人作業であれば1人がテレビ画面を確認しながら、もう一人がアンテナを微調整位することで調整可能です。

アンテナ金具の取付

アンテナに付属している金具をベランダの格子につける作業は自分で行うことが出来ます。 ただし、格子の強度が弱い場合は、アンテナの方向調整が難しくなるため、格子の補強が必要になることがあります。 その場合は専門の業者さんに、他の設置方法も含め相談してください。

配線作業

テレビとレコーダーなどの配線を行うことが出来る人であれば、アンテナからテレビまでの配線も容易に可能です。 部屋の外から部屋の中に配線を引き込む作業はエアコンの穴や換気口から通すことで難しい工事を避けることも出来ます。

ただし、配線ミスでテレビが映らないようなとき、電気に関する知識がないと、何が悪いのかを見つけ出すことが難しくなるため、電機の基礎知識がない人は、最初から業者さんに依頼したほうが無難な作業になります。

DIYでのアンテナ工事をおすすめしない作業

アンテナ工事の作業そのものはさほど難しくないため、自分で作業をしてもかまいません。 ただし、危険を伴う作業、経験が必要な作業はDIYをおすすめできません。 では、どのような作業がDIYを避けるべきかをご紹介しますので、参考にしてください。

屋根上作業

アンテナが屋根上に設置されている場合は高所作業になり、屋根には傾斜もありますので、落下してしまう恐れがあります。 フラットな屋根でない限り、屋根上の作業は施工業者さんに依頼してください。

作業そのものも足場が悪いため、微調整が必要な角度調整など非常に難易度が高くなります。 リスクだけあって、失敗する可能性が高い屋根上の作業はDIYで行うことはおすすめできません。

作業者が1人

アンテナ設置場所とテレビの位置が近い場合は、1人で工事をすることが可能です。 ただしアンテナとテレビの位置が離れている場合は、受信の確認のために何度もアンテナとテレビの間を移動する必要があります。

アンテナの工事は基本2人作業だと考えてください。家族や友人に協力してもらえないような場合は、業者さんに依頼した方がいいでしょう。

壁に穴を開ける作業

配線などを通すために、家の壁に穴を開ける場合は業者さんに依頼しましょう。 自分で開けられないこともないのですが、そのための工具が必要ですし、仕上がりも悪くなります。

下手に作業をすると、穴を開けた場所から雨漏りすることもあります。 壁に穴を開ける必要がある場合は、専門の業者さんに必ず依頼するようにしましょう。

複数アンテナの設置

UHFとVHFのアンテナを両方設置する場合や県域局用のUHFアンテナの設置が必要な場合は、アンテナの相互干渉を気にする必要があります。 お互いのアンテナが影響を与えることで、正しく電波を受信できなくなることがあります。

複数のアンテナを配置するときは、ノウハウのある業者さんにお任せしてください。

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