合同会社テン・リフォーム インタビュー

元々内装職人をしていましたが、悪質な業者の実態を知ったことがきっかけで、法人化しました。腕の良い職人達を集めてコストを抑え質の高い施工を提供したいと思って始めました。

現在のお仕事に就かれた経緯を教えてください。

当社は、平成１６年から平成２２年までは個人事業で内装職人（クロス等）をしておりまして、平成２２年に法人化しました。
元々職人だったので、職人のツテはたくさんあり、それを活かして信頼できる腕の良い職人達を集めて施工を行ったらコストも抑えられますし、質の高い施工を提供できるということで始めました。
法人化したきっかけは他にもありまして、知り合いが、とある施工店に騙されて必要のない工事をしてしまった話を聞いたからです。
まだ築７年のお宅なのに、その業者からひび割れがあるからすぐに修理しなければいけないと言われ、工事をお願いしてしまったそうです。話を聞いておかしいと思い、実際にその施工店に出向いて施工前のひび割れの写真を見せて欲しいとお願いしてみましたが、もう破棄していて無いと言われました。怪しいですよね。
そういう悪質な業者は実際存在していますし、お客様は自分が被害に遭っていること自体に気づいていないんですよ。
自分たちはそんな必要のない工事はしないし、ぼったくりのような金額はとらない、そういう思いで法人化しました。
現在は、私はマナー管理や商品管理を担当しております。ＨＰやチラシに力を入れていこうということで、リフォマのようなところを介してお客様への紹介に努めています。
実は以前、知り合いの紹介でマンションクロスの張替をすることになったときの話なのですが、そのお客様は別の業者から８０万かかると言われたらしく、当社のお見積額を４０万とお伝えすると、半額なのにクオリティが変わるわけじゃないので驚かれていました。
そのお客様から、弊社のような業者は探しにくいと言われたのがきっかけで、さらにＨＰやチラシに力を入れていこうということになりました。

自社に職人さんはいらっしゃいますか？何名いらっしゃいますか？

基本は二人です。あとは外注ですが、信頼できる腕のある職人にお願いしています。

お客さまの依頼はどちらの地域が一番多いでしょうか？

那覇が多いと思います。弊社はリピーターのお客様が多いですね。

同業他社さんと差別化されているところなどありますでしょうか？

当社は分離発注システムを採用しているので、品質は下げずにお安くできます。沖縄の建築屋さんもリフォームに力を入れだしているのですが、建築屋というのは外注に二回出しているんです。当社はその中間コストをカットできるのでお安くできるんです。

当社はキッチンやバスルームなど、水回りのリフォームを得意としています。お客様とお会いするときは、良い第一印象を持っていただけるよう心がけています。

御社の得意な施工はありますか？

水回りを含めたリフォームです。キッチンやバスルームは、価格がはっきりしない感じがありますが、それをはっきり定額化しています。お客様に安心していただけますし、水回りリフォーム料金の定額化はいいですよね。

御社ならではの商品、サービスなどありますでしょうか？

パッケージ商品はありません。ここはうちの弱みかなとも思っています。

お客様と接する時に気を付けている事などございますでしょうか？

まず身なりは整えるようにしています。第一印象が大事だと思いますので。お客さまに会う前に（口臭や体臭にも）細かい部分にまで気配りをするよう心がけています。
あとは、第一印象での笑顔ですね。私はビジネス書をよく読むのですが、どの本にも第一印象で決まると書かれてあり、実際私もそう思います。
第一印象は本当に大事です。成約率にかなりか関わってくると感じています。疲れなどが出ているときは、やっぱり成約につながりにくいことのほうが多いです。
言葉遣いももちろん気を付けています。例えば、お客様が旦那様・奥様お揃いでいらっしゃる場合、旦那様が基本お話しされている状況ならば、奥様の方にもそれとなくこれで大丈夫か確認をとるようにしています。
状況に応じて気遣いをするのが大切だと思います。

間仕切りの変更や部屋の広さが変わったりするとしたら、それを図面上で絵を描くのは簡単なことです。社員には「図面上で歩きなさい、生活をしなさい、そうしたら悪いところがでてくるから。」と常々話しております。

無料点検やサービス等ありますか？

２年保証をつけています。ただ、お客様の中には施工が終った後にまた来られるのを良く思われない方もいらっしゃると思いますので、保証は強制ではなく、お客様次第で申請制で選べるようにしています。

これから御社がやっていきたい施工はありますか？

太陽光パネルは洗浄・清掃が必要ですので、太陽光パネルの洗浄・清掃サービスを手掛けていきたいと思っております。

最後にお客さまにメッセージをいただけますでしょうか？

フルリフォーム・リノベーションの際、間仕切りの変更や部屋の広さが変わったりするとしたら、それを図面上で絵を描くのは簡単なことです。
しかし、そこに理由付けがなければならないと思っています。社員には「図面上で歩きなさい、生活をしなさい、そうしたら悪いところがでてくるから。」と常々話しております。
そしてもちろん、お客様の大切なお金をいただいて施工するわけですから、自分のお金だと思って考えてみろとも言っております。
他人事ではない、という気持ちで挑ませていただいているからこそです。