2017年12月4日

トイレの床からの水漏れの修理方法と料金相場

トイレの床からの水漏れの修理方法と料金相場を解説しています。豊富な施工事例と価格相場を参考に、リフォマなら、トイレ水漏れ・つまりのトラブルに緊急駆けつけ・修理対応ができる、施工事例豊富な地域工務店を簡単に探して見積を依頼できます。「地域最安値」でトイレの床からの水漏れしましょう。

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トイレの床が水漏れした場合の費用相場はいくら?

ごくまれにトイレの床下が濡れているといった状況に気づくことはありませんか? この水漏れには「トイレタンクや便器にヒビや破損箇所がある」「便器と配管をつなぐ部品に不具合がある」「給水パイプが破損している」といったさまざまな原因が考えられます。

実は、これらの不具合を解消するためには、専門的な知識や技術が必要不可欠で、安易に自力で解決しようとするとさらに被害を拡大してしまうことにつながってしまうので注意が必要です

プロに依頼した場合の費用相場の目安

トイレの床の水漏れの修理費用の相場

トイレの水漏れ

8,000〜11,000円

タンク内部品交換(タンク脱着なし)

8,000〜12,000円

タンク内部品交換(タンク脱着あり)

12,000〜16,000円

フラッシュバルブ交換

8,000〜11,000円

トイレタンク交換(内部金具含む)

15,000〜18,000円

止水栓交換

8,000〜11,000円

ボールタップ交換

8,000〜11,000円

ロータンク密結パッキン交換

10,000〜11,000円

ロータンク給水管パッキン交換

8,000〜11,000円

ロータンク給水管交換

10,000〜13,000円

ゴムフロート交換

8,000〜11,000円

ロータンクサイフォン交換

10,000〜13,000円

床下に水が漏れてしまう原因

トイレに入ったらなぜか床下が濡れている。このような経験をした方は多いのではないでしょうか?  この床下の水漏れに関しては以下のような原因があるといわれています。

トイレタンクや便器に結露が起きてしまっている

夏場にコップに冷たい水を入れておくと、コップの周りに水滴がこびりついているのを目撃した方も多いはずです。 トイレタンクや便器は水が豊富にあるため、この夏場のコップと同じ現象が起こりやすい環境にあります。

ドアをしっかりと閉めて室温を一定にしたり、換気扇で水分を追い出したりすることでこの結露現象を解消できます。

接続部分から水漏れが起きている

トイレタンクや便器などをつないでいる接続部分に使用されているパッキンやボルトなどが劣化していることで緩みが生じて、水漏れを起こしている可能性もあります。 パッキンや破損箇所を交換することで、これらの不具合を解消することができる場合があります。

便器の設置不良により水漏れがある

まれにトイレの便器と床の間から水漏れが起きる場合があります。その原因として考えられるのは接続部分の劣化、もしくは設置不良による可能性もあります。 部分劣化であれば、該当する部品を交換するだけで水漏れを解消することができますが、設置不良になってくるとそうはいきません。

便器内に墨汁をたらしてみて一晩置き、再度床下を観察してみてください。墨汁の混じった水が床下に漏れている場合は設置不良による水漏れの可能性が高くなります。すぐに専門業者に相談するようにしましょう

床下から水が漏れてしまった場合の直し方

便器と床下の間から水が漏れてしまっている場合には、専門業者に修理を依頼することがオススメですが、比較的軽度の症状であれば自分で修理を行うことも可能です。

用意しておくもの

  • タオル

パッキンの交換方法

STEP1 水漏れ場所を確かめる
タオルをトイレの床に敷きつめて一晩置いておきます。そのタオルの濡れ具合によって水漏れ箇所がわかってくるでしょう。

STEP2 パッキンを交換する
トイレタンクと便器をつなぐ接続部分付近のタオルが濡れている場合には、パッキンを新しいものに変更。接続部分を新しいものに交換します。

STEP3 便器付近を掃除する
便器付近などが濡れている場合には、結露が生じている可能性が高いため、水気を拭いたり、換気を行うことで解消することができます。

※ウォシュレットの不具合や設置不良が原因である可能性が高い場合には、自力で原因を解消しようとはせずに、専門業者に依頼することをお勧めします。

フランジパテの交換方法

フランジパテとは、便器と排水管を接続している部分に使用されている部品ことです。 接続部分からの水漏れを防ぐ役割を果たしてくれるのですが、使用を続けていくうちに、経年劣化により粘土状だったパテが次第に硬くなってしまい、仕舞いには割れていき、その切れ目から水漏れが起きてしまう場合があります。

そのため、古くなってしまったフランジパテを新しいものに変える必要が出てくるのです。ここでは、その交換法について解説しています。

STEP1 排水する
トイレに水を送り込んでいる元栓を閉じます。さらにロータンク式のトイレであれば、レを「大」の場所に移動させて、タンク内にある水をすべて排水させてください。 灯油などを入れるときによく使用するポンプなどを使用することで速やかに排水することができます。

STEP2 部品を外す
タンクの側面にある給水管を取り外します。さらに便器の下部にあるフランジ固定ボルトのナットを2か所ゆるめて外していきます。 続いて便器と床材を固定しているビスを取り外して下さい。ビスの場所は便器の下の奥ほどです。

STEP3 作業スペースを確保
便器とロータンクを持ち上げて、これからフランジパテを交換作業をするためのスペースを確保してください。

STEP4 フランジパテの取り付け
現状で固くなってしまっているフランジパテをマイナスドライバーなどを使って外していきます。さらに新しいフランジパテを取り外したあとの溝に取り付けていきます。その後、STEP1〜3の行程で部品を取り付け、さらに閉じていた水道の元栓を開けて、無事に水漏れがなく排水することができれば作業完了です。

予防方法と注意点

トイレのメンテナンスを定期的に行うことで、部品の劣化を早期発見できたり、設備不良による不具合を解消することができます。 また、トイレ内の換気などを頻繁に行うことは、水漏れを回避すると同時に、便器そのものの寿命を延ばすことにもつながるので、ぜひ注意しておくといいでしょう。

また、 軽い水漏れだからと放っておくと、便器だけでなく床そのものの寿命も縮みかねません。常に濡れているような状態にある場合、床自体が傷んだり、カビが発生したりして、腐食してしまう可能性が高くなってしまいます。最悪の場合には、大規模なリフォームが必要になってしまうことも珍しくありませんので、早めの段階で確実に対処することが必要といえます。

トイレの床から水漏れしている場合は、素人では修理が難しいケースが多いので、速やかに専門業者に依頼した方が得策といえるでしょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。