建物の外壁は時間が経つとどうしても汚れていってしまいます。 外壁の汚れは外観が損なわれるだけでなく、汚れが蓄積することによって外壁の素地を劣化させてしまいます。 大切なマイホームを守るためにも、外壁洗浄は定期的にしっかりと行うようにしましょう。
外壁が汚れる原因を知ろう
まず家の外壁洗浄を始める前に知っておきたいのは、その汚れの原因ついてです。 外壁というのは雨や風、紫外線、排気ガス、換気扇から出る油などにさらされ汚れていってしまいます。
また、雨の降ったあとにその雫が汚れになってしまう雨だれや、特に北側の外壁など太陽にあたりづらい場所には、カビやコケなどが生えてしまうケースもみられます。
外壁洗浄には2つの洗浄方法がある
前述した原因が元の外壁の汚れの洗浄方法としては、ホースを用いてタワシや雑巾などで細かく丁寧にやっていく方法もありますが、面積が大きいので時間がかかってしまいます。 それを早く効果的にできる外壁洗浄の方法として、「高圧洗浄」や「バイオ高圧洗浄」を用います。 いずれも高圧洗浄ということで、高い水圧を用いて汚れを落としていくやり方になります。
今や家庭用として売っている高圧洗浄機もたくさんみかけますが、専門的な知識がないと外壁を傷めてしまう場合もあるので、専門の業者さんに任せた方がより効果的で安全です。
また高圧洗浄機はしっかりと狙いを定めて洗浄をするので意外にも普通のホースなどを使って水掃除を行うよりも、水の節約にもなるとも言われています。
外壁の汚れについては高圧洗浄で済む場合も多いですが、その汚れの種類によってはバイオ高圧洗浄という薬剤を扱って行う方が綺麗になることもあります。 以下より高圧洗浄とバイオ高圧洗浄、それぞれの特徴についてももう少し掘り下げてご紹介していきたいと思います。
外壁で使用される高圧洗浄の特徴とは
外壁洗浄に適した高圧洗浄はそもそもどのぐらいの圧力で噴射しているのかというと、家庭用高圧洗浄機であればだいたい10Mpaもいかないものが主流ですが、業務用高圧洗浄機であれば10～30MPa(メガパスカル)の圧力を持ちますので、だいたい1平方センチメートルあたりに約100～300キロの水圧がかかるということになります。 そう考えるとかなりの水圧がかかっていることになります。
また高圧洗浄は可変式のノズルになっている場合が多く、強い水圧の直射型と弱い水圧だけれど広範囲に水を当てられる拡散型があり、汚れの種類・範囲などによってノズルを変更して効率的に外壁洗浄を進めることも可能です。
高圧洗浄は、外壁の塗装の際にも外壁を綺麗にするための方法としても用いられます。 汚れをきれいに取り払った状態にしてから塗装をした方がその後の持ちが全く異なるという理由から、しっかりと汚れを落としたい時には塗装のプロも使う外壁洗浄の手段でもあります。
外壁洗浄を含む外壁リフォームの工事内容、費用に関しては下記の記事で詳しく説明していますので、参考までにご覧ください。
外壁の修理・リフォームする場合に費用相場と必要な工事を解説
外壁洗浄の中でおすすめの方法
高圧洗浄でも落ちないしつこい汚れの場合や、今後に備えてカビやコケなどが生えないように対策をしたい場合には、バイオ高圧洗浄という方法もあります。
バイオ高圧洗浄は専用の薬剤などを用いて行うので、頑固な汚れも今後のカビやコケなどの汚れに対する予防策としても適切で、しっかりと汚れを落として塗装したい塗装業者さんの間でも人気の高い外壁洗浄方法です。
ただ、そこで気になるのは専用とはいえ薬剤を家に使ったり、下水に流したりして平気なの？というところではないでしょうか。
バイオ高圧洗浄で用いられる薬剤は環境に害を及ぼすことはなく、一度薬剤を使った後もしっかりと水のみの高圧洗浄で再び洗い流すので、問題はありません。
またバイオ高圧洗浄は、カビやコケが生えやすい北側の外壁に用いれば、綺麗になるだけではなく予防対策にもなるのでオススメです。
高圧洗浄はどんな外壁でも問題ないの？
今や家庭用高圧洗浄機でも圧力の高いものが多く出回っているので、使用しているご家庭も多いかとは思いますが、築年数が経っていたり、外的要因によって外壁自体も古くなったりしている場合は、無闇やたらに外壁に当ててしまうのは危険です。 もし外壁洗浄の際に異変が見つかった場合には、すぐに専門の業者さんに相談するようにしましょう。
外壁塗装では色々と迷われることが多いと思います。リフォマでは外壁リフォームを行った方にアンケートを実施しましたので、経験者の意見を参考までにご覧なってはいかかでしょうか。
経験者1000人に聞いた外壁リフォームアンケート
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください！
まずは相談から
