2022年9月12日

和室を洋室にリフォームする方法と費用相場を紹介

和室を洋室にするリフォームを考えたことはありますか?生活スタイルの変化から洋室へのリフォームを検討しているけれど、実際どんなメリットがあり、どのくらい費用がかかるのかわからないという人は多いものです。ここでは、和室を洋室にリフォームする方法や種類、それにともなう費用の目安をご紹介していきます。

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和室を洋室にリフォームするメリット・デメリットは?

和室を洋室にリフォームするメリット・デメリットは?

和室と洋室には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。 そのため、一概にどちらの部屋に変えた方が良いとはいえません。

ライフスタイルによって、部屋に求める機能やデザインは変わってくるので、まずは和室と洋室のそれぞれのメリット・デメリットについて理解しましょう。

和室のメリット

和室

【メリット①】汎用性の高さ

和室は、昼間は机と座布団で茶の間として、夜には布団を敷いて寝室として使えます。

洋室では、ソファーやダイニングテーブルなど大きな家具を置くことが良くあります。 大きな家具は移動させずらいため、部屋の用途を変えづらいです。

和室は同じ部屋であっても違う用途へと組み替えられるため、汎用性が高い点がメリットです。

【メリット②】畳が加湿や空気清浄の役割を果たしている

畳の原料に使われる「藺草(いぐさ)」は、非常に高い吸湿性があります。

部屋の湿度が上がると水分を吸い込み、乾燥すると吸い込んだ水分を放出するため、部屋内部を最適な湿度に調節してくれます。 さらに、藺草はシックハウス症候群の原因とされている「ホルムアルデヒド」を吸着するという研究結果が発表されています。 「ホルムアルデヒド」を吸着したまま排出しないので、天然の空気清浄効果を持ち合わせているのです。

【メリット③】障子は通気性・吸湿性・保温性に優れている

障子は通気性が良いため、夏場は涼しく感じられます。 また、吸湿性・保温性も優れているため、室内の湿度を調節しながら冬場は保温してくれます。 

和室のデメリット

【デメリット①】清掃や手入れが難しい

畳や障子に着いた汚れって、清掃が難しいですよね。 畳にシミができてしまった場合、1畳単位で取り換える必要があります。 同様に、障子も一部が破れてしまった場合でも、全体を張り替える必要あります。

そのため、メンテナンスには手間や費用がかかります。

【デメリット②】高齢者には負担になる場合がある

和室は高齢者に好まれる印象を持ちますが、高齢者にとって負担になる要因が多いのが現実です。 日本は世界でトップクラスに入る超高齢化社会であり、介護問題もよく取りざたされますよね。

高齢者にとって、畳に敷いた布団からの立ち上がりはかなり困難になります。
洋室に設置されたベッドやソファーであれば、お年寄りも立ったり座ったりが楽に行えます。 足腰への負担が大きいことで、ケガに繋がる事故も珍しくありません。

そのため、高齢者には布団や座布団よりもベッドや椅子が好まれます。

【デメリット③】カビが繁殖しやすい

畳にカビが繁殖すると、壁にも影響が及び、臭いも発生することがあります。 畳の原料となる藺草は、吸湿性が高いというメリットがあると説明しましたが、湿度が高くなりすぎると水分の吸収が追い付かないことがあります。 水分の吸収が追い付かないと、カビが発生してしまいます。

また、畳の上に置いた家具の下や隙間などは、湿気が溜まりやすく、カビの繁殖を助長してしまいます。

洋室のメリット

洋室

【メリット①】清掃や手入れが簡単

洋室の床はフローリングが基本です。 仮に液体をこぼしてしまった場合でも、拭き取ることで汚れを落とせます。

さらに、フローリングに傷ができたときは、材質や組み合わせにもよりますが、一部だけ交換できます。 畳とは違い、水拭きができるので、簡単に手入れができる点がメリットです。

【メリット②】好きな家具が置ける

フローリングでは、バリエーションに富んだ家具を配置できます。 畳は家具を置くと、その重さで凹みができ、一度凹むと修復ができません。

フローリングであれば凹みができる心配は要りません。

ただし、衝撃を和らげる柔らかい材質のクッションフロアの場合は、重い家具の設置で凹みができる恐れがあります。 クッションフロアに重い家具を配置する場合は、注意が必要です。

【メリット③】バリアフリーに向いている

浴室では、簡易手すりの設置や、介護ベッドの配置が比較的手軽に行えます。 フローリングは、平らで車いす走行にも向いており、バリアフリーの環境を作り出すのに向いています。

洋室のデメリット

【デメリット①】床の防音性に欠ける

通常のフローリングの場合は、足音などの衝撃がダイレクトに伝わります。
特に、ペットを室内飼いしていたり、小さなお子様がいるご家庭では、下階に足音が伝わる恐れがあります。

ただし、クッションフロアであれば、足音などの衝撃をある程度吸収してくれます。 床の防音性を高めたい方は、フローリングの種類の選択で、クッションフロアを選ぶのも良いかもしれません。

【デメリット②】 床が冷えやすい

フローリングは外気温をそのまま取り込むため、冬になると非常に足元が冷えます。

この対処法として、フローリングに床暖房機能をつけることができます。 冬に足元を冷やさないために、床暖房機能を取り付けるのも良いかもしれません。

【Case1】和室の畳をフローリングにリフォームする場合の費用

和室の畳をフローリングにリフォームする場合

畳のリフォームの大まかな作業工程は以下のとおりです。

1.既存の畳をすべて剥がす
2.下地の設置
3.構造用合板を設置
4.新しくフローリングを設置

畳からフローリングにリフォームする工程は少なく、DIYでリフォームを行う方も多くいます。

ただし、下地の設置などを誤ると、思わぬ危険が懸念されるので、専門業者に依頼することをおすすめします。

フローリングの素材選び

フローリングには「複合フローリング」と「単層フローリング」の2種類あります。

「複合フローリング」は、種類やデザインが豊富で、価格が手頃な点が魅力です。 デザインにこだわりながら費用も抑えたい人にはおすすめです。 ただし、マンションの場合は、使用細則の遮音性基準を満たしているフローリングを選ぶ必要があります。

一方、「単層フローリング」は、無垢フローリングとも呼ばれ、天然の木材を加工しているフローリングです。 畳の藺草と同じように優れた吸湿性があり、湿気が多ければ水分を吸収し、乾燥していれば水分を放出する役割を果たします。

自然由来で有害な物質を含んでいないため、健康志向の方にはおすすめです。 単層フローリングの難点は、価格がやや高いことです。

床材の種類と特徴については、下記の記事にて詳しく解説しています。

▼参考記事▼
床材の種類を解説! フローリングやクッションフロアなど種類別にご紹介
フローリングと畳のメリット、デメリットは? 張替えの費用をご紹介

畳をフローリングにリフォームする費用相場

作業費+材料費 約20万~30万円(8畳)
(複合フローリングの場合 約20万~25万円)
(単層フローリングの場合 約25万~30万円)

畳のリフォームでは、「複合フローリング」か「単層フローリング」のどちらかの材料を選びます。 もちろん、広さや使う材木の種類によって、費用は大きく変わるので、それらを踏まえてどちらか選びましょう。

畳をフローリングに張り替えるリフォームは、畳を剥がして新しいフローリングを設置するだけの単純な作業ではありません。 下地を設置した後、さらに遮音や防湿も考慮した対策も施さなければいけません。

そのため、DIY初心者の方や早くリフォームを終えたい方には、専門の業者に依頼することをおすすめします。

リフォームの目的がバリアフリー化であれば、介護保険や補助金制度を利用できる場合があります。 介護保険を利用すると、限度額20万円の1割または2割負担程度でリフォームができます。 もちろん、介護を目的としていなければ申請は通りませんが、条件に当てはまる場合は、お住まいの地域にある介護保険窓口へ問い合わせてみましょう。

バリアフリーリフォームの補助金制度や介護保険については、下記の記事にて詳しく解説しています。

▼参考記事▼
バリアフリーリフォームにかかる費用や補助金について解説

【Case2】和室の壁・天井を洋室にリフォームする場合の費用

和室の壁・天井を洋室にリフォームする場合

ほとんどの和室の壁・天井は、「土壁」から作られており、リフォーム方法によって施工内容や費用などが変わってきます。 壁や天井の洋室化リフォームには、主に3つの方法があります。

水性塗料での塗装

水性塗料での塗装は、比較的安く施工でき、カラーバリエーションも豊富な点が特徴です。
土壁の状態が良ければ直接塗れますが、土壁を一旦剥がし下地から塗る必要がある場合もあります。
費用としては、土壁の上から塗る方がより安く済みます。

壁紙クロスを張る

壁紙クロスは非常にデザインが豊富で、部屋の雰囲気を一新することができます。 土壁の上にクロスを張れますが、土壁の多くは表面が平らではないため、平らにする作業が必要になります。
クロスには、防水性、耐久性に優れたものがあり、機能性を求めるとその分費用がかかります。

塗り壁で仕上げる

塗り壁はオーダーメイドで模様をカスタマイズできるのが魅力の一つです。 塗り壁で仕上げる場合は、主に珪藻土などを土壁に塗りますが、土壁を剥がして下地から作る必要があります。
使用する珪藻土は高価で、壁・天井リフォームの中ではもっとも費用がかかります。

DIYでの施工も可能ですが、材質や下地に注意しなければ住宅の劣化を助長させる恐れがあります。

また、「内装仕上げに利用する素材の種類と特徴」「和室の壁リフォームに関する情報」については、下記の記事にて詳しく解説しています。

▼参考記事▼
内装仕上げに利用する素材の種類
室の壁リフォームは何をしたらいいの? 基礎知識と費用相場を分かりやすく解説

和室の壁・天井を洋室にリフォームする費用相場

作業費+材料費 約10万~30万円(8畳)

(水性塗料の場合 約10万〜20万円)
(壁紙クロスの場合 約15万円~25万円)
(塗り壁の場合 約20万~30万円)

壁や天井のリフォームは「水性塗料」、「壁紙クロス」、「塗り壁」の順番で費用が高くなります。

ご自身の予算とニーズにあったリフォーム方法を選びましょう。

【Case3】和室の押入れをクローゼットにリフォームする場合の費用

和室の押入れをクローゼットにリフォームする場合

収納スペースである押入れも、生活スタイルによっては使い勝手が悪く、リフォームを検討される方が多い部分です。 スペースの広い押し入れは、布団など大きなものの収納には非常に向いていますが、ハンガーラックや仕切りなどがないため、服の収納には向いていません。

クローゼットへのリフォームでは、収納方法の好みによっても工程が大きく変わるため、どんな収納方法にしたいのか前もってイメージしておく必要があります。 どんなものをどれだけ収納する必要があるのかを考えたうえで、必要な棚数、ハンガーラックの有無などを検討しましょう。

ここではウォークインクローゼットと壁面クローゼットについて見ていきます。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットはその名のとおり、クローゼット内に歩いて入れる収納スペースです。 クローゼット内にぐるっと一周ハンガーラックを取り付けられるため、まるで室内に倉庫を設けたような高い収納力が魅力的です。

服だけでなく、さまざまなものを一括して収納したい方にもおすすめです。

ただし、ウォークインクローゼットにするには、広いスペースの確保が必要になります。

壁面クローゼット

壁面クローゼットは、壁面のわずかなスペースを上手く利用した収納です。 通常は横に広く、場合によっては壁一面すべてを収納にすることもできます。

場所を広く確保する必要がないため、ウォークインクローゼットほどのスペースが確保できない場合は、壁面クローゼットへのリフォームがおすすめです。

また、クローゼットの扉にも種類があり、それぞれ特徴があります。 生活スタイルに合った扉を選びましょう。
ここでは開き戸、折り戸、引き戸について紹介します。

開き戸

開ける際に扉を手前に引くタイプであるため、一度にクローゼット内の全面が見えます。

扉を手前に引いて開けるため、ドアの手前にスペースが必要で、クローゼット前には物を置けないというデメリットがあります。

折り戸

開き戸のように、扉を手前に引いて開けますが、扉が折り畳まれるように設計されています。 開き戸と同様、クローゼット内の全面が見える点が利点です。

開き戸ほどではないものの、扉を手前に引くためのスペースが必要となり、扉の前に物を置けないデメリットがあります。

引き戸

押入れと同様に、扉を横にスライドさせて開けます。 「折り戸」と「引き戸」とは違い、クローゼット内の半面しか見えません。

しかし、「開き戸」や「折り戸」とは違い、扉の手前に物を置いても支障はありません。 「クローゼットへのリフォームの費用相場」「クローゼットへのリフォームの注意点」については、下記の記事にて詳しく解説しています。

▼参考記事▼
クローゼットリフォームの費用相場とポイント
クローゼットリフォームにおける注意点

押入れをクローゼットにリフォームする費用相場

作業費+材料費 約15万~50万円

(ウォークインクローゼットの場合 約35万~50万円)
(壁面クローゼットの場合 約15万~40万円)

壁面クローゼットは、スペースの広さやハンガーラックなどのオプションによって、かかる費用に幅があります。 ウォークインクローゼットになると、スペースも広い分、大掛かりな作業が必要になってくるので費用はかさみます。

また、和室を洋室にリフォームする費用と注意点については下記の記事にて詳しく解説しています。

▼参考記事▼
洋室リフォームの費用価格はいくら? 和室から洋室にするポイントも解説

和室を洋室にリフォームするのにかかる工数

和室を洋室にリフォームするのにかかる工数

和室を洋室にリフォームするのにかかる日数は工事内容によって幅があります。(どの箇所を工事するか、どのくらいの規模をリフォームするかなど) フルリフォームをするなら大規模な工事が必要になり、1ヶ月以上かかる場合もあります。

部分的なリフォームをする場合、下記のように工事にかかる日数が変わってきます。

壁紙の張り替えのみ

壁紙の張り替えのみを行う場合、工数は1〜3日ほどで済みます。 業者に頼めば、楽に仕上がりの良い張り替えができます。 費用を抑えたい方はDIYするという選択肢もあります。

ただし、DIYで壁紙の張り替えを行う場合、どうしても業者の方が工事するより日数はかかってしまいます。

ふすまに洋風壁紙を張る

ふすまに洋風壁紙を張る場合、工数は1〜3日ほどかかります。

押し入れに壁紙を張る

普段は隠している押し入れを開放して洋風壁紙を張る場合、工数は1〜2日ほどです。

土壁や砂壁に壁紙を張る

土壁や砂壁に洋風壁紙を張ることもできます。工数は3日ほどかかります。 ザラザラしている土壁や砂壁に直接壁紙を張るのは難しいので、パテで平らにする必要があります。

そのため、壁紙を使う他のリフォームと比べて、手間がかかり工数も増えます。

畳をフローリングにする

畳をフローリングにリフォームする工数は2〜7日ほどです。

壁紙の張り替えと同様に、DIYで済ませられますが、難易度が高いため専門の業者に任せることをおすすめします。

入口をドアにする

部屋の入り口がふすまの場合は、入口を木製のドアにリフォームすることもできます。 リフォームにかかる工数は1〜2日ほどです。

洋室化のリフォームは、さまざまな種類があり、それぞれ工事にかかる費用や工数が違います。 希望のリフォーム内容がどのくらいの費用や日数を必要とするのか把握しておきましょう。

和室を洋室にリフォームするときの注意点・ポイント

和室から洋室へのリフォームの注意点

では、和室から洋室へのリフォームでの注意点・ポイントについて見ていきましょう。

リフォームする箇所の優先順位を決めておく

参考までに、和室から洋室へのリフォームを検討されている場合、リフォームをする箇所の優先順位として床→壁→襖の順が望ましいでしょう。 壁と襖は、和室のレイアウトやデザインによっては、リフォーム前の方が良いケースがあります。

床に関しては、床をフローリングに張り替えるだけで、部屋の雰囲気が大きく変わります。 リフォームの費用を抑えたい方は、床から手を付けることをおすすめします。

床の強度や防音性が重要

フローリングは畳と比べて強度が劣る傾向があります。 そのため、床のリフォームをする際は、下地になる根太部分を補強することが重要になります。

また、フローリングは防音性が低く、下の階に音漏れする可能性があります。 遮音性・防音性に優れている素材があるので、防音面での対策を考えておくのも良いかもしれません。

業者に依頼する場合は、フローリング材について相談するようにしましょう。

リフォーム後のスペースを考えておく

和室の襖や押入れをリフォームする場合、スペースの問題が生じる恐れがあります。

洋室のクローゼットやドアは、引き戸になっているタイプが良く採用されていて、引き戸は扉を手前に引くだけのスペースが必要です。 そのため、和室の時よりも窮屈に感じるかもしれません。

部屋のサイズやレイアウトを考慮してリフォーム内容を検討しましょう。

和室から洋室へのリフォーム事例

ここで和室から洋室へのリフォームの事例を3つご紹介します。 ご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

【事例1】費用16万円

【事例1】費用16万円

※許可を得て掲載しています。

詳細情報
【費用】約16万円
【工数】3日
【依頼内容】畳をフローリングに張り替えてください
【業者コメント】ご要望通り、丁寧かつスピーディに仕上げました

【事例2】費用45万円

【事例2】費用45万円

詳細情報
【費用】約45万円
【工数】5日
【依頼内容】現状の和室を使わないので洋室にして子供部屋にしたい
【業者コメント】味が明るい床材を採用、傷に耐久性のあるものにしました。窓には2層ガラスを採用し冬でも寒さを軽減。防犯上窓の外には後付けの雨戸を設置しました。

【事例3】費用100万円

【事例3】費用100万円

詳細情報
【費用】約100万円
【工数】7日
【依頼内容】洋室に変えてイメージチェンジしたい。
【業者コメント】リビングにつながる和室は洋室に。床はフローリング、仕切りには3本引きを取り入れて広々と使えるようにしました。

まとめ

和室からは古くからの日本のおもむきが感じられますが、生活スタイルや用途によっては洋室の方が使いやすい場合があります。 また、和室を洋室にリフォームする方法は、業者に依頼する方法とDIYでリフォームする方法があります。

どちらの場合も、リフォームする部屋の箇所によって費用や工数が変わってくるので、希望のリフォーム内容を事前に明確にしておきましょう。 予算や必要性に合わせ、より豊かな暮らしのためにぜひ参考にしてみてください。

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Q.和室を洋室にリフォームするDIYで行うことはできますか?

部分的なリフォームであればDIYでも出来ますが、工具集めや廃材の廃棄処理など面倒なことが多いので、業者に依頼した方が良いかもしれません。 リフォームの方法は以下の通りです。

畳からフローリングへの床の張り替え

和室から洋室へのリフォームでよくある工事は、畳からフローリングへの床の張り替えです。

ここでは、畳からフローリングへの床の張り替えにおける、DIY方法を解説します。 ます、床の張り替え方法としては、「根太張り工法」と「捨て張り工法」の2種類あります。

根太張り工法とは
「根太張り工法」は、根太となる長い角材で床組みをして、その上にフローリングを接着剤・ビス・釘を使って施工する方法です。

捨て張り工法とは
「捨て張り工法」は、根太となる木材を設置して床組みをして、その上に12mm程度の下地合板(べニヤ板)を貼って下地を作り、仕上げに新しい床材を施工する方法です。

それでは、具体的にDIY方法を解説しています。

  • 用意する道具
    ノコギリ、電動ドライバー、鉛筆、メジャー、手袋、差し金、カッター、ゴムハンマー

  • 使用する材料
    普通合板(部屋の寸歩に合わせて)、根太材、コンパネビス、ネタボンド、フローリング材

【STEP1】畳を撤去する

まず、畳を撤去して、畳下の床に溜まった埃などを掃除します。 この時、チリや埃などが目や口に入る恐れがあるので、必ずマスクなどで目や口を保護しましょう。

【STEP2】根太を設置する

次に、根太材を仮置きし設置する位置を決めます。周囲の壁際に根太材を置いてから等間隔に並べます。 間隔の目安は450mmで、頑丈にしたい場合は、さらに狭く300mmなどの間隔で設置すると良いです。

根太材の位置が決定したら、1本ずつネタボンドで固定していきます。

【STEP3】合板で捨て張りする

設置した根太の上に合板を敷きます。 この時、根太の位置が分かるように根太が通っている合板の箇所に印を付けておくと良いです。 次に、印をつけた部分にビスを打ちます。

【STEP4】寸法を測り割り付けする

フローリングを施工する前に、再度部屋の寸法を測り、フローリング材の割り付けを行います。 割り付け方法は、部屋の寸歩を元にフローリングの列数は何枚になるか、最後の列の幅は何mmになるか計算します。

計算方法の注意点
最後の列が75mm以下になる場合は1列目もカットする必要があります
その場合の計算方法としては、
1列目と最後の列の幅 =
(フローリング材1列の幅 + 最後の列の幅(75mm以下になった時の幅)) ÷ 2

このように、1列目と最後の列の幅が均等になるようにカットしましょう。

【STEP5】1列目の基準線を引く

まず、部屋の奥行きから部屋の中心線を引きます。 次に、1列目になる基準線を引くのですが、ずれが生じないように必ず中心線から数カ所1列目になる点を測り、線で結びましょう。

【STEP6】フローリング材を施工する

基準線が引けたら、1列目になるフローリング材を仮置きし、ズレがないようにピッタリはめます。 仮置きでしっかりはめこめたら、ネタボンドでフローリングを1列目から順に接着して施工完了です。

ここまでは、畳からフローリングへの床の張り替えのDIY方法を解説しましたが、壁紙の張り替えなどもDIY可能です。

ただし、DIYでの和室から洋室へのリフォームは、比較的に複雑で大掛かりな作業を必要とします。 DIY初心者の方や早くリフォームを済ませたい方には、DIYでのリフォームは専門の業者に依頼することをおすすめします。

洋室にDIYするときの注意点

DIYで和室を洋室にリフォームする場合、以下の4つの注意点に気を付けてください。

寸法をしっかり測る

リフォームをDIYで行う場合、寸法の作業は非常に大切で、この作業を怠って失敗してしまうケースが多々あります。 小さい部分であれば修正可能ですが、大きい壁紙や天井のクロス、フローリングなどの部分で寸法がくるうと取り返しがつかないことになってしまいます。

そのため、寸法の作業はシビアに行いましょう。

断熱材や乾燥剤の使用を検討する

床や壁のリフォームをDIYで行う場合は、デザインだけでなく内部の構造についてもしっかり検討しましょう。 床や壁の内部の構造は、リフォーム後の暮らしやすさを大きく左右します。 というのも、内部に断熱材や乾燥剤を入れることで、寒さや湿気が抑えられ、より過ごしやすい部屋に変えられるからです。

床や壁のリフォームは比較的難しい部分なので、内部の構造にまで考慮するのは難しいかもしれません。

そのため、DIYでの床や壁のリフォームが少しでも難しいと感じるのならば、専門の業者に依頼しましょう。

畳の処分方法

畳からフローリングに張り替える場合、畳を処分する必要があります。 基本的に、畳の処分は粗大ゴミとして処分します。

また、畳を粗大ゴミとして捨てるためには、処分費を払い、「粗大ゴミセンター」に事前連絡しなければいけません。 床のリフォームを検討されている方は、事前に確認しておきましょう。

ただし、処分費を払わずに細かく刻んで燃えるゴミとして捨てるという手段もあります。 この場合、畳は普通の道具で細く刻めないため、チェンソーや電動ノコギリなどを使用する必要があります。

畳を処分するときは上記のような注意点に気を付けましょう。

賃貸マンションの場合はDIYできない可能性がある

基本的に、賃貸マンションは現状復帰が義務付けられています。 現状復帰というのは、部屋を返す時に借りたときと同じ状態で返すことです。

そのため、大掛かりなリフォームは元の状態に戻すのが難しいため、賃貸マンションの場合は、床や壁のリフォームは避けるようにしましょう。