エアコンクリーニングで節約できる電気代
「節電のためにもエアコンは定期的にクリーニングしたほうが良い」というのはもはや常識といっても良い情報ですが、具体的にどのくらい節電ができるのでしょうか。 もちろん節電のため「だけ」にエアコンクリーニングをするわけではありませんが、具体的な数字を知ればエアコンクリーニングに対するコスト意識が変わるかもしれません。
某大手エアコンメーカーの10畳用エアコンを例に説明します。 エアコンの電気代を出す目安として期間消費電力量という指数があります。
- 5月23日から10月4日の135日間、
- 東京の木造住宅で、
- 温度設定を27度にして
- 朝6時から夜12時までの18時間
エアコン(冷房)をつけた場合のトータルの電力消費量を示しています。 例にあげるエアコンの期間消費電力量は898kWhなので、電気料金が1KWあたり25円(東京電力の重量電灯B・Cから計算しやすくするため端数を切り捨て)として
898×25=22,450円
これが135日間にかかるエアコンの電気代です。 わかりやすいように30日(1ヵ月)にすると4,989円ですね。 しかしこれは新品のエアコンを使った場合の電気代です。 そしてエアコンが汚れていると電気代が10%~30%もロスするそうです。 上の例で続けると
4,989(1カ月の電気代)×30%=1,494円
が汚れたエアコンで損する1ヵ月の電気代というわけです。
さらに期間消費電力量は冷房のみの計算ですから、冬の暖房もエアコンを使うことを考えると、「エアコンの性能をフルに使えるようにする」+「エアコンを清潔にして空気をキレイにする」ためのエアコンクリーニングは、余計な出費とは言えなさそうです。
エアコンクリーニングで節約できる電気代
エアコン自体から意外な場所まで、日常のお手入れや習慣で節電をしましょう。
フィルターそうじ
フィルターの汚れで風速が10%落ちるとも言われています。 2週間に1度を目安にエアコンの外装パネルを開けてフィルターを取り出してお掃除しましょう。 台所洗剤などの中性洗剤でやさしく洗って陰干しして、よく乾かしてから再度取り付けましょう。 その際のポイントは、洗剤を使った後水でよくすすぐことです。
カーテンをキレイに、かしこく利用
エアコンは窓際についているお家がほとんどだと思いますが、窓際にはカーテンがあります。 実はカーテンはかなりホコリを吸っています。
カーテンを洗ったり、カーテンレールまわりホコリをこまめに掃除して、部屋のほこりそのものを少なくするようにしましょう。 そうすることでフィルターの汚れ具合も変わってきます。
そして空調した室内温度を維持するために、カーテンを利用しましょう。 特に夏に直射日光が射すような部屋はカーテンやブラインドを閉めることで熱くなったガラスの熱が室内に伝わりにくくなります。 冬場は窓の結露防止の効果もあります。
室外機に直射日光があたらないようにする
特に夏は室外機が熱くなってしまうと熱風の行き場がなくなってしまいます。 よく「室外機に水をかけると良い」と言いますが、自然の雨ならともかくわざわざ水を掛けることは電化製品なのであまりオススメできません。 日陰に置く、ひさしになるものを作るなど、室外機自体を痛めないようにしましょう。
排気の吹き出し口に物を置かない
室外機の吹き出し口近くに物を置くと、室外機に再び排気(夏なら熱風、冬なら冷風)が吸い込まれてしまいます。 排気の吹き出し口近くには物を置かないようにしましょう。
排気口のすぐ近くに塀があるのもあまり良くありませんので、設置の時に向きをよく考えましょう。 もちろん室外機の上にも物を置かないようにしましょう
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