2017年3月8日

フロアコーティングは新築時にやるべき

最近はフローリングなどの床にワックスをかけるのではなく、フロアコーティングをする人が増えてきました。フロアコーティングにはとても多くのメリットがありますが、施工するにあたって重要なのは、いつ施工するかということです。フロアコーティングの基本は新築時に行うこととされているのですが、ここではその理由について紹介しています。

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新築時にフロアコーティングをする理由(必要性)

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/454663?title=イス

入居してからフロアコーティングの必要性に気づいて、新築時ではなく、あとからフロアコーティングを行うこともあるのですが、新築時に行わないと大きな問題がいくつか発生します。
ここではその問題と、フロアコーティングを入居前に行う理由について説明します。

施工の時間を短縮し費用を抑えられる

入居後にフロアコーティングを行おうと思うと、家具をすべて取り除く必要があります。
この作業が思いのほか大変で、しかも施工業者に移動してもらう場合は費用が発生します。
もちろん戻すときも依頼することになりますので、その費用はフロアコーティングの費用に上乗せされますので、それなりに大きな金額となってしまいます。

また、コーティングが乾燥するまでは時間がかかることもあります。
特にすでにワックスをかけている場合は、ワックスの剥離作業が発生しますので、その費用もかかり、なおかつ部屋を使用できない期間が長くなります。
場合によっては、その間はホテル暮らしというようなことも考えられます。
少しでも費用を抑えたいのであれば、新築時の入居前にフロアコーティングを行いましょう。

フロアコーティングの質が高くなる

すでに入居して、生活を始めている場合にはどうしてもホコリや髪の毛のような微細なゴミが発生してしまいます。
フロアコーティングをするときには掃除も行いますし、最新の注意を払って作業をするものの、生活空間ですのでコーティングとフローリングの間に小さなゴミが入り込んでしまう可能性があります。

明らかに異物が目立つような場合は、その箇所だけフロアコーティングをやり直すことになります。
結果的にフロアコーティングをやり直した場所から劣化が始まりますので、フロアコーティングの寿命が短くなってしまいます。
新築時にフロアコーティングを行えば、ほとんど異物が発生していませんので、フロアコーティングの品質を高くすることができます。

木材をより美しい状態に保つことができる

ワックスをかけているとはいえ、フローリングはワックスだけでは自然と劣化していきます。
木材の持つ美しさは時間とともに失われていきますので、新築後数年経過したあとにフロアコーティングを施工しても、そこからの劣化を防ぐことはできますが、フローリング本来の美しさを取り戻すことはできません。

フローリングの良い状態を保ち続けるためにも、フロアコーティングは入居後に行うのではなく、可能な限り入居前に行って、木材の美しさを長持ちさせるようにしましょう。
そのことが家やマンションの資産価値を守ることにつながります。
もし売却を行うときにも売却価格に影響しますので、出来る限り新築時に施工することをおすすめします。

フロアコーティングの注意点

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/340926&title=玄関の廊下

それでは実際にフロアコーティングを行うときに、注意しておきたいポイントについて紹介します。
これから施工を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

ハウスメーカーの勧める業者は避ける

ハウスメーカーが勧めてくるフロアコーティングの施工業者は、専門の業者でないことが多く、技術力も使えるコーティングの種類も限られていますので、仕上がりの質が低くなることがあります。
すべての施工業者がそうであるとは限りませんが、できれば施工業者は自分で探し、複数の施工業者の話を聞きながら依頼先を決めるようにしましょう。

ハウスメーカー経由で依頼をすると、保証やメンテナンスをどこが引き受けるのかが不明確になることもあります。
経験値が高く、なおかつ保証や施工前のアドバイスまできちんとしてもらえる施工業者を紹介してもらえるのでなければ、自分で探したほうが納得のできるフロアコーティングを受けることができます。

施工前には近隣住民にお知らせをする

フロアコーティングの施工時にはどうしても匂いが発生してしまいます。
その結果としてちょっとした異臭騒ぎになることがあります。
施工をする前には近所の人たちに匂いがするかもしれないことをきちんと伝えておきましょう。
マンションの場合は、管理人にも伝えておくようにしましょう。

しっかりとした施工業者さんならそれらも引き受けてくれることもありますが、お知らせは自分で回ったほうがトラブルになりにくいので、その場合は施工業者と一緒に回るようにしましょう。

施工の失敗に対する保証期間を確認しておく

フロアコーティングはどんなに腕のいい施工業者に依頼しても、気候などの影響で失敗してしまうこともあります。
密着不良や、硬化不良などすぐに分かる失敗や、塗膜の剥がれや白華のように数年後にわかる失敗があります。
このような施工のミスに対して、どのような保証になっているか必ず確認するようにしましょう。

コーティングの種類にもよりますが、優良な施工業者は、20年以上の保証をしています。
それだけ自信があるということでもありますので、施工業者選びは保証期間もひとつの基準としてチェックするようにしましょう。

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