2019年4月17日

ディスポーザーって後付けできるの? 後付けの条件や費用も解説

洗い物の後で生ごみの処理をするのは、意外と面倒ですよね。ディスポーザーをキッチンのシンクに設置すると、生ごみの処理にかかる手間がかなり省けます。この記事では、ディスポーザーを後付けするための条件、設置できなかった場合など、ディスポーザーについて詳しく説明しています。

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ディスポーザーでも後付けできる?

ディスポーザー 後付け

一戸建てであれば、ディスポーザーの後付けはそれほど難しいことではありませんが、マンションなどの賃貸物件の場合では、後付けできないことがあります。

そのため、最初に後付けするための条件について解説していきます。必要な条件から外れていた場合は、ディスポーザーを設置できませんので、しっかり理解しておきましょう。

ディスポーザーの後付けには条件がある

ディスポーザーを後付けするためには、下記の条件をすべて満たさなくてはいけません。

  • 自治体で設置が認められている
  • 賃貸物件では規約で設置が認められている
  • シンク下にスペースがある
  • 専用の排水処理システムがある

マンションなど賃貸物件ではディスポーザーが元からついていない場合、設置できない可能性が高いため、後付けしないほうがよいでしょう。 ディスポーザーはどこにでも取付けられるものではなく、自治体によっては取付けてはいけない、としているところもあります。

一戸建てでも場所によって設置できないことがありますので、一度自治体に問い合わせてみてください。また、賃貸物件ではディスポーザーが設置する際、管理組合の許可なしに取り付けることはできません。黙って取り付けた結果、ディスポーザーから流れ出た生ごみが下水道管が詰まってしまい、高額な工事費を請求されたケースもあります。

さらに、ディスポーザーを取付けるには、下水の問題だけでなくシンク下に十分なスペースが必要になります。設置場所が確保できないときは、別途収納スペースの工事が発生しますし、キッチンの状態によっては設置できないことがあります。

専用の排水処理システムについては、次の章で詳しく解説します。

排水処理システムがないと取付けが難しい

浄化槽式タイプ

ディスポーザーを取付けるためには、浄化槽のような処理槽の設置が必須です。ディスポーザーは生ごみを細かく砕いて下水に流すため、そのまま流してしまうと付近の川が汚染されてしまうことがあります。

そのため、下水に流す前に排水処理システムを設置し、なるべく綺麗にろ過してから下水に流す仕組みになっています。排水処理システムは、新規で設置すると10~50万円前後かかりますし、年間の維持費もかかります。

他にも、ディスポーザーには排水処理部分がない、単体ディスポーザーというものがありますが、東京都では単体ディスポーザーの設置を認めていません。間違って購入しないように、家電量販店の店員に前もって確認するか、東京都下水道局 では、設置しても問題ない商品を掲載しています。

単体ディスポーザーはどうして設置できないのか

単体ディスポーザー

単体ディスポーザーは粉砕した生ごみをそのまま下水に流すため、排水管や下水管が詰まる原因になるだけでなく、近くの海や川を汚染してしまう可能性があるため、あまり環境に良い設備とはいえません。

単体ディスポーザーは国で規制してはいないのですが、設置してはいけないという自治体が多々あるので、購入する際は注意してください。 そうはいっても、すべての自治体で認めていないわけではないですし、マンションによっては単体ディスポーザーを後付けして良いというところもありますので、詳細は管理組合や管理会社などに確認してみましょう。

ディスポーザーを設置できない場合の提案

設置できない

自治体やマンションの規定などにより、ディスポーザーを後付けできないとなると、諦めるしかないのでしょうか。設置できないとなったときにおすすめなのが、生ごみを下水に流さないディスポーザーです。

ディスポーザーを後付けできない理由が、排水処理システムがないことなのであれば、生ごみを下水に流さないディスポーザーでしたら、設置できるかもしれません。そうはいっても、自治体の設置可否と管理組合の許可は必要です。

機械式のディスポーザーってどんなもの?

機械式タイプ 出典:株式会社ベルステクノサービス

機械式タイプのディスポーザーは、粉砕室で水と生ごみを分離し、水はそのまま下水へと流して生ごみは処理槽で乾燥させます。生ごみをそのまま排水口に捨てるだけで、後は自動で処理してくれます。

溜まったゴミも1、2ヶ月に1回捨てる程度ですので、大して手間もかかりません。日々のお手入れは粉砕機に氷と食器用洗剤を数滴入れ、作動させるだけなので簡単です。蓋があるのものであれば臭いが漏れるのを防げますし、最新の商品は処理中の音も静かだといわれています。

生ごみ処理機という選択肢もある

生ごみ処理機は据置型の電化製品ですので、許可や申請は必要ありません。
不安に思う方もいるかもしれませんが、賃貸物件でテレビやオーディオ機器を室内に置く際、管理組合や大家さんに許可を取る方はないですよね。

また、ディスポーザー=生ごみの処理機、と紹介されることもあり、一緒のものだと思っている方も多いと思います。ですが、両者は全く別の設備です。その違いについては次の章で詳しく説明していきます。

ディスポーザーと生ごみの処理機の違い

ディスポーザーと生ごみ処理機の違い

出典:株式会社 ISEジャパン

出典:Amazon

ディスポーザーと生ごみの処理機の大きな違いは、生ごみを処理する仕組みにあります。ディスポーザーはシンクの排水口と一体化しており、生ゴミを投入すると水と共に細かく粉砕し、生活排水と共に下水に流す電化製品です。投入できないものもありますが、生ごみの処理する手間がかなり省けます。

一方、生ゴミ処理機は外付け(独立型)の電化製品ですので、キッチンの近くに置いておき、集めた生ごみを処理機の中に入れて乾燥させたり、微生物の力で分解して跡形もなくす商品などがあります。

ディスポーザーと生ごみ処理機には種類(タイプ)がある

ディスポーザーと生ごみ処理機は別の設備である、ということは先ほど説明したとおりですが、ディスポーザーと生ごみの処理機は、それぞれタイプがあります。そして、タイプによって生ごみの処理の仕方が違います。

ディスポーザーは、機械式タイプ、浄化槽式タイプ、単体ディスポーザーに分かれています。機械式タイプでは水と生ごみを分離して処理しますが、浄化槽タイプは水と生ごみを一緒に排水し、別途設置された浄化槽でろ過してから下水に流します。単体ディスポーザーは特にろ過はせずに、そのまま下水に流します。

一方、生ごみ処理機は、乾燥式タイプ、バイオ式タイプ、ハイブリッド式タイプがあります。バイオ式タイプでは、微生物の力によって生ごみを分解し、処理後は肥料として利用できますが、乾燥式タイプは熱や風で生ごみの水分を蒸発させるため、ゴミとして残ってしまいます。このように生ごみの処理の仕方が違うことで、処理後にも影響が出てきます。

ディスポーザーと生ごみの処理機の違いまとめ

ディスポーザーと生ごみ処理機の違いを表にまとめましたので、購入する際の参考にしてみてください。

ディスポーザー比較表

ディスポーザーは安価で購入できるものもありますが、別途工事費が必要になります。 ただし、浄化槽を新たに設置する場合は10万~50万ほどかかり、更にメンテナンス費もかかるため、初期費用は余裕を持って用意しておいたほうがいいでしょう。

ディスポーザーを設置した際のメリット

ディスポーザー メリット

ディスポーザーを問題なく後付けできる方は、ディスポーザーがどんな商品なのか気になりますよね。ここからは、ディスポーザーのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

ディスポーザーのメリットは以下の5点になります。

  • 生ごみを処理する手間が省ける
  • 悪臭がしにくい
  • 害虫や害獣を寄せにくい
  • シンクが広くなる
  • シンクが汚れにくくなる

ディスポーザーの1番メリットは、生ごみの処理をしなくて済むことです。家族の人数が多いと、すぐに排水口のゴミ受けが一杯になってしまいますよね。こまめに掃除をするのも手間ですし、触れるのも嫌だという方は多いと思います。ディスポーザーがあれば、排水口に溜まった野菜の切れ端や食べ残しも、スイッチを押すだけで後は機械が処理してくれます。

浄化槽式タイプや単体ディスポーザーであれば、月に1回程度ディスポーザーの掃除をしてあげるだけですし、機械式タイプはゴミが溜まる仕様になっていますが、捨てるのは月に1,2回なので大した手間ではありません。

さらに、蓋つきのディスポーザーであれば、生ごみの悪臭が部屋に充満するのを防ぐだけでなく、臭いの発生を抑えることで、ゴキブリやネズミなどの発生を防ぐことに繋がります。他にも、生ごみを捨てる三角コーナーを置かない分、シンクが広くなりますし、生ごみの処理をシンク内で行わないため汚れにくくなります。

ディスポーザーでデメリットが発生することがある

次に、ディスポーザーのデメリットをご説明します。 最初のほうで説明しましたように、ディスポーザーは後付けできない場合もありますので、自治体や管理組合に確認してから導入しましょう。

ディスポーザーのデメリットは以下の4点になります。

  • 初期費用が高い
  • 商品によっては作動音がうるさい
  • 維持費がかかる
  • ディスポーザーで処理できない生ごみがある

ディスポーザーは商品価格がそれほど高額ではありませんが、別途工事費がかかるためご家庭の状況によっては、10万円以上になることもあります。専用の浄化槽を新規で設置する場合、50万以上かかるかもしれません。

作動音に関しては静かな商品もありますが、マンションなどの賃貸物件では夜遅くに作動させるのはやめておきましょう。ディスポーザーで処理できない生ごみに関しては、この後詳しく解説します。

ディスポーザーを使用するときの注意点

ディスポーザー

出典:株式会社 ISEジャパン

ディスポーザーは生ごみを処理できるといっても、投入すると内部の機械が故障してしまうものがあります。
ここでは、ディスポーザーに入れはいけない食べ物に関して解説します。

  • 卵の殻
  • 貝殻
  • トウモロコシの皮や芯
  • 栗の皮
  • スイカの皮
  • 牛や豚など大きな骨
  • 焼いていないお餅
  • 高温のお湯、油

上記に挙げたもの以外にも、繊維質な食べ物や高温のもの、固くてディスポーザーで砕けないものは、故障の原因になりますので入れないようにしてください。

ディスポーザーの設置で補助金が使えることがある

ディスポーザーは初期費用が高額になることがありますが、自治体によって導入することで補助金を交付してくれるところがあります。 ただし、生ごみ処理機のみでディスポーザーは対象外という自治体も多いため、利用したい方は担当部署に問い合わせてみましょう。

東京都の葛飾区 を例に説明しますと、2019年4月時点で家庭用生ごみ処理機、またはコンポスト化容器を購入された区民の方に対し、購入費の3分の2(上限3万円)を交付する、生ごみ処理機等購入費補助金があります。

上限が3万円ですので、58,500円(税込)の生ごみ処理機を購入した場合は、
58,500円×2/3=39,000円
ですので上限の3万円を超えるため、3万円が補助金として交付されます。

葛飾区以外にも同じく東京都府中市(ディスポーザーの条件あり)、神奈川県秦野市でも補助金などが対応していますので、お近くの自治体でも行っているかもしれません。

まとめ

ディスポーザー 後付け

生ごみの処理が格段に楽になりますので、ディスポーザーを後付けしたい方は多いのではないでしょうか。しかし、元々設置されていない賃貸物件では専用の浄化槽がないため、後付けできないことがあります。

戸建てでも自治体が設置を許可していないところもありますので、後付けを考えている方は最初に自治体に確認してください。後付けできなかった場合は、生ごみ処理機を利用する方法もありますが、種類が多いので自宅に合ったものを選びましょう。

ディスポーザーは初期費用が高額になることがありますが、補助金制度を利用することでお得に設置できますので、後付けの有無と共に確認しておくことをおすすめします。

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